今や活動場所は野田じゃなくて柏なんですけど。
遅刻した上に会場を間違えて到着。
慌てて正しい会場に向かう。
到着すると『牧神の蹄』でトレーニング中であった。
私もさっそく着替えて『股割り』。
最近の稽古は構造動作トレーニングから始まるようになっているのか。
しかし私にとっても伸び伸びとトレーニング出来るチャンス。
ここぞとばかりに足指を握る。
足首を伸展させて小指側を床に押しつける。
このとき股関節には外回りに回転する力が働く。
小指を押しつける以外の力が入らないようにしながら股関節の位置を感じていると、股関節の外旋がはじまる。
以前はここで膝が痛くて仕方がなかったのだが、小指側を強く意識して握るようにしてからは、痛くならない。
痛くないので今までよりも頑張れる。
結果として股関節の外旋可動域がひろがってきている。
前回のセミナーで指摘された、小指を床につける方向を意識してやっている成果が表に出始めたようだ。
この日の稽古も『骨盤おこしと武術』の回でやったように親指を積極的に使わないようにすると動きの質が変わるというものや、
股関節がゆるんだ状態で相手に触れると相手の股関節も緩むという稽古が中心だった。
以前、骨盤をおこしただけで技が強力になることに違和感があったが、
最近は当たり前のように感じる。
楽な姿勢で無駄な力みが出ない状態になるのだから、技は強力になって当然だ。
姿勢を作らなきゃと思ってしまうと動きに制限が出てしまう。
技の稽古のときはこの点だけ注意かなぁ。
■白川崩し、E木崩し
背中側にまわり、相手の肩に手を乗せる。
小指側から相手に触れるのが白川崩し、はじめから手のひらで触れるのがE木崩し。
触れる側は股関節をゆるめた状態で立ち、ただ手を下げる。
相手を引き寄せたり、自分が後ろに下がったりしなくてよい。
■重心の移動。手は動かさない。
相手に触れている腕は動かさない。
腕は重心が移動する力を相手に伝える通路。
通路に力が入ると重心移動の力は途絶えてしまい伝わらない。
重心の移動ははじめは大きく、だんだん小さく。
見た目には移動したことがわからないくらいにしていく。
■立ったまま触れる。手だけ動かす。
相手に寄りかからずに立つ。
相手に触れてからも寄りかからずに立ち続けることが出来れば技になる。
手だけ動かす。
■同時に動かす。動かない。
重心移動と同時に腕も動かす。
一緒に動いてしまうと相手はその力に抵抗し、動かない。
■同時に動かす。たぶん動く。
重心移動と、手を動かすということをバラバラにそれぞれを独立させて行う。
今回はやっていないが、たぶん相手は動く。
2力の合成。3要素同時進行。ということ。
■相手を立たせる@体育座りの人
立つ気がある人にだけ有効。
体育座りの人の二の腕あたりを掴む。
股関節を屈曲させた状態から一気に伸展させた状態まで持っていくように立つ。
相手を掴むのは小指側。親指側に力を入れない。
■相手を立たせる@椅子に腰掛けている人
こちらも立つ気がある人にだけ有効。
椅子に腰掛けている人の腕を手のひらに乗せる。
手は何もしないで重心を前の足から後ろの足に移す。
起こす側の股関節が緩んでいないと相手の重心が後ろに残り、立てない。
重心の移動は考えながらやるのではなく、一気にスッとやる。
稽古に共通して言えることだけれど、考えながらやると(あれ?)とか(おや?)とか思って動きが止まるが、
止まってから(こうかな?)(ああかな?)とさらに考えるのはさらにNGだとのこと。
甲野先生は良くやっていますが、甲野先生だから研究になるわけです。
我々が稽古中にやるとハマるだけのようだ。
ジークンドーのブルース・リーも「Don't think.Feel.」と言っているし、
韓氏意拳の韓先生も「やるまでは失敗しない。やろうとする時に失敗するかどうかは考えなくていい。」
と言っていました。
システマでも難しい局面では「呼吸をしろ。」と言われます。
あらゆる場面でそれが出来るようになると凄いことになりそうですね。
凄いことになると面白そうなので稽古しているわけです。
スッとやるんですね、スッと。
遅刻した上に会場を間違えて到着。
