木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

昨年読んだ「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」は、とんでもないモノだった。 
以前甲野先生から話を聞いていてタイトルは知っていたが書店で偶然見つけたそれはおよそ700ページの分厚く重い一冊。 
しかし迷わず会計を済ませていた。 
読み始めたら止まらなくなり、通勤電車、リビングはもちろん風呂にまで持ち込んで読んでいたら、700ページもあっという間に読み終えてしまった。 

木村政彦はもちろん、師匠の牛島辰熊、相手の力道山、弟子の岩釣兼生らの凄まじい格闘人生が交差する。 
全ページで圧倒される内容、著者である増田俊也の魂が込められている。 
読む前からあった柔道への興味が強まったが、この本の登場人物のような練習は千分の一も御免こうむりたい。 

<vsエリオグレイシーの動画>




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