稽古日誌名古屋特別編「その3甲野先生と懇親会」


甲野先生との懇親会。
名古屋の皆さんと居酒屋へ。

大阪からきた方や、キックボクシングをされている方とわいわいとすごす。
座敷ということで飲食しながら先生の技を受けられるという、一粒でどれだけお得かという場である。

先生の『気配のない突き』を受けたキックボクシングをされているという方が、どうしようもないよ!といった様子で「はやいです!」と言っていたので、笑いながら先生に「はやすぎるという苦情が出てます。」と突っ込みを入れた後で私も技を受けて思わず発した言葉が「はやいです!」だったのでSさんから「同じじゃないですか!」と突っ込まれてしまった(笑)
このSさん、最近は子育てに忙しく参加出来ていないとのことでしたが韓氏意拳をされていて、私が韓先生の埼玉講習に参加したときに通訳をしていた方。
どうりで初めて会った感じがしないと思った。

居酒屋からファミレスへ。
ここでも稽古。

『腕相撲』
宴会芸バージョンではなく、名古屋に来て思い付いた3力の合成バージョン。
腕力の横方向、井桁の前後方向、ドンチーの上下方向の3方向をそれぞれ独立させて働かせる。
これはなかなか面白いらしい。
バラバラに働かせるのがポイント。

『先端から動く』
あらためて横から押す形で半身動作研究会の稽古を紹介した。

『太刀奪り 』
『気配読み』
遊びで。後ろからメニューで頭を叩く。その前に手で頭を防ぐ。
面白い稽古だがこれに頼るようになると肝心の技も身体も疎かになる。あくまで遊びでやると良い。

もう、ずーっと稽古していたい気分だった。

そうそう、懇親会で『いつから「自分は変わった」と思うようになりましたか?』という質問を受けた。
変わり始めは?と聞かれたら最初の稽古からそうだったと思うけど、自分が自覚し始めたのがいつからだと言われるとはっきりしない。
何かが起きたときの自分の反応が変わっていることにある時気づくのだ。
例えば駅で人とぶつかりそうになったとき、以前の自分とは違う動きが咄嗟の中で出る。
無意識の中で自分の身体が以前と異なる選択をしたとき、そこで自分が変わったことに気づく。

何かずーっとしゃべって稽古していた懇親会でした。
みなさまありがとうございました!!

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