構造動作トレーニング@NHK青山文化センター


NHK青山文化センターで行われた構造動作トレーニングセミナー。
以前、甲野先生の講座で来たことがある。
今回はアシスタントとして参加。
講師1名、骨盤おこし公認トレーナー3名、骨盤おこし幻の初段1名(私ね)という布陣は、担当者曰く「贅沢」だったそうな。
確かにこんなに講師陣がずらりと並ぶカルチャースクールは珍しい。

床にマットを敷いて実際にトレーニングをしながら、基礎の基礎から説明。
時折、参加されたみなさまと対話しながら、会話に沿った形での説明も入る。
・股関節の位置を確認
・骨盤が起きた位置を確認
・重心の位置を確認

基礎的なトレーニングメニューを実践してもらいながら紹介する。
説明される内容は決して難しくなく、ほとんどの方が理解出来たと思う。
・骨盤おこし前後運動
 いすに座り、重心を前後に移動させることで、股関節が働き、骨盤が前傾・後傾する
・足指を握る
 小指側から足裏を縮めるつもりで握る
・足裏のフラット接地
 (多くの人にとっては)小指をつける
しかし、単純な動きでも要求通りに動こうとするとうまく動かない。今ままでやってきた動きとは違うのだから、うまく出来なくて当たり前。
丁寧に続けること。

「自分でやる」
おそらく中村先生が一番伝えたい部分はここ。この日は何人の参加者に伝わっただろうか。
どんなに凄腕の医者や治療師に治してもらっても、自分自身が変わっていなければ再発してしまう。
体の状態は変えてもらえても、動作は変えてもらえない。
変えるのはあくまでも自分。

最後に宿題が出た。
・小指をつけて立つこと
・足指(特に小指)を握ること
(もう1つあったかな)
・骨盤をおこして座ること
回数よりも丁寧に行うことが大切。
骨盤をおこすときに腰を反らさない。下を向かない。
足指を握るとき、小指から握る。最初は小指だけ握るつもりで良いかも。

全3回のこの講座、次回行けるかどうかわからないけれど、アシスタントとして参加者の方々に質問されるのもあらためて勉強になる。
出来たら是非参加したい。

■講座後
中村先生、中島先生と3人で九州居酒屋へ。
伸張反射、逆伸張反射の話。
でんぐりジャンプの話。
そうそう、『腹圧』の説明の話。
特に女性向けに説明するときに気を付けたいのが腹圧の目的が太鼓腹になる事ではないという事。
腹圧をかけると左右というよりも上下方向にお腹が伸びる(実際には全方向)。
・お腹が伸びるので、お腹にしわが出来ない。
・お腹が伸びるので、胸があがる(バストアップ)。
・お腹が伸びるので、背中が縮む。
・背中が縮むので、骨盤がおきる(ヒップアップ)。
本当ですよ。

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