ページ

2012年12月23日日曜日

忍者道場で棒手裏剣

引っ越し先のネット環境がようやく整いました。 
1カ月前からの稽古日記を徐々に更新しようと思います。 

--- 
色々やりすぎて何がなんだか。 

IさんにTVの取材が来ていた(「モヤさま」といい、ここの忍者道場はメディアにモテモテですね)。 
Kさんが初参加。初参加の時にお会いした忍者のTさんも参加。 

■忍者 
この日は頭目も道場に来ていて、Iさんと一緒に忍者の演目を紹介。特等席で見学させていただいた。 
2人でやる剛体術とIさんによる吹き矢+杖術。 
良いものを見せていただきました! 

■手裏剣 
<棒手裏剣(八角手裏剣)> 
Kさんが八角手裏剣を6本持参されたので、打ち放題状態に(笑) 
良い練習になった。久しぶりに私の手裏剣を見たKさんが「上手になりましたね。」と驚かれていた。 
この日は武蔵一族の頭目もいらっしゃっていて、翌日のために手裏剣の的をセッティングされたのを、使用させていただいた。 
広い的で伸び伸び打てたせいもあったと思うが、4m70cmから『直打法』で手裏剣が刺さった。1間が約1m80cmだから、これまでの2間から2間半強に記録が伸びたことになる。 
Kさんから教わった「おさえ」とU田さんから教わった「剣先と足裏の連動」がここにきて効果を発してきたか。 
忍者のTさんが八角手裏剣初挑戦でなかなか良いものを連発された。迷いがなくて良い感じ。 
頭目による武蔵一族の棒手裏剣を打っていただいた。手裏剣が見たことのない軌跡で飛ぶ。割りと早い段階で剣が寝る。回転はしていない。蛇が動いているような飛び方。 
甲野先生の直打法の軌跡を見慣れているので、飛んでいるときは的に刺さらないようにも見えるのだが、これが刺さっている。白井流という流派の手裏剣らしい。細く削った鉛筆のような形だ。 
<十字手裏剣> 
Kさんが十字手裏剣に初挑戦。『直打法』の感覚よりも心持ち指が介在しても良いのではと思う。といっても掴んでいた手裏剣を離す程度の動作。 
<竹串手裏剣> 
終わり間際だったが、竹串手裏剣を紹介。IさんもKさんんもクッション素材の的に竹串が刺さった! 

■抜刀 
Kさんが披露。さすがスムーズ。 

■体術 
いつもやるような稽古。 
「払えない突き」「浪之下」「斬落し」「辰巳返し」「正面の斬り」 
『左右の虚実』などの動きを検証する。 

■膝行 
秘伝の取材に協力したという話から「クルクル膝行教えて下さい」ということで拙いながらも説明。 
初挑戦のTさんの動きをみながら、やり方を説明していると自分でも意識していなかったコツのようなものにあらためて気づくことが出来た。 
・立てた膝を倒す動きで推進力を得る 
・回転は膝に膝をあわせる動きにより自然に生まれる 
うまく行かない時の動きも参考になった。 
・床についた膝側の足で蹴って動いている 
・床についた膝を支点にもう一方の膝を持ち上げる動きで回っている 

■剛体術 
呼吸とイメージで身体に張りを作っていく。 
前に出した腕が呼吸とともに丈夫になっていく。 
力感はない。これは面白い。 

■突き・蹴りでミット打ち 
Iさんがローキック、ミドルキック、元ボクサーのKさんが袴姿でフットワーク!! 
Tさんのローリングソバットが炸裂。 
私はほぼ見ているだけだったが、前回やった前蹴りだけ参加。これはやはり浸透する感じがするようだ。 
何でも自由の自主稽古会だが、本当にやることが多岐に渡りまくっている(笑) 

■宴会芸 
腕相撲。Kさんが宴会芸に対応してひっくり返されない受けをされてきた。 
研究が進んでいる(笑) 
こうなると腕相撲の形では返らないので、介護技「上体起こし」の応用でひっくり返す。 
別にひっくり返さなくても良いのですが、研究になります。 

2012年11月20日火曜日

月刊秘伝12月号「"座れ"ば強くなる!」@半身動作研究会

半身動作研究会の稽古に参加。 

早めに着いたので一人稽古でもしていようと思ったのだけれど、中島先生が先に到着されていた。 
雑誌「月刊秘伝」の取材があり、早めに来られていたようだ。「たいさん、ちょうど良かった。」と、急きょ私も取材に協力させていただくことになった。 
近々、座りで行う稽古の特集があるとのこと(月刊秘伝のホームページを見ると12/14発売号のようだ)。私は中島先生の受けや、悪い例の見本(私はこれが得意)などの大役を仰せつかった。 
取材の合間に何気なくやっていた私の膝行を見た秘伝の方が「それ撮らせて下さい。」と言うので撮っていただく。 
膝行は普段稽古でやらない上にさらに輪をかけて普段やらないクルクル膝行(仮称)も撮影することになって、こんな事ならもっと練習しておけば良かったと思ったりした(苦笑)
こちらは甲野先生の膝行動画(1:00あたりから、クルクル膝行も!)

「関係ありませんがこんなのも、ね。」と中島先生から宴会芸『座って、立つ』のリクエスト。 
取材の方にウケてこれも撮影することに! 
「出来るだけゆっくりお願いします。」のリクエストは厳しかったけれど、うまく撮っていただいた。 
稽古の紹介となる今回の記事では使われない可能性が高いですが、良い記念になりました(笑) 
秘伝の方が言うにはどこかの流派(私は流派名を覚えることが苦手なようだ)に、この『立つ』に近い形で抜刀を行うところがあるようだ。 
座りから足の甲をつけたまま、片膝を前に出し(ここで抜刀?)、後ろに戻る形で立ち上がるらしい。 
これは高度な身体操作が必要そうだ。 

■竹串手裏剣 
参加者のみなさんが構造動作トレーニングの「ゆっくり走り」をやっている中、黙々と竹串手裏剣を打つ。
忍者道場で八角手裏剣を打ったときの調子の良さから一転、刺さらない。重さが違うので感覚が変化しているのもあったが、(きれいに投げたい)という欲が動きを阻害する。 
刺すのは諦めて、直打法の”おさえ”に集中すると今度は刺さり始めた。 
なんだこれー、面白い。 

■太刀奪り 
IさんとSさんがやっている稽古を斜め横から見学。 
Sさんが打つのを見るよりも、IさんとSさんの2人を見ていると次にどこを狙っているかを感じる。黙って見ていたがかなりの確率で一致した。 
気配というよりも打てそうな気がする場所という見え方かも知れない。 

■勝手に研究会 
岡本正剛先生の肩を掴みにきた人を崩す動き。 
肩の回転をなるべく、肩以外を使わずに行うというのを試そうとするも、肩をきれいに丸く回すのが困難。上下に大きく動いてしまい、楕円になる。 
岡本正剛先生の動きを研究しているとそこから派生して、色々な動きが引き出されて、それはそれで面白いものも出てくる。 

