2013年初稽古@忍者道場

2013年の稽古はじめは忍者道場での自主稽古会。 
Iさん主宰のこの稽古会は特にテーマなどは無し。 
この日もその場で出てくる色々なメニューで稽古した。 

よく流行りが変わるのだけれど、最近のマイブームは柔道だ。 
木村政彦本の影響もあるが、私が好きなのはその木村と仲が悪かったと言われる三船久蔵(十段)の柔道。ふわりと舞うような動きが美しい。 


■空気投げ 
柔道経験者でもある忍者のIさんに聞いたところ、相手の動きをもらって投げているようだ。 
相手が来たところを進路を譲るような形でかわしつつ左右から上下の揺さぶりで落とす感じか。 

■色々 
名前は忘れてしまったが、捨て身技など色々と。 
やはり面白い。 

■勝手に稽古 
昨年の恵比寿をきっかけにした、羽織りを羽織るような投げの勝手研究。 
おそれ多くも黒田先生のおじいさまの言葉(投げは、羽織りを羽織るようなもの)だけを頼りに勝手に研究しているもの。 
・自分はまっすぐ 
・相手に情報を伝えない 
これを動き始めから投げ終わりまで継続すると、相手は何となく崩れてふわりと投げられるようだ。 
これを相手の反撃ありでどうやるのかとかまでは考えないで稽古する。 

■片足立ち 
片足で立った状態で、反対側の足を動かして相手の足を刈る。 
”片足で立つ”が出来ていれば思わぬ威力が出るが、少しでも相手に寄りかかれば自分が崩れてしまう。 
さらに居着かずに立てればなお良し。 

■寝技、タックル 
柔道の練習メニューを色々。 
海老・逆海老。蟹・蟹ジャンプ。ほふく前進・腕だけ。 
などなど。これらは寝技に通じる動きの練習。 
スクエア(仮)、アリゲーター。 
アリゲーターはシステマでもやった記憶があるが、今やってみると心地よい動き。構造動作的に言えば下を向かずに背中をキープ。 
鯖折り、タックル色々。これは構造動作で言えば胸割り。 
Iさん色々知ってるなぁ。と感心。 

■手裏剣 
棒手裏剣はもちろん、ゴム製の十字手裏剣による手裏剣避けも行った。 
立てた木刀を基準に太刀奪りの体捌きで手裏剣と反対側に避けつつ相手に寄る。 
これは面白い。 
Iさんが抜刀で手裏剣を弾くというのを試していたが、これは外人相手に忍者の格好でやったら相当受けるなという感じ。 

■膝行 
合気道式のをIさんに教わる。前へ、後ろへ。これも面白い。 
甲野先生のくるくる膝行でまっすぐ前に進んでいくというのにチャレンジしてみると、目が回っていけない。 
するとIさんから「回転方向に目をやり続けるフィギュアスケートのやり方があります。」との助言が。 
早速試してみると、格段に目が回りにくくなる。 
膝行・膝退。膝を持ち上げるのではなく、立てた膝を下に落とす。落とすと前に進むのでその動きを貰って反対側の膝を立てる。これを繰り返す。 

■中井亀次郎 
がれ場に醤油樽を転がして、自分も落ちるように降りながら棒で樽を叩く稽古をしていたと言われる人物。 
現代版中井亀次郎とも言える方が参加されていて、急斜面の駈け降り方を教わった。スキーで滑るように足裏を地面と平行に接地させるのだそうな。 
この人よりも速く駈け降りる強者の女性がいるそうだ。 
ちなみにIさんもチャレンジしたが2人には全く追いつけなかったとのこと。 

■忍者候補 
忍者ではないKさんが道場の壁から天井にぶら下がる動きが忍者だった。

コメント