構造動作トレ@半身動作研究会

引っ越しもあって久しぶりの参加となった半身動作研究会。
引っ越し後、PCがネットに中々繋がらなくてようやく書けるようになった一週間以上前の稽古の日記。

恵比寿では珍しくHさんがいなかったせいもあって、構造動作トレーニングを一通り。
股割り、腰割り、立位体前屈、スクワットonバランスボード、牧神の蹄。

■牧神の蹄
中島先生もこの日は構造動作トレーニングの基礎トレーニングを取り入れた、ナンバ歩きを中心としたメニューだった。
蹄も用意されていたので久しぶりに乗ってみるが、
苦もなく歩けるようになっている。
股割りトレーニングの成果で小指と繋がってきたということだろう。
暑くてしっとりしていたせいもあるかも知れないけど(笑)。

■股割り
もう膝は痛くならない。
しかしこの日は靴下をはいていなかったせいで、踵をキープするのに床との摩擦がきつかった。
靴下はあったほうが良い。

■腰割り
椅子に座り、スネを真っ直ぐにセット、腹圧かけながら骨盤をおこして腰割り。
腹圧を思い切ってかけてみたら背骨の左前あたりのお腹の中が、なんかグネっと動いた。
毎回動くわけではないようですが、なんでしょうかこれは。

■スクワットonバランスボード
なんだかんだで地味に続けているので慣れもあるかも知れない。
1本足に設定したバランスボードの上に立つ。ゆっくりしゃがむ。ゆっくり立ち上がる。の成功確立が上がってきている。
物って稽古相手と違って上達したりしないので、自分の上達度合いをはかるのにたまに利用すると便利。

■宴会芸披露
gさんのリクエストで広沢先生直伝の腕相撲で負けたところから相手の身体ごとひっくり返す宴会芸を披露。
gさんが参加している道場の先生も指一本の形で同じようなことをするそうな。
『自分も相手も一緒になって動く感じですね。』というgさんの感想はさすが。
私が教わった『繋がる』という感覚を言い表しているように思う。

■正面の斬り
Hさん登場!というわけで輪を離れて別稽古。
Hさんの”後手で対応するが、身体は受ける前からすでに対応しているような状態。”での『正面の斬り』を受ける。
これまでの体幹が参加するという状態でも十分強力だが、
最新の動きの感触に比べるとまだ動きに時間差を感じる。

■『起こりを捉える』
Eさんが作成したスポチャン用の剣で稽古。
突いても相手が怪我をしないので安心して動かせる。
Hさんの動きが良い。
私のおこりを的確に捉えるばかりでなく、捉えるのと同時に動けている。
『鎌柄』の感じで動けたときに小手に当てられるかどうかといった具合で、
もっと私のほうが進化しないとHさんに刺激を与えられなくなってきた感じがする。
しかしこのおこりを捉えることに関しては、とっても重要なポイントだと感じているだけに焦って下手な稽古もしたくない。
今は何が良い稽古で何が良くない稽古なのかもわからない状態だが、
次元の違う世界に地道に近づく方法を模索中と言ったところ。

■『浪之下』
こちらもHさんに進化があった。
手と体幹の動きを同じくらいにすること。
手も体幹もフルスロットルにするのと比べると一体感が違う。
身体がより一体化した状態で重みがかかり、最後まできれいに通る感じ。
この一体感があっての『正面の斬り』だったか。

■『斬り落とし』
先日の東京武道館でK磯さんと稽古した”よじ登るように手を下げ、ジャンプするようにしゃがむ”を試す。
技の入りはなかなか良い感じ。だだ、K磯さんとやったときのほうが上半身と下半身の連動を感じることが出来ていた。
今回は途中で肩があがってしまい良くない。
と思っていたら、Hさんから身体の構造的に肩があがらない姿勢でやってみるという提案があり、試してみた。
同じように肩があがりそうになるが、構造に助けられる形で力まずに動くことが出来た。
これは感覚を得るのによさそうだ。

■かいなを返す
中島先生から受けた技。
腕をもたれたとき、ただ『かいなを返す』というもの。
肘の角度を変えない。肩を回さない。肩胛骨も動かさない。
やっちゃけないことが多いと動けなくなる(なった)。
身体を割って使えるように。稽古、稽古。


稽古後のお茶でこの日参加された女性が絵本を書いたというので見せていただいた。
製品化されるのでしょうか。是非購入したい。

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