■受け 
崩れやすい受けというのが存在する。技の検証にはこれも必要。 
お互い存分に受けると、なかなか技にかかりにくくなっている。そうするとせっかく可能性のある動きが出ても、相手がびくともしないのであまり有効でないという判断になってしまったりするのだ。 
この日はIさんの動きを試しに力んで少々軸を歪ませた状態で受けてみると、えらく吹っ飛ばされて驚いた。 
これにはIさん自身も驚いたようだ。 

■中島先生の技 
最近は恵比寿に参加しても中島先生の技を一度も受けないという事が多かった。 
この日、「月刊秘伝」の取材のために久しぶりに技を受けたが、この感覚はやはり定期的にいただいておきたい。 
終了後、重心移動による崩しを受けさせていただく。 
接触面は何もしない。働きが起きるのでそれについていく。 
稽古の帰り道、着物が似合うA女史から「どうしたら余計な力が入らないようになりますか?」という質問をされて、「中島先生の技をたくさん受けて下さい。」と答えたけれどこの答えは私にも当てはまる。

2012年11月17日土曜日

宴会芸「座って、立つ」動画入り、忍者道場の稽古


武蔵アカデミー武蔵一族の道場でIさん主催の自主稽古会。

忍者道場にインターネットTVの方が忍者の取材に来ていた。
Iさんが席を外して、取材の方と2人になったので少しお話させていただくと取材の方は甲野先生の講習会にも参加されたことがあるという。甲野先生の説明は丁寧で親切である一方、動きの部分は実感が伴わないと理解が困難という点で見解が一致する(笑)私は運良く中島先生を始め、たくさんの方に教わることで甲野先生の技を自分で稽古しようと思う程度には理解することが出来るようになっている。
で、取り急ぎ腕相撲の宴会芸で取材の方の武術への関心を掴んでおいた(笑)その後は体験も交えての取材となった。
この日は少し遅れてU田さんも初参加。忍者道場への取材だけれど、忍者はIさんのみ。
この後も忍者道場への取材にも関わらず、稽古風景はU田さんを中心とした普段にない厳密な稽古に。若干、取材の事が気になるも私も稽古に集中。手裏剣があったから多少は忍者っぽさも出ていたかな(汗)

■手裏剣
このときを待ってました!
My手裏剣で練習。正確にはわからないが2間くらいの距離でだいたい通るようになってきた。
この日は調子良かったのだけれど、特に調子の良さが現れたのは、上下に打ち分けた際、投げた手裏剣3本が縦一直線に並んだ場面か。
私のは八角手裏剣で、忍者道場の棒手裏剣はコンクリート針で、長さも異なるもの。ここまで違うと加減がだいぶ変わってくる。

あとは何をやったんだっけ?というくらい色々とやった。
■剣
抜刀・納刀。U田さんからたくさんアドバイスをいただいた。U田さんのアドバイスはその場で聞いていると納得しているはずなのだけれど、思いだそうとすると文字にしにくいところが面白い。下手に言葉で書くのはやめておいた方が良い気もするけれど書いておこう。
・抜刀:左半身を回さない・引かない・開かない。全体で向きが変わるだけ。それもほんの少し。
・納刀:目の前で刀を突きつけられている状態で血振りから鯉口に剣先が飛ぶ間、そこから刀を鞘に納める間、常に”含んでいる”状態でいる。
・全体で動くというのは剣先と足裏が連動している状態で剣先が動くのに身体全体がついていくということ。

太刀奪り。
避けるか、太刀を奪うかどちらも可能性がある状態で動きたい。
U田さんからアドバイス。奪う時は相手がいる場所、相手の剣を目標に動くのではなく、相手に向かい動ける場所に動く。結果相手の柄頭を含めて取りに行くことになる。そのまま動ければ相手の剣はこちらに振られずに相手の後ろに回る。
これがないと剣の振りに間に合っても拮抗して動けなくなるかそのまま振りおろされてしまう。

■半身動作研究会の稽古紹介
U田さんのアドバイスは厳密なので、真面目にやっていると精神的に長くは持たない(笑)というわけでIさんが普段やらない半身動作研究会の稽古をご紹介。これなら取材の方も体験してもらえるし!と少しだけ気を使ってみたり(笑)

・皮膚の稽古
相手に”小さく前へならえ”をしてもらい、相手の手首と肘の間の柔らかいところを自分の手のひらに乗せてそのまま手を伸ばすと相手が崩れるという形。
しばらくやっていなかったけれど、身体が前にのめらない『追い越し禁止』を守ることでIさんから「今のは中島先生っぽいです。」という感想をもらえる動きになる。
Iさんと取材の方にも体験してもらって、実践してもらう。
取材の方の「えぇー!?何でですか?」「不思議ですねー。」という反応にこちらも楽しくなってしまう。

・ただ手を伸ばす
「稽古ってどんな事やってるんですか?」と居酒屋で聞かれたときに使える動き。
横に並んで座っている状態で相手の方に手のひらで触れる。そのままただ手を伸ばすと相手は踏ん張って耐えることが出来ないというもの。
これも身体が相手側に寄りかからない『追い越し禁止』を守る必要がある。
Iさんは素直に動いてすぐにバッチリ。取材の方は1回目はバッチリ。2回目からは足下で踏ん張ってしまいうまくいかない。1回目だけうまくいって、2回目がうまくいかないことが良くあるが、これは”2回目の法則”という呼び方があるほど良くあること。

・『浪之下』
久しぶりに『浪之下』の説明を書いておこう。相手に肘と手首の間あたりの片腕を掴んでもらい、下方向に下げる動き。掴む方は下方向に崩されないようにどうにかして頑張るというもの。やってみるとわかるが、単によりかかっても(それなりに重くなるが)、かえって持つ側の相手がしっかりしてしまい、容易には崩れない。
私がやったのは、皮膚の稽古の感覚で行う『浪之下』。これは恵比寿で方条さんに教えてもらったやり方。
『浪之下』にも色々なやり方があるけれど、私はこのやり方が一番気に入っている。
やり方との違いを体験してもらう。
1.単純に真っ直ぐ下におりて重みを乗せるやり方
  真っ直ぐに重みが乗り、人によっては耐えきれずに沈むが、丈夫な人はビクともしない。
2.脱力した上で相手の反応が起きる前に素早く動くやり方
  誰が相手でも必ず少しは動く。人によってはそのまま反応できずに沈むが、反応の良い人は途中で上方向に跳ね返してくる。
皮膚の感覚で行う浪之下は、感覚的には2で動き始めてつなぎ目なく1の動きになるというもの。持たれた腕を肩や身体が追い越さないように動く。

■剛体
・折れない腕
Iさんに教えてもらう。
相手の肩に手を伸ばして置く。相手に肘のあたりに体重をかけてもらうが肘が曲がってこないというもの。
実際かなり体重を乗せてもビクともしない。やればやるほどお互いで丈夫な構造を作る格好になる。
・折れない腕の人を崩す
U田さんに教えてもらう。
「自分で立つ」という状態で動くと折れない腕は折れる。というか足下から崩される。この身体の状態は他の動きでも同じ。

