沖縄拳法@東京セミナー

数年前からメールでやり取りをしていた沖縄拳法の西原先生が、この度沖縄から来てセミナーが開かれると言うので即申し込んで参加した。
会場のある阿佐ヶ谷の街は始めて歩いたが雰囲気が良いところだった。

セミナーのメニューは、
「体の変化」
「入る技法」
「サンチン」「パッサイ」の型とその意味
「重み」「透かし」
と、西原先生がブログで紹介しているものだった。
目で見て体験して、稽古出来るのを楽しみにしていたがこの日参加出来て良かった。
内容はどれが口外して良いものだったか忘れてしまった(セミナーだけの秘密的なものは数個だったが)ので詳細を紹介しておくのはやめておこう。
西原先生が動画で紹介している稽古を色々と体験させていただいて、自分で出来るようになる稽古法も伝えていただいた。
どれも(すぐに出来るものばかりではなかったが)納得出来るものだった。

稽古の仕方も合理的で、特に注意して説明されていたのが受ける方の形。相手の動きが稽古で要求している形を満たしているか、検証するのが稽古の目的であると言うこと。
得てしてこれまでの経験や性格が邪魔をして、(本人は意識していなくても)稽古の目的に反し変な抵抗をしてしまったり、逆に抵抗せずにいなしてしまったりしてしまいがち。
相手の為に稽古するのであって、自分がやられないことを確認するために稽古するのではないということだ。この稽古姿勢には大変共感できた。
もちろん稽古の目的が変われば受けがいかようにも頑張るというのも成り立つが、「今はそうではない」ということをはっきりとさせることで沖縄拳法の初心者同士でも目的にそった形で稽古を進めることが出来たように思う。

実際に会った西原先生は、技の強力さと腰の低さにギャップがあり面白くもあったが、ご自身の流派に対する自信と誇りというものがにじみ出ている印象を受けた。
次回は未定ということだが、是非また東京に来てセミナーを開いてもらいたい。

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