満員御礼@東京武道館

またまた遅い日記。
GW中に東京武道館で行われた甲野先生の講座の話。


連休中のせいか、いつになく多くの参加者。
講座中は熱心な人たちが周りを囲んでいたのでなかなか近づけなかった。
講座の最後で先生に『同側の斬り落とし』をリクエスト。
技を受けられる嬉しさと進化した先生の技の効きが合わさって、
なんだか派手に転がってしまった。


見取り稽古で先生の動きをみながら周りで稽古仲間の方々と色々と稽古してみたり。
それにしてもこの日の先生は、説明がわかりやすかった(笑)

手の甲を上にしてから手首を返す、抱っこする赤ちゃんの抱き方や、
手のひらを上にしてから手首を返す、ピアノの弾き方など、
手の向きと、身体の関係についてかなり丁寧に説明されていた。
その他にも介護の上体おこしを何バージョンも披露したり、
熱心な参加者に手取り足取り教えたり(教えられた方達は『浮き取り』などを見事成功させていた)。


■辰巳返し
Sさんのは強力で、私のはあまり変わらない感じ。
追い越し禁止を守ることで一度止められたところから動き出せる気がしているのだけれど、
ここ数ヶ月そんな気がしているだけで出来ていない。


■斬り落とし
回り込まれなくてもきついけど、回り込まれるとさらにきつい。
K籐さんからヒントを受ける。自分がやりやすいように動くと相手は耐えにくいというもの。
講座の後、K磯さんから受けた「足を丁寧につかう」版でも身体に感じるものがあった。
ファミレスの席で隣にいたSさんに試したけど、これまでのやり方とは違いがあるようだ。
立ちで稽古したい!


■小手返し
講習会後に行ったファミレスで先生の横にいた方が手を動かしていたので、
「今なら先生の技を止められそうですか?」と言って、先生の技を受けてもらう。
と、そのまま講習会@ファミレス状態に突入(本当は最初からこれが目的)。
私も仙台で気づいたと言われる小手返しを受ける。
腕を体幹部に寄せるようにして耐えるが、
先生が同じように身体が腕に寄るように動くと、
耐えているのか技にかかっているのかがわからなくなってしまう。
と思ったら技にかかっていた。


先生は9日から渡仏中。
しばらく講座は開かれないが、その間に変化した技を受けられると思うと次回が楽しみだ。


この後、八光流柔術研究会とシステマ青の日記も書きたい。

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