■寝技
折れない腕の人を崩すときの「立つ」は寝ていても同じ。
「立っている」あるいは「立つ」に向かって動くと、身体が協調して動いてくる。

■動画撮影
ついに公開(先行公開していましたが)、宴会芸の動画です。一発撮りにしてはまずまずでしょうか。
この日記を読んだ人から”実際に見るまで想像がつかなかった”という感想を貰ったのと、”動画アップして!”とのリクエストを受けていたこともあって、動画を撮ってみました。

    2012年11月16日金曜日

    気づけない突き@BULINK主催『甲野善紀東京武道館セミナー』

    今回の東京武道館は柔道場ではなく剣道場。 

    ■人間手鞠 
    見た目がすごく簡単そうなのに9割以上が出来ない(甲野先生談)と言われる人間手鞠。 
    ようやく「これは楽だ!」という動きが出てきた。この日聞いたポイントが良かったか。 
    ・前傾(前に倒れ出す直前まで) 
    ・一気に脱力して落とす 
    前傾をやりすぎると跳ね上がる時に前に出てくる。 
    脱力は一気に行う。ふにゃっと落とすのではない。 

    ■屏風座り 
    こちらも効果が現れてきた。 
    純粋に背中を垂直に立てようとすると強さは発揮されないようだ。ほんの少し丸めるようにすると前から胸を押された力が足までの全身で受け止められるようになる。 

    ■左右の虚実 
    これがすごかった。と言っても講座中は受けている人の反応を見ているだけだったけれど。 
    この状態は、一方の半身を「玉握の手」という労宮(鎮心のツボ)を凹ませながら握り込む手の内により、圧縮させるようにし、また同時に足裏も引き上げるようにしてさらに圧縮をかける。それでいてもう一方の半身は伸び伸びと動く。 
    「斬落し」「浪之下」「小手返し」など動きによって緊張のさせかたが変わってくる。例えば斬落しは「玉握の手」ではなく「角成りの手」。 

    ■カリ 
    U田さんと。 
    含んだ状態。つながっている状態。出すぎない範囲。 
    具体的な距離ではなく、感じ。 

    ■色々 
    Hくん、I上さん、I嵐さんと 
    端の方で2人組宴会芸の練習や、岡本正剛先生勝手に研究会。 
    肩に触れてきた相手を崩す動きでちょっとそれなりのものが出てきた。手がくっつくのは、出来そうな気がおさまってしまったからちょっと研究保留。 

    ■ 
    I女史と。 
    身体の前で親指の背を上にして腕で五角形を作るとしがみつく人を楽に支えられるという甲野先生のやり方をアレンジ。親指を立てて上を指し続けるようにすると負荷が全身に散りやすいというもの。やってみるとなるほどその通り。屏風座りで丈夫になったときのような力の逃し方に近い感覚。 

    ■気づけない突き 
    一番驚いたのは講座後のファミレス。 
    他にお客さんがいない奥の席になったので、甲野先生がついさっき気づいたという動きを受けさせていただく。 
    どちらも手が届く間合いで甲野先生が突いてくるのを防ぐ。形としては『払えない突き』なのだが払えないどことか、気づけない。 
    それでいて威力は身体に響く。 
    この技を受けようとファミレス店内に変な列が出来る(笑) 
    不思議なことに甲野先生にこの動きをされると身体が軽くなる(これは個人の感想です)。 

    2012年11月14日水曜日

    甲野善紀『ビーナス』の身体操作術@池袋コミュニティカレッジ

    池袋コミュニティカレッジで毎月第2金曜に開催されている甲野先生の講座。
    毎回書いているけれどここは穴場。
    講義多めで進む。もちろん実技もあるが希望者にのみ少しやる程度なので、初めて参加する方で話だけでも聞いてみたいという方はここがオススメ。椅子に座っていられるので動きやすい格好になる必要もない(私も会社帰りのスーツ姿で受講している)。
    じっくり話を聞ける場所。私も唯一ここだけはメモを取りながら参加している。

    左右の虚実という話をされた後で受けた『小手返し』がちょっと止められる感じがしない動きになっていた。

    メモには甲野先生が講座中に話している面白いエピソードなどは書ききれていないので(というより技以外の事はたくさん聞いていても日記にはほとんど書いていないので)、興味のある方は是非一度参加してご自分の目で確かめて下さい。

    メモの転機
    ・抜刀
     右足を後ろに下げる。右の背中が使えてきた。

    最近インターネットで話題になった身体の中心から色が分かれている猫のような身体の使い方。身体教育研究所の野口先生に言われて出てきた左右に色分けする身体の使い方。
    例えば右半分を緊張させて、左半分を伸び伸びとさせる
    ・払えない突き、入り身
     相手に触れる側を伸び伸び。
     緊張は払えない突きは『旋段の手』、入り身は『虎拉ぎ』で作る。
    ・小手返し
     持つ手の方を緊張させる。『鷹奪りの手』を握り込む感じ。
    ・浪之下
     持たれている側を緊張させる
    ※日記作成時追記。緊張のさせ方、どちら側を緊張させるかはこの後、色々と検証しながら変わっていきます。メモは池袋当時のやり方を記録したものです。
    『敵を騙すにはまず味方から』『自分でもよくわからない』
    『左右色分けは難しいので、そのことに意識がいっているから出来そうだろうか、などど気にすることなく動くことが出来る』
    <日記作成時追記>
    左右の色分け猫ちゃんの名前は『ビーナス』
    見事に真っ二つですね。

    http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article_enlarge.php?file_id=20120903003
    <追記ここまで>

    ・人間手鞠
    上半身をだた落とすと勝手に立ち上がる。このとき一度両足が宙に浮いてくる。
    →落とす前の腰を上げる動作にポイントがありそう。

    故・溝口氏による機械の発明。
    度を超えてすごいものを見ると興ざめしてしまう。

    オススメ
    ・12/4 WOWOWで放送されるある人のドキュメンタリー番組
    ・12/4 光岡先生、内田先生共著の『荒天の武学』


    ・親指の背
    ・呼吸法に関する質問。
     参加者「呼吸で意識している事は?」
     甲野先生「意識して呼吸法を用いないように意識している。」
    ・大和座り。キ座からつま先を真っ直ぐ後ろにのばす形
    ・禅の考案のような論理的に矛盾した事を考えることによって、結果的に考えない状態
     左右の落差を作る動きも一種そのような効果があるかも。
    ・足裏の重心位置を計測したら回転していた。
    ・メルマガ紹介。ピダハン紹介。ピダハンを読むと鬱の人でも場合によっては心が晴れるかもという話。

    ・以前どこかで紹介したおすすめ本
     道具(刃物)の写真集
     わら一本の革命
     ゆきし世の面影
     センスオブワンダー
     大地の母
     あと一冊あったが忘れてしまった。。。
     今回追加
     ピダハン
     荒天の武学

    以上!

