張るな出せ@第3回 骨盤おこしセミナー

『腰痛とおさらば』を目的に参加している骨盤おこしセミナー3回目。

3回目ともなるとおさらいの部分も増えてくるが、
自主練習の成果をみてもらう貴重な機会ととらえている。
やり方が間違っていたら続けるのは無意味どころか逆効果ですから。

初参加の人も結構いて、しっかりポジションを教わっていた。
以前日記に書いた前傾しすぎて動けない姿勢になる方が大半で、
骨盤が自然におきている人は今回もゼロであった。
もしかして日本には存在しないのか(笑)


さて私もこの日までの成果を見て頂いた(ちょっとドキドキ)。
骨盤がおきる位置は一度教えてもらえば股関節の自由度や、
正座から前傾していく時の坐骨が後方に通り過ぎる感触で感じることが出来る。
難しいのは胸椎の操作だが、これも半身動作研究会や姫先生(7ヶ月になったうちの娘)、 後ろでんぐりがえりもどき(※硬めの床に背骨を感じながらゴロゴロ)、『ナンバの身体論』の成果で多少意識して動かせるようになった。
実際に見ていただいたが悪くないとの事。
2ヶ月前の私を知る中島先生とIさんは私の晴れ舞台に感動すらしたらしい?(笑)

1回目から参加していて、下駄を履いてトレーニングしているS水さんも
前回見たときよりも歩き方が中村先生の言われているそれに近づいていた。
やり方を間違えずに続けていれば変わるんですね。
まだまだその先があるわけで、続けていかないといけないんですけど。


胸を出す身体操作は、結果として『背中に谷間を作る』『胸椎に頭を乗せる』を生み出すのが理想。
今の私の感覚では2つの要素により、実現させるのではないかと考えている。
『背中の谷間』・・・胸椎を前に押し出す。胸椎を前方平行にずらす感じ。
『頭を乗せる』・・・胸椎を上に反らせる。バストトップをあげる感じ。胸椎をくの字に曲げる感じ。

注意すべき点は胸は出すのであって、張ってはならないこと。
張ってしまうと重心が後ろにあるままなので、動きに使えないのです。

張ると出すの違いはわかりづらいけど、うちでは姫先生がいつもお手本を示してくれる。
中村先生曰く、『赤ちゃんが出来るんだから出来るはず。やるんです!』
『出来ますか?じゃなくて、やるんです!』
帰ってから姫先生を見ると、腹ばいでも骨盤がおきていることに気づいた。
そのまま腕を突っ張って、胸を出しながら顔を上げる。
胸椎の真上に顔が乗っているので、首が自由に動く。
腹ばいでほぼ真後ろまで振り返る!!
大人がこれをやるとちょっとしたホラー映画になりそうな動きです。
また1ヶ月後まで姫先生をお手本に頑張るぞ!


そうそう、中島先生繋がりのせいでセミナーは稽古会で見る顔がたくさん。
休憩時間にはプチ稽古が始まり、骨盤おこし効果を技で検証してみたりして
楽しい時間を過ごすことが出来た。
T橋さんや、H川さんに目に見えてわかる変化が出ていたのが興味深い。
恵比寿で検証済みですが『一畳相撲』に即効性の効果があります。

この日は他にもプロダンサーの方、アイスホッケー、卓球、楽器演奏、整体師(!)など
バラエティに富んだメンバーが参加していた。おかげで普段聞けないような話も聞くことが出来て大変有意義なセミナーでした。


皆さまどうもありがとうございました。

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