講座でやらない技

千代田の後、甲野先生を含む参加者の方々と喫茶店へ。 
私は気がつけば歴史講座の前から何も食べていないことに気がついて、ラーメンを食べてから行くという中島先生グループについて中華料理屋さんで刀削麺を食べてから合流した。 
この中華屋さんが美味しかったので紹介しておこう。 
と思って“神田 刀削麺”で検索したのだけれと見つからない。 
地下のお店ではないです。今度行ったら麺はハーフにして餃子を注文する予定。 

で、喫茶店に合流。 
端に座っていると甲野先生が移動してきて下さって、そな流れで座りながらのプチ稽古会が始まった。 
最新の技は、『影抜』。この技はだいぶまえからやっているが、今回のはこの動きを極々小さく、指人形がやる程の小ささで行うのだそう。 
これを体術の『斬落』で行う。 
忍者のIさんと練習してみると歴史講座の三要素同時進行での練習の感覚のおかげか、割りと悪くない感じだった。『影抜』は出来ていないと思いますが。 
Iさんは腕に力が入ってしまって生じる抵抗感に悩まされ続けていた。 
ここからである。 
とある稽古場で、別の団体の方たちが触れずに相手を飛ばす稽古というのをやっていたのを見たという話題になって、そんな話をしていたら甲野先生が座ったまま「ちょっと突いてごらんなさい。」という。 
言われるままに先生の胸の辺りを狙って突くと、いや突こうとすると「エイッ!」と指で目の前を斬る動きをされたと同時に私の突きが止められてしまった。 
触れずにである。 
思わず中島先生にも声をかけて、もう一度受けさせてもらった。 というのも甲野先生は、講座の中ではこのような事は全くやらないのだ。 
おそらく今後もやることはないと思われる。 
これは珍しい体験をさせていただいた。 

そういえば中島先生による歴史講座で、以前甲野先生が気合いのような稽古をしていた時期もあったと聞いていたのだった。 
興味のあるかたは甲野先生ではなく甲章研究室主催による中島先生の歴史講座でお尋ねください。

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