    竹串手裏剣が板にささるの巻(写真付き)

    恵比寿の半身動作研究会に少し遅れて参加。 

    ■竹串手裏剣 
    家でまさかの禁止令が発令されたのでのでここで練習(笑) 
    前よりささらなくなっていたけれど、まあこんなもんだろう。 

    方条さんと 
    ■受け 
    ますます変なことになっている方条さんとのソフト剣を使った稽古。 
    私が長い剣、方条さんが短い剣を持ち私が遠い間合いから近づいてきて自由に打つ(1発のみ)のを方条さんがなんとかするという稽古。 
    打つ前から軌道が見えるらしい。 
    打つタイミングがわかるらしい。 
    実際やってみるとかなりの高確率で防がれた。 
    素手でもやってみる。 
    私が遠い間合いからちかづいて、方条さんを自由に打つ(1発のみ)のを方条さんがなんとかするという稽古。 
    見られている(笑) 
    その証拠に左右どちらでも打てる状態で近づくと両手を止められ、片方に決めて近づくとそちらの腕だけをとめられる。自分の意識が鏡に映っているような変な感覚だった。 

    ■井桁、仙椎の軸立 
    SさんとO田さんからの宿題(笑) 
    井桁は柔らかく動けたように思うが、少々ねじれていたようにも思う。問題は軸立だが、ぶつかる。Sさんの「やる前からねじれてる」という指摘で思い出した。手を前に出すときに捻れやすいのだった。丁寧に手を挙げてみると柔らかく動けた。 
    Sさんもこの日一番の感触を得られたようでこの稽古は良いものになった。 

    ■剣中心取り 
    これも軸立。軸が立っていれると中心を取れる。 

    ■霞抜きからの崩し 
    私の霞抜きは剣と股関節が連動していない。握り方に起因するところもあるかも知れないという指摘。 
    方条さん作の超ソフト剣をたわませずに振る練習。 
    Sさんの霞抜きを受ける。U田さんに教わった状態を思い出して受けてみると、私の反応が数段あがった。というよりも何もしなくても良くなった。反応というよりも、ゴムを叩いたら跳ね返るというような物理現象が起きたという感じに近い。 

    ■竹串手裏剣2度目 
    新宿でU田さんに教わった状態で的を意識せずに動いてみると、何と竹串手裏剣が板張りの床に刺さってしまった! 
    家での練習が禁止されたけど床に刺さるなら確かに禁止だ。 
    意外だったので写真を撮っておいた。 


    ■岡本正剛先生の技、勝手に研究会 
    胸に触れて崩す技。 
    下方向に作用させる時、鳩尾にクルらしいのでもっと柔らかく崩したいところ。実際はどうなのだろうか、、、 
    肩をつかみに来たところを崩す技。これも円の動きが見られるが、肩だけを僅かに回しているように見える。 

    ■宴会芸披露 
    和服に着替えた女性の参加者の方が大変気になったがリクエストを受けて「座る・立つ」を披露。 
    もちろん好評v 
    合気道をしているU田さんの後輩君に腕相撲の宴会芸を受けてもらう。こちらも好評v 

    2012年11月11日日曜日

    宴会芸宴会デビュー!@甲野善紀音楽家講座

    ひさしぶりの音楽家講座。仕事の打ち合わせの状況次第だったが、何とか参加出来た。 

    受付を済ませると背後からU田氏が登場。で、会場入り前に稽古開始(笑) 
    『屏風座り』の状態検証。足から下がバラバラになりやすいので、そこをそうならない動きでいること。足裏から頭のてっぺんまで。 
    そこから動く時も「その状態でいる」こと、もう少し感覚に近い言い方をすると、「どの状態のときもそうある」ことになるか。 
    手裏剣でも同じで右手に構えた手裏剣と右側の足裏がどうなっているかに着目すると動きが変わってくる。 

    「入らないの?」というM女史の声で2人とも我に返り、甲野先生の講座が行われている室内へ(笑) 

    珍しく楽器を持って質問する人がいなかったが、参加者は多め。みなさん楽しそうに参加されていた。もちろん私も。 
    ピアノ、バイオリン、フルート、チェロ、ドラム、、、 
    音楽家講座ならではの質問が飛び出し、それに臨機応変に対応する甲野先生。聞いたことがない質問にどういう返答をするのか、そのやり取りがライブというか、ひきつけられる要素の1つじゃないかと思う。 

    最近の気づきは『屏風座り』からの発展。 
    先日回った九州で変わったと言われる『小手返し』を受けた。 
    相手に近づくのではなくむしろ遠ざかるようにして技をかけるのだけれど、ちょっとあっさりやられすぎたかという程にあっさりと返されてしまった。 
    受ける前はもう少し粘れると思っていたが、あれは耐えられない。 
    講座中に聞いた話も面白かった。 
    ・親指を使わない話から類人猿の歩き方の話 
    ・類人猿の歩きの話から四つ足生活が精神に支障を来す話 
    ・ピダハンの生活がぶっ飛んでいる話 
    四つ足生活の話は西勝彦著「西式強健術と触手療法」にも少し似た話があったように思う。 

    講座後は居酒屋で打ち上げ! 
    近くに座った現代東洋医学をされているというN医師の話を聞く。 
    身体の調子が悪いと訴える人の多くが、その症状が指の状態に現れているという。 
    少し聞いただけだが、ブラックサポーター療法という右足のふくらはぎだけに黒いサポーターをつけるという療法があり、これで身体の連動による余計な緊張をおさえて肩こりなどの症状緩和が期待できるのだそう。本当に色々と研究される人がいるものです。 

    途中、甲野先生からお呼びがかかりお話を伺いにいくと「この人ほど理解している人は少ない。」とその場にいた方(どこかでお会いしたような。。。)に紹介される。 
    「普段仕事をしていて稽古量などは絶対的に少ないにも関わらず良く理解している。こういう人に抜群になってもらいたい。」という言葉をいただいた。 
    楽しくてやっているだけなのでこういったプレッシャーとは無縁なのだが、今回ばかりは何となく感じてしまった。 
    ただこのように言っていただけてもちろん嬉しい。 
    スポーツへの応用の話や、上達の話について私が感じていることなどを聞いていただく。普段は稽古しているばかりなのでこんな話しはしないのですけどね。 

    取り組む本人にとっては、甲野先生がそうであるように絶えず自身の動きを見つめ、「今は仮に有効だからこうしているが、もっとああしたい。」というような向上心と興味を持って取り組んでいく中で、武術的な動きができてくるようになると、その応用が期待出来るだろう。 
    そのように工夫するようになるには、もちろん本人で気づかなければならないが、きっかけは指導者が与えてやることも出来ると思う。 
    ・これが正解というものは無いということ 
    ・より良いものは、(たとえ教わったものであってもあらためて)自分で見つけるのだということ 
    これを伝えられる指導者はどれほどいるだろうか。 
    そして伝えるだけでは指導者としては不十分だろう。良い動きかどうか、判断できるだけの目が養われてないとただの放任になってしまう。 
    っと、打ち上げで話していない事まで書いてしまった。 

