『飛ぶ意識』

夢の中で夢と気づけたら、自分の好きなようにやってみたい。
そんなことを思っていた子供の頃、夢を見ながらこれは夢だと気づけたことがあった。
(夢なら空を飛ぼう!)
と、ウルトラマンのイメージで試したら、飛べた!
が、飛べたといっても、膝ほどの高さで、ノロノロで。
もどかしかった。

こんな夢の中でもうまくいかなかったことを、「現実(?)にやっていた。」という話を聞いたので紹介します。


武術関係で何かとお世話になっているMさんの『意識が飛ぶ』話。
気を失うのではない。文字通り『飛ぶ』のだ。
こういう話は、信頼できる人の実体験として聞いてようやく信じられる。

好奇心から色々と聞いてみました。
・意識が体から出てくる。
・軽い、飛べる。
・視覚ではなく、感覚で感じる。
・肉体に戻るのは一瞬。
・自分の形を変えられる。
・起きているのとは違う。
・夢とも違う。

問題はここだ。
本人が色々と感じているのは事実だとしても、それらが丸ごと夢ではないのか?
この疑問はどんなに詳細にその時の感覚を説明されても、聞く側としては解決されない。
夢ではないことは証明出来ないだろうか?
例えば、普通では見ることが出来ない場所のものを見ておいて、後で実際に見てみるということなど、出来ないものか。

そんな話をしたところ、目で見るのとは違うので、例えばどこか普通では見えない場所にある、屋根の瓦の詳細な模様などはわからないそうだ。
残念。

ところが、続きがあった。
意識で抜け出た時に、職場まで飛んで見に行った事があるという。
そこでは同僚たちが、◯◯さんの事を話していたのが聞こえたという。それを後で実際に会ったときに「いついつに◯◯さんのこと話してたよね?」と聞いたところ、その通りだったという。

やって欲しかったこととはこれである。
既に証明されていた。職場の人達は不思議に思ったことだろう。

この文章を読んでいる方は、この文章をまるごと疑うかもしれない。
それは仕方がない。
私も自分以外の人がどこかに同じような体験談を書いていたとしても、それを信じることは出来ない。

しかし私は信じられる人から信じるに足ると判断できる話を聞くことができた。
そういうわけなので、これからは幽体離脱や、意識だけ遠くに飛ばすといった、信じがたい話も、そういうこともあるのか、と聞くことになる。

実は少しだけ(今思えば)自分が体験しかけた話もあるのだけれど、Mさんの話の後では面白くも何ともないのでやめておこう。

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