超稽古法@半身動作研究会

雨のせいか人数が少なかった半身動作研究会の話。


稽古後のお茶で、中島先生が野口悠紀夫著『超超整理法』を持って来ていて、この『超○○法』シリーズが稽古に繋がっているという話になった。
『超勉強法』のパラシュート勉強法というもの。
勉強をするとき、復習から始めるのではなく、解かなければいけない問題から始めるのである。
当然わからないので少し戻って勉強する。ここでもわからない箇所があればまた少し戻って勉強する。

まさに甲野先生の技を受けて『???』とした上で、恵比寿で稽古すると『!!!』となるやり方に当てはまる。
しかし、これがいきなり恵比寿だとやはり『??』となってしまう危険性がある。
これに絡んで中島先生が言った一言『ここ(恵比寿)でも結構不思議な事をやっているんですよ。』が、面白かった。
我々は知ってか知らずか『超勉強法』ならぬ『超稽古法』の恩恵を受けているというわけですね。
中島先生がことさら『わからなくてもいいから甲野先生の技を受けておくと良いですよ。』と言うのは、『超稽古法』の基本を抑えるという事でしょう。


ここからは超稽古の話(笑)
雨のせいか、人数少なめ。じっくり出来るので、これはこれでいいですね。

Iさんと。
・浪之下
とにかく『力みを消す』が課題。
さらに力みを消す方向に稽古法もシフトしている。
沈んだ結果、手が引っ掛かろうが力が抜けていれば良し。
私がやると引っ掛かる時にぶら下がるか、押し下げようとしてしまい力んでいることに気づく。


・散らす
これもIさんと。
立ったまま腕相撲をするように互いに力を掛け合い、拮抗した状態で力みの分布を観察する。
次に力みを散らす。
散らした後で、力みの分布を観察する。
これをじっくりやる。

肩の力みを感じるも、散らすことが出来ない。

この稽古は目下の課題の『力み』を観察するのに良い。

S川さんと。
・『骨盤おこしの効果』
座りで手を持たれた状態から、骨盤を後傾からおこして来ると『受け』が崩れる。
崩れる前に手を使ってしまう止まる。

・『触れる』
動きの少ない場所に合わせると自分の身体に一体感が出てくる。
受けていると不思議とこちらの身体とも一体感が出ているような。
馴染んでくる感じで、抵抗する気にならない。

・『ついていく』
皮膚を動かすと、受けが動くのでついていく。ついていく時、持ち上げていまうと一体感がなくなる。
ピタッとしたほうが、一体感が出る。


そうそう、お茶の席で中島先生、S川さんに紹介して頂いたホーミー聴いてみました。
音が2つ聞こえます。変ですねー!
面白い(^o^)

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