    この日は何といっても甲野先生の前で宴会芸を披露した記念すべき日。主催のS女史が「たいさん、是非宴会芸を披露して下さい。」とリクエストして下さった。 

    私「ただ座って、立つだけですが足の甲にご注目下さい。」 
    <座る> 
    みなさま「うわぁ。。」「ひゃあ!」「すごーいw」「ええぇ??」 
    <立つ> 
    みなさま「うわぁ。。」「ひゃあ!」「すごーいw」「ええぇ??」(拍手) 

    S女史「Iさんと2人でやる、誰でも達人になれるやつもお願いします!」 
    Iさんと私でニセ達人ごっこ披露! 
    さらにはS女史も一緒にニセ達人ごっこ!! 
    ウケたww 

    さらにはIさんから、たぶん9割以上の方がわからないと思われる「物まね武人スターシリーズ」も飛び出した。 
    Youtubeなどで動画を見たことがある人にはたまらなくツボにハマる。見ていない人にもたぶん面白さだけは伝わったと思う。 

    2012年11月9日金曜日

    竹串手裏剣デビュー@恵比寿


    pomera(電子メモ)からようやくデータが取り出せたので久しぶりの日記。ずいぶん前の日記になったけど、竹串手裏剣デビューした恵比寿の稽古の話。

    恵比寿の道場は大変歴史のある道場だが、そこには同じく大変歴史のある発砲スチロールがあった。
    先輩稽古人のO田さんが、その昔練習したという竹串手裏剣用の的。もう何年前のものかわからないほど(10年近い?)。Twitterで私が手裏剣稽古を始めたと知ったO田さんがこの日、的を洗っていて下さった。

    ・爪楊枝手裏剣
    竹串の前に食いついてしまった。これはまさしく宴会芸に使えるではないか!(って最近自分でも何をしたいのかわからない)
    その昔居酒屋の土壁に爪楊枝手裏剣を刺すといういけない芸をされていた人がいたようだが、そこにも食いついてしまった(笑)
    半間ほど離れたところから試みると刺さった!

    ・竹串手裏剣
    重さがないので飛距離はそこまで期待できない。空気抵抗で失速してしまうからだ。
    それにもちろん「直打法」にこだわりたい。ボールを投げるようなフォームではなく、剣(この場合は竹串)の回転を抑えるため、持たずに触れるようにして構える。私の場合は極端すぎるのか、腕を上に構えたときにたまに竹串がすっぽ抜ける。それくらい”持たない”ということ。
    『直打法』では棒手裏剣はどちらかというと垂直に立った状態で手の内から離れ、的の手前で90度回転して刺さる。
    この軌跡が美しく思えるのは、マニアックな世界に踏み込んでしまっている証拠かも知れない。
    この日は竹串手裏剣ばかりかなり長いこと練習したが、後半はけっこう良い感じで刺さって結局2mちょっとまでは刺さった。
    O田さんからいただいた、
    「迷いがないからいいね」
    「今のは甲野先生みたいだ」
    「その感じならもっと遠くても刺さると思う」
    この言葉を励みに頑張りたい。

    ■体術
    O田さんと。前回は井桁を丁寧に教えていただいた。
    今回はテキスト(新・井桁術理)から「仙椎の軸立」。これはO田さんがSさんに伝えようと思って持ち込んだというテキストを見ながらの稽古(笑)
    これも井桁同様、丁寧にやるとぶつからない動きになる。
    ・座りで頭をおさえる形
    ・正面の斬りの形
    感覚を掴むのに手こずるも最後はOKをいただいた。「2力の合成」になるのだけれど、前方向が強くなりがち。かといって上方向を強めに出せば良いという単純な話でもない。軸をそのまま運ぶという感覚で動くとうまくいったようだ。

    ■岡本正剛先生の技(妄想でマネ)
    円の技法を使って、相手の胸のあたりに触れて崩す技。
    恵比寿でも色々と受けていただき検証。
    崩すという目的なら、色々とやりようはあるようだが、動画でみた受けの崩れ方となるとそのやり方はまだ見えてこない。
    半身動作研究会で稽古してきた材料の中で検討すれば、『皮膚』『重心移動』を組み合わせて検討する事になる。

    同じく岡本先生の、相手の手のひらがすいつく技。
    こちらも以前から妄想していたが、このたび妄想再会。そのうち何かおもしろいものが出てくるといいなぁ。
    講座後、方条さんと少しやったが何かしそうな予感。

    ■空手
    O田さんは普段空手の稽古をされているのだ。
    この日少し教えていただいた。
    構えによる「受け」の反応の違い。前に構えるのと気持ち後ろに構えるのとでは後者の方が受けに余裕が生まれる。
    『柾目返し』による突き、『仙椎の軸立』による受け。
    下段受け、上段受け。相手からは遠く、自分からは近い。

    ■竹串手裏剣その後
    後日、練習用に竹串を購入したのは良かったが、妻の前で得意気にダンボールに刺して見せたところ、
    「家の中でやらないでよね。」
    謝ったプレゼンにより危ないものイメージを刷り込んでしまって、我が家に竹串手裏剣禁止令が発令されてしまった。。。
    へにゃへにゃと飛ぶところを見せて、へなちょこ&危ないものでは無いですアピールをするべきだった!!
    硬めのダンボールに見えたので威力を出して打ったのが成功したのだけれど、そうする事に何の意味もなかった。
    失敗。

    ただ、ぶーぶー言ってみたら、「道場でやれば良いじゃない。」とも言ってくれたのでじゃんじゃん稽古に出かけようと思います!!
    と言うことはその前に仕事を頑張らないとですね。

    2012年10月29日月曜日

    忍者道場で稽古三昧!『虚空(こくう)』

    忍者アカデミー武蔵一族の稽古会に一般参加。 
    この日は主催のIさんと2人稽古。 
    やりたい稽古が溜まっていた。 

    ■前蹴り 
    稽古前からIさんがキックを研究したいと話していたので、以前筑波稽古会に参加したときにやった前蹴りを久しぶりに試す。 
    ミットを構えてもらいそこに前蹴り。 
    私のやり方は、押し込むのではなく反動をつけるのでもない。 
    「蹴った自分が後ろに弾かれるつもりで足を出す。」 
    というもの。 
    こうするとなぜか自分は弾かれず、相手が後ろに弾かれる。さらには避けられてもその場に立っていられる。 
    イメージはK1で活躍したブアカーオ選手の蹴り方が重なる。 
    Iさんによると受けた感触は、システマのストライクに近いそうだ。 
    私もミットを構えて受けるが、上手くいくと波のような振動が伝わり、厚さ10cmを超えるミットを突き抜けてダメージを受ける。手でやってみても同じ。自分が弾かれずに相手が後ろに飛ばされる。 
    これは思ったより強力である。 
    Iさんに説明したが、原理は半身動作研究会の前から掴まれた腕を前に出す「正面押し」と同じ。スピードを上げてキックやパンチにかえたもの。 

    ■沈肘勁(正確な名前忘れた) 
    体は垂直に手は前に。武蔵一族の頭目がこの技の使い手とのこと。剣で斬り結んで鍔競りになった時、これで相手を崩すという使い方をするのだそうな。 
    ほとんど触れただけの距離から相手を崩したり吹っ飛ばす技。 

