構造動作アシスタント@NHK青山文化センター(2012)

NHK青山文化センターでの構造動作トレーニングセミナー。全3回のうち、2回目。 
前回に引き続き今回もアシスタント兼スナップ写真係として参加した。 

■握る 
とにかく握る。 
骨盤おこしというネーミングから誤解されがちだが、構造動作トレーニングは単に骨盤を動かすエクササイズでもなく、骨盤をたたせればOKというものでもない。 
要求されるのは全身のバランス。バランスは静止状態・動作状態それぞれで要求される。 
前回は一番大きな関節である股関節を動かす感覚を養うため、骨盤の傾きに着目して説明がなされた。 
今回は身体を支える土台である足指についての説明。前回からの宿題(足指をにぎにぎしておくこと!)もでていたが、みなさんやられていただろうか。 
これは地道ながら続けていれば習慣化される。トレーニングの意識なく取り組められるようになればしめたもの。 
と、書いている私の足指はギュッと握られている(笑) 
それでもいつも握りっぱなしでいれば良いというわけではないです。”動かせる”という事が大事(念のため)。 

足首を手前に曲げる『背屈』と遠くへのばす『底屈』。これを繰り返す動作を足指を握りながら行う。特に小指側を握る意識で取り組む。 
この運動は足を”放り出して”長座になり、行う。 
”放り出して”と書いたのは、膝を一見だらしなく広げて良いので楽な姿勢で行う必要があるから。ピンピンにのばして行ってはならない。足の小指が床に着くぐらいまで膝を広げて(曲げて良い。浮かせて良い)良い。 
目指すは赤ちゃん! 

この日は中村先生「らしさ」が出た。 
中村先生「では数えてください。」 
参加者の男性「1、2・・・20」 
中村先生「続けてください。」 
参加者の男性「21・・・50・・・100」 
なかなかきつかったと思うが、中村先生は「私はこれを一時間半続けてやります。一時間半ですよ?こんなによくやりますよねww」という。 

足だけではない。手も握る。 
握り方はシンプル。広げた手のひらの指なりに小指側から畳むだけ。 
中村先生「なるべく拳が小さくなるように。口の中に入るくらい。」 
これで握るとちょうど生命線で手のひらが折れてくる。 
中村先生「生命線をのばしてください!」 

続けていると身体が暖まってくるので冷え性の方にもオススメしたい。冷え性に効いて、寿命がのびればすごいことだ! 
というわけで次回までの宿題は, 
『生命線をのばす』 
ですか?! 

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