慌てて正しい会場に向かう。
到着すると『牧神の蹄』でトレーニング中であった。
私もさっそく着替えて『股割り』。
最近の稽古は構造動作トレーニングから始まるようになっているのか。
しかし私にとっても伸び伸びとトレーニング出来るチャンス。
ここぞとばかりに足指を握る。
足首を伸展させて小指側を床に押しつける。
このとき股関節には外回りに回転する力が働く。
小指を押しつける以外の力が入らないようにしながら股関節の位置を感じていると、股関節の外旋がはじまる。
以前はここで膝が痛くて仕方がなかったのだが、小指側を強く意識して握るようにしてからは、痛くならない。
痛くないので今までよりも頑張れる。
結果として股関節の外旋可動域がひろがってきている。
前回のセミナーで指摘された、小指を床につける方向を意識してやっている成果が表に出始めたようだ。
この日の稽古も『骨盤おこしと武術』の回でやったように親指を積極的に使わないようにすると動きの質が変わるというものや、
股関節がゆるんだ状態で相手に触れると相手の股関節も緩むという稽古が中心だった。
以前、骨盤をおこしただけで技が強力になることに違和感があったが、
最近は当たり前のように感じる。
楽な姿勢で無駄な力みが出ない状態になるのだから、技は強力になって当然だ。
姿勢を作らなきゃと思ってしまうと動きに制限が出てしまう。
技の稽古のときはこの点だけ注意かなぁ。
■白川崩し、E木崩し
背中側にまわり、相手の肩に手を乗せる。
小指側から相手に触れるのが白川崩し、はじめから手のひらで触れるのがE木崩し。
触れる側は股関節をゆるめた状態で立ち、ただ手を下げる。
相手を引き寄せたり、自分が後ろに下がったりしなくてよい。
■重心の移動。手は動かさない。
相手に触れている腕は動かさない。
腕は重心が移動する力を相手に伝える通路。
通路に力が入ると重心移動の力は途絶えてしまい伝わらない。
重心の移動ははじめは大きく、だんだん小さく。
見た目には移動したことがわからないくらいにしていく。
■立ったまま触れる。手だけ動かす。
相手に寄りかからずに立つ。
相手に触れてからも寄りかからずに立ち続けることが出来れば技になる。
手だけ動かす。
■同時に動かす。動かない。
重心移動と同時に腕も動かす。
一緒に動いてしまうと相手はその力に抵抗し、動かない。
■同時に動かす。たぶん動く。
重心移動と、手を動かすということをバラバラにそれぞれを独立させて行う。
今回はやっていないが、たぶん相手は動く。
2力の合成。3要素同時進行。ということ。
■相手を立たせる@体育座りの人
立つ気がある人にだけ有効。
体育座りの人の二の腕あたりを掴む。
股関節を屈曲させた状態から一気に伸展させた状態まで持っていくように立つ。
相手を掴むのは小指側。親指側に力を入れない。
■相手を立たせる@椅子に腰掛けている人
こちらも立つ気がある人にだけ有効。
椅子に腰掛けている人の腕を手のひらに乗せる。
手は何もしないで重心を前の足から後ろの足に移す。
起こす側の股関節が緩んでいないと相手の重心が後ろに残り、立てない。
重心の移動は考えながらやるのではなく、一気にスッとやる。
稽古に共通して言えることだけれど、考えながらやると(あれ?)とか(おや?)とか思って動きが止まるが、
止まってから(こうかな?)(ああかな?)とさらに考えるのはさらにNGだとのこと。
甲野先生は良くやっていますが、甲野先生だから研究になるわけです。
我々が稽古中にやるとハマるだけのようだ。
ジークンドーのブルース・リーも「Don't think.Feel.」と言っているし、
韓氏意拳の韓先生も「やるまでは失敗しない。やろうとする時に失敗するかどうかは考えなくていい。」
と言っていました。
システマでも難しい局面では「呼吸をしろ。」と言われます。
あらゆる場面でそれが出来るようになると凄いことになりそうですね。
凄いことになると面白そうなので稽古しているわけです。
スッとやるんですね、スッと。
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