忍者道場


田端駅から徒歩数分、時代アカデミー武蔵一族の稽古会に参加させていただいた。
格好は普通の稽古着ですが、私以外はほぼ全員忍者。


決して広いとは言えない道場だが外国人観光客も訪れるというこの道場には甲冑なんかも置いてあって、今まで感じたことのない独特の雰囲気。京都とかにある何とか記念館っぽい。

十字手裏剣と棒手裏剣を打たせていただいた。
忍者的で大変良い経験をした。
的にダーツやアーチェリーのような点数が決まっていてハマル。
棒手裏剣は「刺さった!」と思ったら反対向きに刺さっていたりして、回転の制御に最後まで苦戦。十字手裏剣はむしろ回転させるのでこちらのほうが投げやすい。
大会では6m離れて打つというが、これはけっこうな距離。
ここでの稽古内容は自由。いわゆる自主稽古会の形である。

■総合系寝技
スイープ。
相手から逃げる技術。
Iさんに見せてもらったがこれは面白い。
袈裟固めや横四方からのスイープ。
仰向けになったところで相手が足下から攻めてくる状況でのスイープ。

■柔道
いま私は柔道に興味を持っている。名古屋の深夜稽古でK監督にお会いしてから徐々にその気持ちが強くなってきている気がする。
Iさんに足払いなどを教わる。払う方向も払い易さに関係するようだ。
他にも足かけて倒す技術とか、古式の型とか。
研究したら面白いだろうな。

■柔術
千代田でS氏がGさん相手にされていたのを思い出して、見よう見まねでやってみた。
力感なく相手が崩れる。良い感じか。

■ローリングソバットとか小安キックとか
忍者の方がサンドバッグ相手に練習されていた。
回りながらあの威力が出せるとは。
目が回りそうだし、はずして壁とか蹴っちゃいそうなので私は挑戦せず。

■ワンインチパンチ
膝抜きを打撃力に変える方法。下方向の動きを前方向の動きに合成する。
片手プッシュアップの構造的な丈夫さを応用する方法を紹介したところ、片手で立てる状態で打つパンチが最強と言う人がいるという話を聞く。私の発想も悪くないようだ。

■城間流稽古のご紹介
と言っても私も数回セミナーに出ただけなので雰囲気だけでも伝わればという感じ。
相手の攻撃心のおこりをとらえて動く。
そろそろ千葉・東京セミナーやってくれないかなぁ。

■宴会芸
ここでも宴会芸を2つとも披露、好評だ。
しかし紅一点、くノ一の方が『正座から立つ』をいきなり出来かける。
さすが忍者、おそるべし。

■やり忘れ
・野田古武術の会でやった「蛇拳」の紹介
・手を挙げてしゃがんで寝て、立つの難易度の確認

水天宮に加えて、田端にも遅い時間に稽古できる場が増えた。
田端での定期的な稽古は今年いっぱいは続けるとのことなので、また機会があったら参加したい!

みなさまありがとうございました!

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