起倒流研究稽古、裏目標「投裏の形」

三船久蔵十段「投裏の形」 
あらためて思ったがこれはすばらしい。 

起倒流の型を研究し始めたが、型の研究そのものとは別に、裏の目標が明確になった。 
目指すところは投げ裏の形、オリジナルを作ること! 
起倒流の型研究で判明した理合いで投げ裏の形を研究する。 
順番としては型研究が先だ。焦らずじっくり。 

以降はすべて脳内稽古なのでそのうちやってみたい。 
三船十段の動画を繰り返し見ているうちに、相手の懐に入れば相手は崩れるように見えてきた。 
すでに崩れている相手の場合、懐に入ることが出来れば投げられるだろう。 

例えば、上体を前のめりにして下がる(腰を引いて下がる)相手の場合は、相手の足の前に自分の足で通せんぼうをして、相手の頭が真下に来るように落とす。 
同じ上体が前のめりになっている場合でも、手で突っ張って距離をとっている場合は、 
腕ごと上から下に落とす。この場合、相手はこちらを頼りにすがってくるのでそれに逆らわずに沈める。 
うつ伏せに崩れるので一本にはならないが、気にしない。 
手首の関節でもとれたら良いのではないだろうか。 

って、こんな思った通りになるかはわからないが。 

こちらは昭和50年代にとられたという形の映像。 

キチッとしている感じだ。 
三船十段の映像とは速度が違う分、動きの質が異なる。 
しかし面白いことに速度が違って見えなくなってしまったものと、逆に強調されるものがある。 
これは良い勉強になりました。 

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