マンツーマン@ノーブランド柔術研究会

ノーブランド柔術研究会(八光流柔術稽古会)の話。
この日は参加予定のKっちさんが寝坊で、私と広沢先生とのマンツーマンという贅沢稽古になった


・肩、肘を抜く。
・接触面の感触を変えない。
・相手の先端が動くように導く。
広沢先生の説明が、各技の具体的な動きについてではなく、
すべての動きに共通する説明に受け取れた(実際にそういう説明もされていたし)。

この稽古会も初参加が去年の6月だったから、休み休みとはいえもうすぐ1年になる。
ようやくこのような解釈と理解が出来るようになってきたようだ。
こうなるとさらに楽しくなってくる!
まあ、肝心な動きの方はまだまだこれからだけど(^^;


広沢先生の説明をもう少し詳しく書いておこう。
相手に腕を持たれるとき、肘から先だけ張りを持たせつつ、肩・肘を抜いて動く。
手が遠いと肘が力みやすい。
この時、自分から近づいていくと肘が落ちた状態になり、動きやすくなる。

相手の先端を動かすように。
掴まれた箇所から動かそうとしない。
これらは、接触面の状態は出来る限り保ちながら動くということを指しての注意点。
自分の手の動く範囲だけでは相手は崩れない。
身体を動かしながら自分が楽なほう、相手が楽なほうに動く。
両手を掴まれた状態では、左右差をつけると投げに繋がる。

この動きは相手が強く掴んでいない時でも同じ。
接触面に変化がおこらないように動く。
ただし、相手が崩れやすい方向に導くように動くこと。
そうしないと動くけど崩れないという状況に陥る。


■難しかったこと。
相手の手をぎゅっと握りつつ、肩・肘は抜く。
ポイントは『抜けないときは近づく』だ。
んー、これが広沢先生の言う「たくさんあるボリュームのつまみをそれぞれ微調整する。」というものか?!
課題にします。


■忘れてはならない
腕相撲(笑)
「好きだねぇー」と言われながら今回も教わる。
今回は立ち技で教わった。
基本的には全部他の技と同じらしい。
握った手の圧力は変えない(増やさないし、減らさない)。
肘を落とすだけでもいいし、巻き込むように動いてもいい。
大事なのは相手の先端から動く意識を持つこと。
そろそろかかる人にはかかるというところまできたかな(^^)v
宴会芸で披露出来る日も近い!?


■稽古のメモをずらり。
前に出した両手を掴まれた状態から、関節をキメて崩す。
外側から自分の手を巻き込んで、相手に触れた位置から接触面の状態を変えずに肘の落下。
前に出した片手を掴まれて状態から、関節をキメて崩す。
外側から自分の手を巻き込んで、相手に触れた位置から接触面の状態を変えずに肘の落下。
同じく巻き込み版。巻き込むときは自分の身体が楽な方へ動くこと。
胸ぐらを掴まれた状態から、関節をキメて崩す。
胸の接触面の状態を変えずに動くこと。
上腕を掴まれた状態から、関節をキメて崩す。
外側から自分の手を巻き込んで、相手に触れた位置から接触面の状態を変えずに肘を巻き込む。
自分の身体が楽な方へ動くこと。
十分に巻き込んでいないと思っても相手に触れたらその接触面の感触を変えないように動くこと。
袖を掴まれた状態から、関節をキメて崩す。
接触面の状態を変えずに、相手の先端から相手が崩れやすい方向に動くこと。
手のひらどうしを付けあった状態から、相手を動きやすい方向へ誘導する。
接触面の感触を変えないように動くには、肩・肘が十分に抜けていること。
距離が遠すぎて肘の力が抜けない場合には距離を縮めてでも肘を弛めること。


広沢先生、ありがとうございました!!

この日いった馬橋駅前のラーメン屋「てっぺん」
おいしゅうございます。

コメント