恵比寿(2012)


恵比寿
この日のテーマは『皮膚』。
中島先生から感覚をいただいておかなければと参加。
道場につくなり、方条さんとSさんで「たいさんが来るような気がしていた。」と言う。

そのSさんと
■『正面の斬り』
身体が手よりも前のめりに動くと相手とぶつかってしまう。『追い越し禁止』違反。
極端な形で稽古してみる。
「手だけ伸ばす」
「手は動かさない」

■『浪之下』
基本的な動きは他の稽古でやっていることと同じ
「先端から動く」
「真っ直ぐ」
「接触面の圧を変えない(皮膚の稽古)」
3番目の感覚がお気に入り。これは以前方条さんのを受けたもの。

■太刀奪り
変な文章になってしまうけれど、これは感覚的な話。
相手に近づいていくとき、自分の動きよりも前に自分がいないこと。自分の動きは自分より後ろから眺めるようにすること。
練習していたら方条さんから「もっと背中側に意識を持っていくといいよ。」というアドバイスが。まさに自分のやろうとしている事と同じ。
前側にある意識は気配となって現れているはず。見えないようにしたい。


■ボール胡座
中島先生が持ってきたnewグッズ。
木製の板2枚で同じく木製のボールを挟んでその上に座ってボール胡座。座布団の上にのせたり、座布団の下においたり。

■皮膚
中島先生を囲む輪の中へ久しぶりに入る。
積極的に皮膚を動かす稽古は前半で終わっていたようで、「接触面の圧を変えない」まま動くメニューになっていた。
相手に腕を掴んでもらう時、掴まれる腕を力を抜ききるという意味の脱力ではなく、自由に動くという意味での脱力状態でいると、掴んだ相手が勝手に動き出すので、それについていく。肘を固めやすいので注意。
相手の両肩に後ろから両手を置き、真っ直ぐ下にしゃがもうとすると相手も一緒にしゃがむという稽古。
着物の似合うH川女史が後ろに引いてしまっていたのでちょっぴりアドバイス。腰が固まっていて股関節が働いていない。
アドバイスというか股関節から曲がるというのを体験してもらう為に向かい合って腕を掴んでもらう。
この形で私が股関節を折り畳んで座ると、相手も股関節から曲がって座る。これで体験してもらうとずいぶんと驚いた様子だったが、股関節で曲がるという感覚は伝わったよう。私が受けてみても悪くない。
整体業をされているHさんにも股関節から曲がるというのを体験してもらった後で、私にやってもらうとこちらは接触面の圧が変わってしまっている事が原因でうまくいっていない。
相手が動くと遠慮して相手に張り付いている手を緩めてしまう。相手が動いても接触面の圧は変えずについていく。





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