韓氏意拳!4年前韓競辰先生に教わったこと。

中島先生主催の技アリ企画。駒井教錬による韓氏意拳の稽古に参加した。


まずは初級の形体訓練をその目的と共におさらい。
そして座ったり、立ったりする。というテーマに沿って
『蹲起』
を繰り返す。

座ったまま立つ。
立ったまま座る。

この感じを常に保つ。

いつでも立てる状態、いつでも座れる状態。
そしてそれはいつでも動ける状態。

いつもそうだが韓氏意拳の稽古を文字にするとどうも嘘になる。
例えば上に書いた「常に保つ」というのは、稽古で受けた感じとは少し違う。
「そうなるような状態であり続ける」
こちらの方が感覚に近いが、積極的に”何かをする”という表現になるとずれるような感じがする。

『前跪』
お腹を前に出して、出したら自動的に戻ってくる感じだ。
この感じで良いようだ。

『横向』
この前やったときは、我ながら動きがバラバラな感じがしていてが、今回はその意識なく取り組むことができた。

「自分を信じて」「状態を信じて」
という言葉がスッと入ってきたようだった。

状態にまかせる感じ。
この日、押さえられた手を挙げる動作が以前とは全く違う感じで出来た。

駒井教練の説明を聞いて手を挙げてみると、4年前、韓競辰先生に教えていただいた言葉の意味を教えてもらっているような気持ちになった。
重いものを持つ質問と答えの話。


「自分を信じる」「状態を信じる」

これがどういうことなのか、ようやくわかってきたのかもしれない。

面白かったのはほぼ100%の人が出来ると説明された動きを(本当にそうだろうか?)と思ってやらせてもらったたころ、全く出来なかったことだ。
聴剄などとも呼ばれるもので、相手との接点から多くの情報を得ることが出来るという説明だった。
一人のかたが見事にできていた流れでの説明で、私が二人目の出来る例になるはずであった。
一つ言っておくと、確かに接点から相手の情報が伝わってきていた。ただ、伝わった情報をもとに適切に動けるかどうかは個人の能力によるようだ。
話のポイントは、「目をつぶらない」だったので、私はしっかり目を開けて練習したいと思う(笑)

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