軸ってなんですか


『井桁』の日記に『軸』と書いた。
しかし『軸』ってなんですか?と聞かれたらうまく答えられない。

以前よりも確かに稽古の中で『軸』を意識出来るようになっているが、そもそも『軸』とは何だろうか。

正中線の稽古もやった事があるが、何となく相手の中心を捉えると相手が崩れやすくなるようだ。
反対に自分の中心を捉えにくくすれば、崩れにくくなる。
主に剣術の稽古をされている方との稽古で、相手の中心を捉えるというのを道具を使ってシビアに行ったりもする。

内部感覚的には、次の効果があるように感じる。
・上下の構造を強くする
・左右の基準を明確にする

先日の手裏剣稽古もそうだったが駒井教練の『韓氏意拳』セミナーでやった稽古の影響が強い。
『軸』は作るものではなく、整った状態になると発生するものという感じがしてくる。
色々混ざってくるが(笑)、中村先生の構造動作的に言えば整った姿勢で重心移動がスムーズに行われているとき、軸が立っていると言えると思う。

『軸』ってなんですか?と聞かれたら、
「良くわかりませんが、動いてみて何か上下に真っ直ぐな線があるなぁと思ったらそれが『軸』じゃないですか?」
と答えよう。
んー、適当な答えになってしまっている気もするが今の感覚にはこれが一番近いなぁ。

ところで半身動作研究会だといきなり軸の稽古はせずに正中面の稽古から始める。
面が徐々に正中線(=軸)になるように稽古を進めていく。

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