健心流柔術東京セミナー(その1:上達の仕組み)

娘の機嫌をとってから、という条件で参加できた健心流東京セミナー。
機嫌を取ろうと遊んでいたら、二人で盛り上がってしまい、もともと遅れる予定だった時刻よりもさらに遅くなってしまった。

途中合流で参加した話。

教わることは体験、前回と同じ。
だが、ここで感触を貰うのと、貰わないで過ごすのでは、この後の進展が違う。

2日目だけの、しかも途中参加だったが、しっかりと技を受けることが出来た。
健心流の稽古における上達の仕組みは、次のようになっている。
1.技を受ける
2.技を追う
技を受けるのは、稽古の方向性を確認するため
技を追うのは、お手本との差を埋めるため
順番は必ず1.の稽古から始まる。
1.の稽古は、先生が必要。
2.の稽古は、先生がいなくても成り立つ。
2.の稽古は、相手の上達が必要。
大変共感できる稽古の仕組みです。

この日の稽古は、1.が最大の目的。そのなかで、2.も取り入れつつ、健心流の稽古の進め方を学ぶことが出来た。
次回健心先生が来るのは、来年の2月あたりでしょうか。期間が長くなりますが、稽古仕組みに従って、2.の稽古を続けておく事が重要なわけです。

健心流柔術の稽古同好会も発足して、東京にも稽古できる環境が出来ました。
私の場合は、色々手を出しすぎ(?)ていることと、距離的な問題もあって、なかなか都合を合わせられないでしょうから、焦らず機会を見つけて、稽古していこうと思います。

最初の機会は、他ならぬこのブログです。
振り返り稽古をしておきます。
ブログを見た方から、「よくそんなに覚えていますね。」と言われることがありますが、稽古中はメモを取るわけでも、稽古メニューを覚えようとしているわけでもありません。ただひたすら稽古しています。
技を受けた感触、稽古の風景、雰囲気を思い出して書いています。
私にとっては、この記録も技を追う、大事な2.の稽古です。

稽古メニューは長くなりそうなのでまた書きます。

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