半身動作研究会@水天宮『構造動作トレーニングと武術』

水天宮。急遽開催が決まった稽古会。
テーマは 『構造動作トレーニングと武術』

アメリカから一時帰国されているという合気道をされているTさんのリクエストを受けて開催されたもの。
アメリカでも練習できるようにと、構造動作トレーニングの基礎メニューを中心に稽古が進む。
途中中島先生が買って帰ってよく読んで下さいと言っていたのが中村先生の最新著書で私もモデルとしてお手伝いした『「骨盤おこし」でカラダの不調は消える』だった。
Tさんは買われただろうか。

メニューは足裏のリハビリから。
骨を関節で折り曲げて足裏のアーチを作る。

股関節の位置と股関節を働かせるための運動。
立位体前屈、逆式で股関節から動くことの検証。

丁寧に動いてからいよいよ武術稽古の形で効果を確認する。

『鏡写しの原理』
このような名称は使われなかったが私の日記でもたまに出てくるもの。
自分の身体の状態が相手にも写るということ。
試したのは、相手に腕を掴まれた状態から股関節が折り畳まれる状態である『了の字』になり、手を下げると相手は股関節から崩れてくる。
『了の字』とはスキーのジャンプ競技でジャンプ台から飛び出す前の格好のこと。
手を下げる前に、きちんと『了の字』になるのがポイント。手を下げながら『了の字』になろうとすると相手に寄りかかってしまいがち。寄りかかってしまっては技にならない。
稽古が進むと股関節がフリーの状態で手を下げれば相手が股関節から崩れるようになってくる。
『了の字』は股関節フリーを生み出す助けというわけだ。

他にも色々とやっている中で今度是非試してみたい動きが頭というか身体に浮かんだ。

『負ける稽古』
これは例えば相手を押すときに、相手を押すことで自分が後ろに倒れてしまうつもりで触れていくと自分ではなく相手が動くので、結果として自分は倒れずに相手を動かすことが出来る。
というように積極的に『負ける』ようにする稽古だ。
いま思ったがこれも『鏡写し』と言える。
自分が後ろに倒れようとする動きが相手に写って、結果として相手が倒れるということだ。

これであらたな発見があった。
と言ってもまだ検証できていないが、面白い効果があるのではないかと思っている。

壁を相手に負ける稽古をやっていたときのこと。
ゆっくり押してみる。当然壁が負けるわけもなく、自分の方がゆっくりと斜めに傾きながら後ろに倒れていく。
速く押してみる。ここでいつもと違う動きが出ていることに気がついた。斜めに倒れるのではなく、身体ごと後ろに移動している。
速く押すときに上半身から斜めに倒れるように『負ける』と腰が反ってしまいそうになるためだろうか、それを避けるように身体全体が後退した。

下手すると強力な作用がうまれそうだったので水天宮では試さずにいたが、実際どうなのだろうか。
今度恵比寿に行ったら試してみよう。

この日は延長稽古に後ろ髪を引かれつつ起倒流の稽古へ!

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