月刊秘伝12月号「"座れ"ば強くなる!」@半身動作研究会

半身動作研究会の稽古に参加。 

早めに着いたので一人稽古でもしていようと思ったのだけれど、中島先生が先に到着されていた。 
雑誌「月刊秘伝」の取材があり、早めに来られていたようだ。「たいさん、ちょうど良かった。」と、急きょ私も取材に協力させていただくことになった。 
近々、座りで行う稽古の特集があるとのこと(月刊秘伝のホームページを見ると12/14発売号のようだ)。私は中島先生の受けや、悪い例の見本(私はこれが得意)などの大役を仰せつかった。 
取材の合間に何気なくやっていた私の膝行を見た秘伝の方が「それ撮らせて下さい。」と言うので撮っていただく。 
膝行は普段稽古でやらない上にさらに輪をかけて普段やらないクルクル膝行(仮称)も撮影することになって、こんな事ならもっと練習しておけば良かったと思ったりした(苦笑)
こちらは甲野先生の膝行動画(1:00あたりから、クルクル膝行も!)

「関係ありませんがこんなのも、ね。」と中島先生から宴会芸『座って、立つ』のリクエスト。 
取材の方にウケてこれも撮影することに! 
「出来るだけゆっくりお願いします。」のリクエストは厳しかったけれど、うまく撮っていただいた。 
稽古の紹介となる今回の記事では使われない可能性が高いですが、良い記念になりました(笑) 
秘伝の方が言うにはどこかの流派(私は流派名を覚えることが苦手なようだ)に、この『立つ』に近い形で抜刀を行うところがあるようだ。 
座りから足の甲をつけたまま、片膝を前に出し(ここで抜刀?)、後ろに戻る形で立ち上がるらしい。 
これは高度な身体操作が必要そうだ。 

■竹串手裏剣 
参加者のみなさんが構造動作トレーニングの「ゆっくり走り」をやっている中、黙々と竹串手裏剣を打つ。
忍者道場で八角手裏剣を打ったときの調子の良さから一転、刺さらない。重さが違うので感覚が変化しているのもあったが、(きれいに投げたい)という欲が動きを阻害する。 
刺すのは諦めて、直打法の”おさえ”に集中すると今度は刺さり始めた。 
なんだこれー、面白い。 

■太刀奪り 
IさんとSさんがやっている稽古を斜め横から見学。 
Sさんが打つのを見るよりも、IさんとSさんの2人を見ていると次にどこを狙っているかを感じる。黙って見ていたがかなりの確率で一致した。 
気配というよりも打てそうな気がする場所という見え方かも知れない。 

■勝手に研究会 
岡本正剛先生の肩を掴みにきた人を崩す動き。 
肩の回転をなるべく、肩以外を使わずに行うというのを試そうとするも、肩をきれいに丸く回すのが困難。上下に大きく動いてしまい、楕円になる。 
岡本正剛先生の動きを研究しているとそこから派生して、色々な動きが引き出されて、それはそれで面白いものも出てくる。 

■受け 
崩れやすい受けというのが存在する。技の検証にはこれも必要。 
お互い存分に受けると、なかなか技にかかりにくくなっている。そうするとせっかく可能性のある動きが出ても、相手がびくともしないのであまり有効でないという判断になってしまったりするのだ。 
この日はIさんの動きを試しに力んで少々軸を歪ませた状態で受けてみると、えらく吹っ飛ばされて驚いた。 
これにはIさん自身も驚いたようだ。 

■中島先生の技 
最近は恵比寿に参加しても中島先生の技を一度も受けないという事が多かった。 
この日、「月刊秘伝」の取材のために久しぶりに技を受けたが、この感覚はやはり定期的にいただいておきたい。 
終了後、重心移動による崩しを受けさせていただく。 
接触面は何もしない。働きが起きるのでそれについていく。 
稽古の帰り道、着物が似合うA女史から「どうしたら余計な力が入らないようになりますか?」という質問をされて、「中島先生の技をたくさん受けて下さい。」と答えたけれどこの答えは私にも当てはまる。

コメント

匿名 さんのコメント…
11月8日にコメントした者です。お久しぶりです。
投げた竹串手まで床に刺さるなんて昔の武人の話みたいですね(笑)。考えた事ありそうで無かった「右半分を緊張させて、左半分を伸び伸びとさせる」という体半分の使い方は面白い、と思いました。筋肉に頼らない使い方だと色々な体の使い方が作れる、と改めて思いました!(^` - ´^)
屏風座りの事ですが、youtubeで似たような言葉で検索したら屏風座り動画があったので観てみたら、上半身を下に滑らせるように動かすんですね。たい さんの文で想像してた動きと ほとんど合っていたので良かったです。
気づけない突き を甲野先生がファミレスで皆さんに体験してもらってたようですが、ただでさえ速い甲野先生がさらに速くなったのだとしたら驚くばかりです。
それにしても、インターネットTVの方に取材されたりして たい さんも結構有名になってきたのかもしれませんね!
座って立つ の動画観させてもらいました。
なんかマイケルジャクソンのムーンウォーク的な不思議な動きでした(笑)!この宴会芸はきっと、そういうダンスに使える面白い動きですよ。発案者としてカッコイイ名前つけといた方が良いかもしれませんよ(・v・)
では、いつものように たい さんの稽古も応援させてもらいますね~。
空気投げ研究家 さんの投稿…
いつもありがとうございます!
PCネット環境が1カ月ぶりに整ってようやく返信出来るようになりました(私のブログは携帯からでは投稿出来ないのですね)。
返信遅くなってすみません。
インターネットTVの取材は忍者のIさん向けのもので、私はたまたま同席しただけです。私はサラリーマンですから有名になって動きづらくなるのは困ります(笑)
座って・立つは「何度も再生してしまう」という声もいただいており、評判いいです(^^)
名古屋の山口先生が立つところをみたのが最初ですから私の発案ではないですが、他にも面白い動き研究しておきます!

匿名 さんのコメント…
12月1日にコメントした者です。
いやぁ、急にブログ更新が止まったので
まさか最近あったトンネル事故に巻き込まれたのか・・・?なんて最初は思いましたよ~(´。`)
ただ、数日考えて たい さんはツイッターもしてたような?と、思い 確認しに見に行くとツイッターは更新されていたので僕は パソコン系の何かが使えない状態になったのかな、と思ったのですが 大変なことが起きたのか そろそろ質問しようか考えていました。でも、やはりパソコン系の都合とわかって安心しました!
関係ない話ですが、返信に「忍者のIさん向けのもので」と書かれているの見て忍者という言葉を使って普通にやりとりしてる事が江戸時代のメールみたいで少し笑顔になってしました(笑)。座って・立つは名古屋の山口先生という方の動きを改良したものなんですか、なるほど。
とにかく、たい さんが無事で良かったです。では、稽古応援してますね~。
空気投げ研究家 さんの投稿…
ご心配をお掛けいたしました!
名古屋の山口先生の動画をご紹介します。
私よりもはるかに精度が高いのがお分かりになるかと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=Yc7DRiJYZh8
まだまだ頑張ります(^^)