古武術 for 肩こり

たかが肩こり、されど肩こり。 
私も職業がら肩こり。 
これはひどくなると、頭痛になったり、気持ちが悪くなったりするので侮れない。 


腕をぐるぐる回す程度ではどうにもならなくなってしまい、 
ドイツ製の高級ツボ押しグッズを買ってみたり(けっこう効く)。 
マッサージに通ってみたり。 
塗り薬のお世話になったり。 
色々試したけど、どれも一時的には効くが、またこってしまったり、『揉みかえし』という筋肉痛みたいな状態になってしまったりしていた。 

私の場合、目の疲れも一因なので根本的に解消するのは難しいのかもしれない。 
しかし、仮にも甲野先生に影響を受けて、身体の使い方を見直したいとか言っている私が、 
自分の肩こり一つどうにも出来ないようではイカン! 
という事で、実は去年の10月あたりから色々試している。 

効果を実感しているのが、『古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」』にある、 
後ろ合掌(※実は古武術ではない)。 

これは背中側で合掌するというもの。 
肩こりの人に紹介しているが、20代後半以上の男性に出来ない人が多い。 
やると、背中がバシッと伸びます。ぜひお試しあれ。 
本には他にも解消法が載っているので、肩こりさんは本屋で立ち読みしてみて下さい。 


分かりやすい形で出ている効果は、「背中側での手のたすき掛け」。 
以前は、指先でようやく握手という程度だったが、 
先日久しぶりにやってみたら、なんと両手をがっちり握れるようになっていた。 
でもこれは、『出来たからなんだ』と思われるかも知れない。 
実際改善したポイントは、 
ひどくなるまで気付かずに放っておくことがなくなった。 
マッサージや薬の頻度が減った。 
肩甲骨下あたりのコリは自分でほぐせるようになった。 


まだ自分でほぐせない箇所が、首とか肩甲骨上側の肩のあたり。 
良い方法ありませんかねぇ。 

先日読んだ本 
「自分を生かす古武術の心得 」に 
解消法が紹介されていたので、こっちも試そうと思いますが。 
※肩こり解消の本ではありません。 
手裏剣術の稽古を通して、感じたことをつづられた本です。一応。 

目指すは肩こりのない身体! 
しかし、肩もまだまだ、その後は腰も背中もほぐしたい。 

頭も。 



「古武術で毎日がラクラク!―疲れない、ケガしない「体の使い方」」



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