第2回「技で振り返る松聲館の歴史」

pomeraを持ち忘れたせいで、日記の更新がだいぶ遅れております。
方条さん企画、中島先生講師による講座。
「技で振り返る松聲館の歴史」
今回で2回目。前回に引き続き私はカメラ係で参加。
カメラが苦手という方たちを避けてうまく講座の様子を撮れたのではないかと自負している。


今回は水鳥の足の頃からのスタート。
技を受ける楽しみもあるが、中島先生が説明に織り交ぜる当時のエピソードが面白く、聞き逃せない。
生き字引と言われる中島先生の話を聞いていると、
甲野先生の技のルーツが何となく見えてくる。
今でもそうだが、当時から色々な方と縁があって、その影響を受けてきているのだ。
A木先生のS道の合宿に甲野先生と中島先生が2人で参加した話など、実に興味深いエピソードを聞くことが出来た。
こういったエピソードにも興味のある方は第3回の開催を楽しみに待って欲しい。

事前に年表が配られるのだが、どこまで歴史を振り返ることが出来るかは、当日の状況次第。
今回は、前回の復習ちょこっと、エピソード満載、質問で盛り上がるなどしたせいもあって進んだのは結局2、3行程度だったか。
「膝の抜き」
「剣につられて動く」
「S道風の突き」
あとはこれまで聞いたことも無いような名前がついている稽古などを紹介され、実に楽しい時間を過ごすことが出来た。

今回は講座の後がまた面白い。
会場をそのまま借りて、懇親会&稽古会が企画されていた。
この企画は各自、飲み物・食べ物を持ち寄って参加者同士お話するもよし、稽古するもよし、休憩するもよしという自由時間を楽しめるものだ。
何となく始まった自己紹介の後は、さっそく稽古。
股割りなど思う存分稽古できた。
G味氏手製のラバー剣を使っての打ち合いの稽古など、
普段やらないようなものまで取り組むことが出来てとても充実した一日となった。

懇親会の後は、S女史の提案で3次会へ。
ここでもK野さんらと普段聞くことの出来ないお話をうかがうことが出来て、もう一日中充実していた。


中島先生「この企画は面白いですね。私も今でこそこうして説明していますが、当時は出来なかったことなんですから。あらためて考えてみるというのは面白いです。」
当時は出来なかったという話、考えてみれば当たり前の話のはずだけど、
普段教わっている身としては、なんだか意外で、新鮮な印象を受けた。
うーん、この企画面白い!

続いては、東京武道館で甲野先生の講座に参加した話と、久しぶりに恵比寿の稽古に参加した話になる予定。

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