『恥骨を前に出す』方法検討中


方条さんとSさんの条件のきびしい剣の稽古を横目で見ながら、構造動作トレーニングの中村先生に言われた『恥骨を前に出す』を感覚を頼りに研究。
道場の中をウロウロと歩きながら、壁に手をつきながら、股割りをしながら、恥骨が前に出る姿勢を探る。
ポイントは骨盤の前傾と腹圧だろう。それを丁寧に行うためには加えて胸割りが必要だろう。
このように思いながら色々と動いていると、少し前に書いた鳩尾を伸ばす感覚に近くなってくる。
こうしてあらためて自分の身体を観察しながら動いてみると、動作の中で僅かに腰を引いているのを感じる。
これを解消しようとすると、今度は腰を反ってしまいそうになる。
個人的には必ずしも腰を引くのが悪いとは思わないのだけれど、腰を引いてないつもりで引いてしまっているのは駄目だ。
そこに気づいてから、『意地でも腰を引かないという気持ちで、歩きながら自分の状態を探る。』をという、見た目にはただウロウロしているだけにしか見えない一人稽古が再開
またまた壁に手をついてみたり、腰割りの形をとったり。
『腰を引くくらいなら反ってしまうか!』と言うくらいの心持ちでやっていたせいか、このあと中島先生のところで重心移動の稽古をしたときに何度も反り腰を指摘されてしまった(笑)

それでも恥骨を前に出すやり方ははっきり見えてこない。
中村先生に聞くかー!

腰が反っちゃってるのかどうなのか。
どちらも良くないのだけれど、感覚を頼りに心地よい状態を探る。
一応見つけた腰を引かない状態が姿勢として丈夫であるように思えたので、正面の斬りでSさんに受けて貰うと良い感じ。
この姿勢の力は、謙譲の美徳、浮木の腿の相性がよく、一緒にやると今までよりも浸透力が増しているようだった。

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