    ■腕相撲 
    いざリベンジ(笑) 
    甲野先生がやる『上体おこし』を応用した腕相撲。すると動くは動くがもはや腕相撲では無くなってくるw 
    初心に帰って宴会芸の練習。Iさん、だいぶ良くなっているけれどもっと力を抜いて良い。 

    ■手裏剣 
    ・八角手裏剣(棒手裏剣) 
    ・コンクリート針を加工した棒手裏剣 
    私も先日入手した八角手裏剣2本を持ち込み練習。 
    Iさんに驚かれたから前回に比べて、目に見えて上達しているのだろう(というか前回忍者道場で棒手裏剣をやったときはほとんど刺さらなかった)。 
    今のところ2間くらいであれば6割以上刺さるようになってきた。もちろん甲野先生の『直打法』である。
    コンクリート針の手裏剣も刺さって良い調子。 

    ■寝技 
    がっちり押さえ込むところまではやらずに、一方は相手の動きをとめるように覆い被さる形で抑え続けようとする。もう一方は動けるところを動かして、相手の動きをもらったりしながら体勢逆転を狙う。 
    これは面白かった。相手の重心や意図を感じ取る良い稽古になる。 
    またやってみたい。 

    ■岡本正剛先生の真似事(妄想) 
    最近のマイブームは岡本正剛先生の技をYouTubeで見て妄想により脳内で稽古することである。 
    絶賛注目中なのが、相手の胸を円の動きで触れて倒すというもの。先日の江戸川橋でも稽古したものだ。 
    Iさんが受けた感触によると、相手の重心位置を見て崩れやすい方向に崩してあげると良さそうだというもの。「三角法」だったか?? 
    これを使うと(畳の道場ということもあるが)継ぎ足が出ずに下に崩れる。 
    Iさんにやってもらっても私も同じく崩れる。 
    江戸川橋の時よりも研究が進んだ。手を積極的に使わずに体幹の重さで相手を横方向に崩してから、下方向に一気に重さを乗せる。 
    この時点では我ながら岡本先生の動きとはかけ離れているのを感じるが、それでも自身の稽古としては楽しい。 
    甲野先生も江戸時代の伝書を読んで、あれこれと想像しながら試行錯誤されているのだろうか。 

    ■気配読み 
    沖縄拳法のセミナーに参加した話をしたところ、忍者の稽古でも相手の気配を感じて動く稽古があるとのことで、試してみることに。 
    ・短刀を持ち正座する。 
    ・その後ろからソフト剣で頭を打つ。 
    ・打たれないように後ろを向いたまま小刀で受ける 
    何でも『虚空(こくう)』というらしい。 
    神経が研ぎ澄まされれば相手が動くわずかな音、呼吸を感じて反応出来るようになるだろう。しかしこの日の稽古でしゃそれよりも少し早い段階で感じているものがあることを確認出来た。 
    何度か短刀をあげても剣が振られない事があったのだけれど、これは私がビビって短刀をあげてしまったというものばかりではないようなのだ。 
    Iさんが言うには、振りおろそうとしたらそのタイミングで短刀で受けられたので振る事が出来なかったというのだ。 
    攻撃心の起こりを捉えて動けたという事になる。 
    これは私が振る番でも起きたのだけれど、振ろうとしたところで短刀をあげられると何とも言えず気持ち悪い(笑) 

    ■武蔵一族 
    そうそう、この日はたまた打ち合わせで「武蔵一族の母」と「頭目」が道場の2階に来ていた。「一族の母」に呼ばれIさんと2人で道場の2階へ。 
    今度来るというTVの取材に関する話であったが、ひと段落ついたところから持参した手裏剣をお見せして、しばし手裏剣談義。甲野先生から得た知識をフルに放出して、何とか忍者と会話が出来た。 
    忍者も八角手裏剣には興味をお持ちの様子でお話が出来て良かった。 
    下で稽古していたときに話した頭目の技をリクエストして受けさせてもらう。近くに武器が展示してある場所だったのでかなり手加減していただいたと思うが、きれいに崩された。 
    お礼に私からも「足裏返しから正座・正座から立つ」を披露。 
    「すごい!忍者になりなさいよ。」と母様に誘っていただく。 
    YouTubeへのアップリクエストもいただいた。何度かリクエストをいただいているのでそのうちアップしようかと思います。 
    忍者になると忍者名をつけるそうで、どんな名前が良いかなんて話で盛り上がる。 
    武蔵一族に興味が湧いた方HPありますよ! 
    http://ninjawarriors.ninja-web.net/index.html 

    2012年10月25日木曜日

    「出来ない」@甲野善紀「身体運用術理説明会」


    千代田の体育館が改修工事中のため、江戸川橋で行われた甲野先生の講座。
    講座前にメルマガ用の動画撮影。剣術の動きを撮る。
    撮っていて思ったが、ことごとく半身を切らない。
    切ったと思ったら、通常と逆。
    甲野先生自ら「危なくておすすめできない。」という。
    何月号のメルマガに採用されるかわかりませんが、お楽しみに!

    この日は「出来ない」を味わった。
    ■太刀奪り
    前に行けず、結果的に左半身を打たれる。
    「出来そうな時と出来ないときがありますね。」
    この日は出来ない日。出来る日ってのはあまり記憶にありませんが。

    ■人間手鞠?楽に立つ
    「あなたくらいの人でも出来ないんだから不思議。」
    感覚としては、先生の言うとおり「ただまっすぐに落とす」と力感なく立ち上がってくる。自分で立ち上がるような感じがしないので、良いような気もしている。
    しかしながら甲野先生の出す条件「腰を落としたときに足裏が浮く」が満足出来ていない。
    そう思ってしばらくやっていると、ちょっと浮く感じがわかってきた。
    おそらく先生は2回弾んでいる。1回目は腰を上げてから落とす瞬間。ここで腰とともに足裏もあがってくるのだ。
    このやり方にすると落下時点から自動で動いている感覚になる。
    甲野先生による動画(1:28あたり。この頃は足裏が浮いていないかも?)

