琉煌會主催 城間流@千葉・東京セミナー

城間流のセミナーに参加した話 

・相手を思いやる気持ち 
・本気で続けること 
これはきっと文章で伝える事は出来ない。 
セミナーに参加するなどして直接話を聞くしかない。 
城間先生は、「これが理解出来れば本当に全てが変わる。」とまで言う。 


本当にいろいろと考えさせられる話を伺った。 
なぜ武道をやるのかという話。 
「何のために武道をやっているのですか」 
「強くなりたいですか」 
「どこまで強くなれば気が済みますか」 
「身につけた技を何に使うのですか」 

城間先生は何とかご自身が掴んだ想いを伝えようと説明されていた。 
しかし、これらは素直に聞いたからといって、簡単に身に付くものではない。 
教えてもらって覚えるものではなく、自分で考えて納得していかなくては意味がないだろう。 

自分は変わる必要があるのか、それも今はわからない。 
変わったときのために今の気持ちをまとめておこう。 
「何のために武道をやっているのですか」 
⇒身体の不思議さが楽しくてしょうがないから。 

「強くなりたいですか」 
⇒わからないけど、上達したい。 

「どこまで強くなれば気が済みますか」 
⇒想像がつかない。 

「身につけた技を何に使うのですか」 
⇒興味を持つ人に受けてもらって、身体の不思議さを楽しんでもらいたい。 


元々サッカーに活かせるかも知れないと思って始めた武術稽古。 
いつのまにか、身体の不思議さに夢中になって武術稽古がメインになっていた。 
動機がそうだから、誰かと戦って勝ちたいとか相手より強くなりたいという気持ちが薄い。 

今のままでも良いような気がする。 
もっと深く追求するには変わる必要もあるような気もする。 


この日の最初は、考えさせられる深い話。 
この日の最後は、何も考えずに動く稽古。 
ただ真っ直ぐついてくる相手のパンチを自由に捌いて崩すというのを5回ずつ、参加者同士全員が当たるように稽古した。 
私は漏れなく崩されるが、相手の方は崩れたり、崩れなかったり。結果がどうであれ、感じたように動くことを心がけた。 
ラストがO氏だったが、強烈な威力でした。 
夏と辛いもの以外で、久しぶりに汗をかいた。 




最初と最後以外のメモ 
■当波 
 
上から、下から 
腰まで連動させると威力が出すぎて危ないので、人相手には使えないのだそう。 

■正中線、重心 
真ん中が正中線というわけではない。 
相手の状態を感じ、相手の重心を感じること。 

■誘導 
初参加のときに受けさせていただいたのが、これだ。 
パンチが当たらない。 
当たらないというより、自分から避けてしまう。 
『誘導』というのか。 
相手の目標に手をおく 
同じ速度で誘導する 
O氏にいただいたアドバイスは3点。 
・手のひらを見せ続けること(甲が見えると我にかえる) 
・柔らかく動くこと 
・動きが早すぎないこと 
消える動きについてもアドバイスを受けられた。 
・背中を見せること 
今回も「バッチリです!」と言っていただけた。 

■本能に従う 
本能の動きに従う 
鳩尾より下は後ろに下がって避ける。 
後ろに逃げたくなる自然な反応に従って動く。 

■城間先生の技 
拳を出そうとしたその瞬間を捉えられてしまう。 
全く手が出せずにその場で崩れてしまう。 
もう、笑っちゃうしかない。 

■サイン 
城間先生の著書「手を使う!」にサインをいただいた。 
サインをお願いしたときの城間先生の言葉。 
「うほっ、すっげ。」 
まだ慣れていないご様子で、親近感を覚えました(笑) 
サインは、「龍雲」と書かれるのですね。 

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