あれから1年

初めて甲野先生の講習会に行ったのが2007年の9月17日の綾瀬(東京武道館)。
今月でちょうど一年になった。

振り返るには短すぎるけど一年の区切りとして、
当時のメモを見ながらちょっとだけ振り返ってみようと思います。


甲野先生の存在を意識するようになったのは2007年7月頃、初参加の2ヶ月程前。
毎週のようにサッカーをやっていた私はサッカーに役立てようと、2軸動作について調べていた。
『2軸』、『常足』、『ナンバ』、『古武術』のような感じですぐに『甲野善紀』まで繋がったんだと思う。
程なくしてホームページから色々な場所で甲野先生の講習会が開かれているのを知ったが、
この時はまだ参加しようとまでは思っていなかった。

しかしその後、TSUTAYAで偶然目にとまり何となく借りたDVD『身体操作術』を観た途端、
「実際に技を体験したい!」という衝動にかられてしまった。
DVDを借りたのが9月9日の夜で、講座に申込んだのが10日だからかなりの衝動参加だ(笑)


同じく10日に著書『身体から革命を起こす』を購入し、本とホームページの随感録を読む予習を始めた。
多少の予備知識が無いとせっかく聞ける話について行けないのは嫌だったし、
何も知らないのは失礼だと考えたからだ。
学生の頃はすすんで予習した記憶なんてほとんど無いのに。

話がすこしそれるが、勉強の出来不出来は、頭の良し悪しよりも興味が持てるかどうかにかかっているに違いない。
これは人材育成や子育てにも重要なポイントだと思う。興味を持ってしまえば教えなくたって調べるだろうし、
それでもわからなければ聞いてくるだろう。


話を戻すと、すっかり興味を持った私はDVDを何度も見返したり、
著書『身体から革命をおこす』の技のページにフセンを貼ったりしながら講習会までの1週間を過ごした。


初回の参加目的はとにかく技を体験すること。
機会があればサッカーの競り合いに使える技である『手乗り文鳥』を実際に受けること。
どんな感じがするのか、ほんとに技にかかるのか?

DVDでみた参加者達のぽかん顔ともキョトン顔とも何とも言えない表情や、
明らかに何もわからなそうな表情なのに何故かうなずいてしまう反応。
技に思いっきりかかっていながら納得できなくて何度もリクエストする反応など、
果たして自分の反応はどれにあてはまるのか(笑)


あれ、予想外に日記が長くなってしまった。
続く。

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