    ■辰巳返し
    「以前のやり方は忘れてしまった。」という甲野先生のご指名で旧版の辰巳返しを披露。
    甲野先生が受けを取るのだけれど容赦ない押さえ方で私の手首に体重を乗せてくる。下手すると挙がらないんじゃないかと思わせる押さえ方(笑)
    しかしまあ、これだけは出来ているところをお見せできた。手が肩より上にあがること。これが出来ているかどうかの指針です。もちろん力感は無ければない方が良い。
    甲野先生のやり方は、お腹に抱えた風船が膨らむように動く。
    「体幹を働かせる。」とも説明されていた。

    ■周りで稽古
    Nもとさん、S川女史と。
    「足裏返しで座る・立つ」宴会芸のバージョンUP版を見ていただく。
    「おぉ!スムーズですね。」
    Nもとさんにこう言われたら自信もってよいでしょう!
    S川さんにも見てもらう。ちなみにS川さんは、来ると会場の照明がいくらか増えたような明るさを感じる女性。
    S川さんにも驚いていただき、「もはや宴会芸ではなく宴会武芸!YouTubeにアップ!」とのお言葉をいただいた。続いて世話人のTさんのところへも!
    自分で言いますがただ今”見てすごいでしょ!キャンペーン”中なので、ご迷惑でしょうが見るだけ見て「おぉ!」と言うところまでセットでおつきあいくださいm(_ _)m

    方条さんと。
    気配を読まずに読むというところに焦点があたっているとのこと。
    ますます意識が消えてきたという。そのうち気を失ったまま動きそうだ。これは半分本当。
    後ろからの羽交い締めに対応する方法の検証も行う。
    つかんでくる相手の状態によって、沈むか張りを持たせるか抜けるかという対応を使い分けると良さそう。
    最近研究中(といっても動画をみて妄想するだけですが)の岡本正剛先生による「円の技法」。
    相手を胸から崩すという技があるのだけれど、それを自分なりに思いついて検証を行った。
    半身動作研究会の「皮膚の技法」と八光流で教わった「下に崩す重心移動」これに「円の動き」を組み合わせることで触れたのち下に崩すというもの。
    岡本先生の動きと比べると私のは随分と動きが大きく、時間がかかる。当然本物とは違うだろうけどこれはこれで面白いので良し。
    質をそのままに動きを小さくしていけば、達人風くらいにはなれるかもw
    岡本先生の動画(1:50あたりからの技)

    K磯さんと。
    前回の腕相撲宴会芸の続き。
    だいぶ良くなっているのはさすがK磯さん。だが同時に力んでもいる。最初から最後まで力は入れない。
    いわゆる腕相撲。
    柔整仲間の中でもトップレベルというK磯さん'sレフトに身体操作を駆使して対抗する。当然勝てないが意外と粘れたのは驚いた。
    K磯さんからも「強いですね。」という言葉をいただく。
    これまで筋トレなしで来て、Kさんにこう言われたのだからこれも技術として自信を持って良いだろう。
    しかし同時に力んでもいるので、腕がパンパン。

    U田さんと。
    猫がその場でジャンプするような溜のない動き。
    これも質をそのままにスティックを持って動いてみる。

    ■講座後
    甲野先生に座り技で挑む。もちろん「今度こそ甲野先生を止める!」という意気込みで臨む(笑)
    工夫の甲斐あって、屏風座り+大和座りからの発力には対応出来た。しかし甲野先生に旧版辰巳返しの低空飛行とも言える状態で前にでられると止めることが出来なかった。
    次回はあれも止めたい!

    沖縄拳法@東京セミナー

    数年前からメールでやり取りをしていた沖縄拳法の西原先生が、この度沖縄から来てセミナーが開かれると言うので即申し込んで参加した。
    会場のある阿佐ヶ谷の街は始めて歩いたが雰囲気が良いところだった。

    セミナーのメニューは、
    「体の変化」
    「入る技法」
    「サンチン」「パッサイ」の型とその意味
    「重み」「透かし」
    と、西原先生がブログで紹介しているものだった。
    目で見て体験して、稽古出来るのを楽しみにしていたがこの日参加出来て良かった。
    内容はどれが口外して良いものだったか忘れてしまった(セミナーだけの秘密的なものは数個だったが)ので詳細を紹介しておくのはやめておこう。
    西原先生が動画で紹介している稽古を色々と体験させていただいて、自分で出来るようになる稽古法も伝えていただいた。
    どれも(すぐに出来るものばかりではなかったが)納得出来るものだった。

    稽古の仕方も合理的で、特に注意して説明されていたのが受ける方の形。相手の動きが稽古で要求している形を満たしているか、検証するのが稽古の目的であると言うこと。
    得てしてこれまでの経験や性格が邪魔をして、(本人は意識していなくても)稽古の目的に反し変な抵抗をしてしまったり、逆に抵抗せずにいなしてしまったりしてしまいがち。
    相手の為に稽古するのであって、自分がやられないことを確認するために稽古するのではないということだ。この稽古姿勢には大変共感できた。
    もちろん稽古の目的が変われば受けがいかようにも頑張るというのも成り立つが、「今はそうではない」ということをはっきりとさせることで沖縄拳法の初心者同士でも目的にそった形で稽古を進めることが出来たように思う。

    実際に会った西原先生は、技の強力さと腰の低さにギャップがあり面白くもあったが、ご自身の流派に対する自信と誇りというものがにじみ出ている印象を受けた。
    次回は未定ということだが、是非また東京に来てセミナーを開いてもらいたい。

    2012年10月24日水曜日

    構造動作トレーニング@NHK青山文化センター


    NHK青山文化センターで行われた構造動作トレーニングセミナー。
    以前、甲野先生の講座で来たことがある。
    今回はアシスタントとして参加。
    講師1名、骨盤おこし公認トレーナー3名、骨盤おこし幻の初段1名(私ね)という布陣は、担当者曰く「贅沢」だったそうな。
    確かにこんなに講師陣がずらりと並ぶカルチャースクールは珍しい。

    床にマットを敷いて実際にトレーニングをしながら、基礎の基礎から説明。
    時折、参加されたみなさまと対話しながら、会話に沿った形での説明も入る。
    ・股関節の位置を確認
    ・骨盤が起きた位置を確認
    ・重心の位置を確認

    基礎的なトレーニングメニューを実践してもらいながら紹介する。
    説明される内容は決して難しくなく、ほとんどの方が理解出来たと思う。
    ・骨盤おこし前後運動
     いすに座り、重心を前後に移動させることで、股関節が働き、骨盤が前傾・後傾する
    ・足指を握る
     小指側から足裏を縮めるつもりで握る
    ・足裏のフラット接地
     (多くの人にとっては)小指をつける
    しかし、単純な動きでも要求通りに動こうとするとうまく動かない。今ままでやってきた動きとは違うのだから、うまく出来なくて当たり前。
    丁寧に続けること。

    「自分でやる」
    おそらく中村先生が一番伝えたい部分はここ。この日は何人の参加者に伝わっただろうか。
    どんなに凄腕の医者や治療師に治してもらっても、自分自身が変わっていなければ再発してしまう。
    体の状態は変えてもらえても、動作は変えてもらえない。
    変えるのはあくまでも自分。

    最後に宿題が出た。
    ・小指をつけて立つこと
    ・足指(特に小指)を握ること
    (もう1つあったかな)
    ・骨盤をおこして座ること
    回数よりも丁寧に行うことが大切。
    骨盤をおこすときに腰を反らさない。下を向かない。
    足指を握るとき、小指から握る。最初は小指だけ握るつもりで良いかも。

    全3回のこの講座、次回行けるかどうかわからないけれど、アシスタントとして参加者の方々に質問されるのもあらためて勉強になる。
    出来たら是非参加したい。

    ■講座後
    中村先生、中島先生と3人で九州居酒屋へ。
    伸張反射、逆伸張反射の話。
    でんぐりジャンプの話。
    そうそう、『腹圧』の説明の話。
    特に女性向けに説明するときに気を付けたいのが腹圧の目的が太鼓腹になる事ではないという事。
    腹圧をかけると左右というよりも上下方向にお腹が伸びる(実際には全方向)。
    ・お腹が伸びるので、お腹にしわが出来ない。
    ・お腹が伸びるので、胸があがる(バストアップ)。
    ・お腹が伸びるので、背中が縮む。
    ・背中が縮むので、骨盤がおきる(ヒップアップ)。
    本当ですよ。

