技アリの動作術@和真「離陸をかける」

中島先生による講座に参加。
この日のテーマは「離陸」

足裏の離陸から。
基本の形だが、久しぶりにやってみるとこれで技がかかったり、かからなかったり。
出来ないのはややショックだったが、これがいい。
こうやって久しぶりに振り返ってみて、出来る気になっている部分を確認するのがいい。

色々なアプローチで離陸をかけていく。
・上げようとするけど上がらない
・押そうとするけど押せない
・引こうとするけど引けない
・離陸はパントマイム
・骨だけ浮かす

色々な場所に離陸をかける。
・足裏
・手のひら
・指
・掴まれた腕
「どこでも離陸」である。

「等速で動くと離陸がかかる」
「離陸をかけているかどうかわからないくらいふわっとしていればそれが浮き」

離陸の稽古をしつつも、(これは健心流で言うところの『繋がり』に近いな)などと感じることがあった。
最近意識するわけでもなく、これまで習ってきた武術の稽古が何となくリンクすることがある。

掴む形の手のひらの離陸の稽古をきっかけに、合気道をされていると思われるTさんからの質問に答えて動いてみた。
うちらだけ離陸ではなく合気道の稽古になる。しばし脱線。
合気道の練習にある形とのことでしたが、理合いなどわからないので、私が受けた場合にどうなったら抵抗無く自分が崩れるか?から逆算してアドバイスをしたところ、これが思いのほか喜んでいただけたようで、終了後の寸暇を惜しんで復習のご依頼が。
F先生から声がかかるぎりぎりまで復習しておしまい。
Tさん、機会があればまたやりましょう!

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