武術稽古の成果を発揮する場(1)

今月から入った職場はかつてないストレスにさらされるプロジェクトだ。 
肉体的、精神的、両面においてきつい。 

どう対処していけば良いか、日々模索しながら過ごしている。 

入ってからたったの3週間でこのような状態になるとは思いもしなかった。 
前回、前々回の職場もなかなかブラックなところだと思っていたが、そこと比べるとここはスーパーブラックと言える。 
どの程度かと言えば、協力会社の営業の方が「ここで一定期間働けば、『あのきついプロジェクトで(逃げずに)貢献した』として、箔がつく。」とまで言われた前々回のプロジェクトを超える職場だと言えば少しは伝わるだろうか。 

さて、ときおり怒号が聞こえ、チンピラみたいなやつに一日おきくらいに突発的に呼び出されて説教をくらいつつ(少なくても個人的にこちらに非は無い)、連日の深夜残業に対処して2週間。 
感じたことを書いておこう。 
武術稽古となにが関係するのかと思うかも知れないが、これがもちろん関係するのである。 

何のためか? 

これを確認せずに考えると方向を見失う。 
今回は仕事の話なので、何のために働くのか?ということになる。 

正直に書けば、いま思えば呑気に学生時代を過ごして、得意なこともなく、強いて言えば多少知識がある学んできた分野に近い会社に就職したのが始まりだ。 
採用面談ではそれらしいことを言った気もするが覚えていない。 
就職するために就職したような状態だ。 
しかしそれで良かった。就職しなかったらやることが無かったからだ。 
今は違う。 
生活のためだ。家族を養うにはある程度のお金がいる。 
もちろん、稽古にも!(笑) 
仕事をやる意味に特別立派なものなど必要ないと思っている。 
賛否あると思うが、私が思ってしまっていることなので「そんなんじゃ駄目だ」と言われても仕方がない。
どうせやるなら楽しいほうが良いと思うから、そうなるように工夫しても良いと思う。 
それで楽しくなったら良いことだ。 
それに最初から楽しい職場など選べない。そうなるまでわからないからだ。 

話が脱線した。ストレスにさらされた時の対処について書こうとしていたのだった。 
こういった厳しい環境にさらされたときに発揮出来てこその武術だと思うのである。 

私が武術稽古をやっているのは、戦いに強くなるためではないし、悪いやつを懲らしめるためにやっているのでもない。 
単に面白いからやっているのだ。 
これにも立派な目的などない。 

こうして書いてみると、仕事にも趣味にも大した目的を持たず日々を過ごしている自分があらためて確認出来て、ちょっぴり心配になりかけたがそう思っても仕方がないこと。 

でまたまた脱線しているので話をストレスへの対処に戻すと。 
別に悪者をやっつけられなくても良いが、悪者にやられたくはない。 
今の職場は命の危険にさらされているわけではないが、高いストレスにさらされている自分は、紛れもなくピンチである。 
武術稽古の成果はこのような場でこそ発揮して欲しいのである。 

長くなったので続く。 
(全然話が進まないな。。。) 

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