全方向『空気投げ』


全方向空気投げ。
以前、少しだけ触れたけど中身を書かなかったものがこれ。
まだ全然実践していないけれど、何となく脳内でイメージ出来てきたのでこの段階でいったん整理しておこう。

空気投げの定義を、足・腰を使わずに投げる技だと定義して、全方向に対する空気投げを考えている。
三船久蔵十段の記録映画『柔道の真髄』によれば『崩し』の方向は全部で八方向。
八方向の崩しはそれぞれ次のように呼ばれている。
左前隅の崩し
右後隅の崩し
右前隅の崩し
左後隅の崩し
真前の崩し
真後の崩し
右横の崩し
左横の崩し

これら全てに対して空気投げを定義してみよう。
すると次のようになる。

・崩しの方向と空気投げ
左前隅の崩し 浮落
右後隅の崩し 鶚落 ※1
右前隅の崩し 隅落(いわゆる空気投げはこれ)
左後隅の崩し 体落 ※2
真前の崩し 球車 ※3
真後の崩し 正面の崩し ※4
右横の崩し 鶚落
左横の崩し 浮落

※1 甲野善紀先生のやる鶚落。相手が袖を掴んでいる場合は、取りは一点接触での崩しとなる。
※2 足が出るので厳密には空気投げとは言えない。体落をベースに改造する必要あり。
※3 球車は捨身技とも言える体捌き。自身が身を捨てない投げを検討したい。
※4 甲野善紀先生のやる崩し。投げの形になるかどうか。

まだ試していないので何とも言えませんが。。。
どうかなぁ。






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