    2012年10月23日火曜日

    はみ出さない稽古@八光流柔術


    久しぶりに広沢先生にご挨拶。八光流の稽古に参加した。
    広沢先生主催のノーブランド柔術研究会に通い始めた当時はまだ娘も生まれていない頃だった。娘も4歳になる。
    稽古日記も書き始めて5年も経っていたのか!
    月日がたつのは本当に早い。広沢先生の髭も伸びるわけだ(笑)

    たまに書いておこうと思いますが、この日記に限らず、すべての日記に当てはまることですが技の説明や感想は私が実際に聞いて体験したことを書いています。
    しかし内容には私の主観が入り込みます。忘たり聞き逃した部分、その時興味がない部分(笑)は、書かれていません。興味を持たれた方は是非一度私のフィルターを通さずに体験されてみてください!


    「左右の重心移動」
    右足から左足へ重心を移動させる。こう書くと誤解してしまいそうなので注意点も書いておこう。
    ”身体は真っ直ぐあり続ける”
    (言葉は私が感じた感覚を書いているので、すべてが広沢先生の説明と一致するわけではないです)
    右足重心で真っ直ぐ立った状態から、重心を一度上にあげて、それを左足の上に持ってきて真っ直ぐ下げる。
    それから、もう1つ注意。私はこれが出来ていなかった。
    ”身体の外にはみ出さない”
    前も注意されたが、足の裏からはみ出るほどの移動は、重心移動ではなく、寄りかかり。
    これは自分だけでなく相手にもさせない。
    膝や足裏に横方向に加重を感じるようでは、真っ直ぐではなくなっている。

    「立つ」
    「はみ出ない重心移動」
    「真っ直ぐ落ちる」

    これらが出来た上で大切なのが、
    「相手と繋がる」
    ということ。

    ここを頭で理解しようとすると混乱する。
    ・繋がったまま
    ・手は手、身体は身体。
    ・別々に動くが繋がりは解かない。

    私も出来た上で言うわけじゃないのだけれど、考えると駄目。とにかく色々な形でやってみるというのが良いだろう。
    実際この日も色々な稽古を行ったけれど、全てに通ずるポイントであった。

    一人
    ・両足で立つ。踵に重心を感じるように。
     前・左右にはみ出さない。
    ・しゃがむ。真っ直ぐに下までしゃがむ。
     重心の位置は踵のまま。
    ・重心移動。「片足で立つ」を左右切り替え。
     重心の移動は持ち上げて、上で移動させて、真っ直ぐ下ろす。
    ・正座で重心移動。右に乗れば左足が自由に動かせるように。
    ・正座から立つ。右に乗り、自由な左足を前に着く。重心移動で左に乗る。自由な右足を蹴ることなく立つ。
    ・重心移動で歩く。「片足で立つ」を左右切り替え。前に出す足は自由に動ける状態。接地した段階では体重を乗せない。重心移動で蹴らずに進む。

    二人
    ・相手の胸を押す
    ・両腕を前から掴んでもらい、真っ直ぐしゃがむ。
    ・片腕を横から掴んでもらい、重心移動&真っ直ぐ落ちる
    ・片腕を前から掴んでもらい、重心移動&真っ直ぐ落ちる
    相手がいると繋がった状態を保つ必要がある。これが考えては駄目な稽古。

    稽古後、宴会芸の師匠である広沢先生にNew宴会芸の「正座から立つ」を披露。
    事前に写真などで見て、想像はされていたとのことでしたが、何と一発でほぼ真似されてしまった(やり方は同じ)。
    さすがは師匠、今までチャレンジした人とは違う見方をされていた。
    ・どこの力が抜けているか
    引き算の稽古をされている広沢先生らしい観察です。
    たいていどこを使っているかという目で見てしまいがちで、それも悪い見方とは思えないのだけれど、使っていないところを見るというのは抜けていた。
    勉強になります。

    広沢先生の八光流に興味がある方、千葉・東京・神奈川など色々な場所で稽古出来ます。体験入門など受付中とのことです。
    詳しくは広沢先生のブログをどう(あんころ猫の手
    入門後は特別稽古と言って、マンツーマン指導も申し込めるようですぞ。ぐんぐん上達したい方にもおすすめ!

    2012年10月19日金曜日

    書道、テニス、武術で『力を抜く』

    稽古じゃなくて江の島にいったのだけどブログ更新。 

    学生時代からの友人Yが岐阜から来るというので、同じく同級生の書道家T宅で会うことになった。Yは遠いし、Tは売れっ子で忙しいし、自分も仕事に家庭に稽古に忙しい(笑)のでなかなか会う機会がない。 
    久しぶりに会って話す内容はほとんど馬鹿話だったが、そこに健康の話が混ざっていたのはそれなりに年をとったという事か。 
    大病をして食事に気を使っているというTに、私が10kg減で摂っていた食事内容を話したら驚いていた。食べなきゃ駄目なのはその通りだけれど、そう思って食べると食べ過ぎてしまいがち。それに気づけたら特別なダイエットを行う必要はない。 
    Yもずいぶん小食になっていて、身体に気を使っているという。Tは「Yとたいは、大病を患う前に食事に気づけたのは良いと思う。」という。 
    Tは当時聞いていたよりも大変な症状だったというので、今になって驚いてしまった。 
    なったものにしかわからない苦しみや思いがあるだろう。 
    本調子というか元に戻ったというわけではないだろうが、本業をバリバリこなせるほどに回復してよかったと思う。 

    武術稽古とかのブログなので、馬鹿話と楽しかった話は省略。近況報告を兼ねて宴会芸を披露したところだけ書こう。 

    宴会芸の「座る」「立つ」 
     ウケた。 
    宴会芸の「腕相撲」 
     ウケた。 
    それから「流れる突き」「打てない突き」 
     これは気持ち悪がられた(笑) 

    TとYから「お前はいったいどうなりたいんだよ!?」 
    と突っ込まれたが、「正座から立つ」がスムーズに行き始めた頃から自分でもわからなくなってきている。 

    腕相撲のやり方を「肩の力を抜く、肘の力を抜く。そのまま動く。」と説明すると、Tが習っているテニスのコーチも同じような説明をするという。コーチのアドバイスは引き算で、「今はここに力が入っている。」「今はここ」というように余計な部分を指摘してくれるのだそう。 
    良いコーチだと思う。 
    Tは言うには書道でも同じだそう。肩・肘の力は抜いて筆先に力が通るようにするそうだ。書道でできても腕相撲でやるのは難しいようだ。 

    楽しい時間は短い。あっと言う間に時は過ぎてこの日は解散。 
    再会までに腕を磨いておくことを宣言してお別れ。