やられるのが楽しい@半身動作研究会

去年から通い始めた甲野善紀氏の講座。 
その後、機会があれば参加している半身動作研究会。 

参加していて楽しいのは、身体の使い方で 
自分の考えや思い込みが否定されること。 

どう頑張っても耐えられないとか、やられると言うのはなぜだか楽しい。 
(一応、Mとかそういうのではなく。) 
「マッサージで、こっていなかったと思っていた箇所が、 
押されてみたら意外とこっていて、気持ちよかった。」 
に似ている感覚。 
ちょっと何言ってるかわからないな。。。 
わからなくなったのでここまで(笑) 


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以下は、半身動作研究会@恵比寿 
色々体験したので、メモ。 

・オープニング 
参加者がホームランを打った選手を出迎えるように横一列に並ぶ。 
1人ずつ、並んでいる人の手をパンパンタッチしていく。 

続いて、叩く人は、脇に薄いタオルか紙をはさんで同じようにパンパンタッチする。 
この場合、手を使いにくくしているので体幹を使うようになる。 
叩かれた感じは重くなる(気のせい?)。 

・オープニングに関連した稽古 
今度は向き合って立ち、『受け』が斜め下に向けて両手をのばす。 
このとき肘はのばしておいて、ただ立つ。 
『取り』は『受け』の手に自分の手をパシッと当てる。『受け』は倒れない。 
脇にタオルをはさんで同じ事をする。『受け』は倒れる。 
手の動きを制限することで体幹を使えるようにするということ。 
「体幹を使うためには、脇を締めなかきゃいけない。」と言っている訳ではない。 

・正中線を合わせる稽古。 
二人向かいあって立つ。 
すっと手を出して『受け』の手(肘らへん)を押す。 
正中線が合っていると倒れる。 
意識的にずらしたり、合わせたりしてみる。 

これは感覚で掴むしかないようだ。 
自分の場合は外したつもりが、実は合っていて『受け』が倒れたりした。 

・その他 
井桁崩し。 
2人稽古。『受け』は『取り』の手首を掴む。『取り』は手首操作(ここが井桁)をきっかけに手を伸ばす。 
これを文字で説明するのは厳しいな。(略) 

・斬り結び 
道場の隅で袋竹刀での斬り結びをやっている人が。 
甲野先生と同じ、「斬り結びから相手の竹刀を下に落とす。」という技をやっている方が 
いたので、『受け』させてもらうことに。 
『受け』と言ってもこちらはただ耐えるのではなく、本気で勝ちに行くつもり。 
が、全く歯がたたない。 
この技は横方向どうしでぶつかりあう時に、 
上からの力がかかると抵抗出来ないという事らしい。 
ここにくるとやられてばかりだが、かえって面白い。 

・気になる人 
剣術をやられているらしき方。 
膝の抜きがうまく、体捌きがすごい。 
膝を抜いての動きは、甲野先生に近いのではないかと思えるほど。 
あの動きがサッカーのDFに使えたらかなり有効だろうなぁ。 

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