『ダイバー浮上の原理』松聲館技法レポート(最新技速報)

何年も技を受けてきて、それなりに目が肥えてきたと思われる私からみて、
ここ最近の進展は、これまでとは異なる技の世界に入られている感じがする。


『ダイバー浮上の原理』
ダイバーが浮上する際、自らが吐く空気によって出来る泡よりも速い速度で浮上してはならないという。
ここからヒントを得た動きが『ダイバー浮上の原理』である。
聞く分には『追い越し禁止』と似ているが、受けてみるとそれとは異なる。


詳しくは講習会かメルマガで説明があると思いますが、受けた感想をお知らせします。
『浪之上』への応用。
押さえ続けている内に、いつの間にか上下逆さまにされている。

特に剣術への応用に注目したい。
相手の動きを受けたところから、滑らかにその力を相手に返す。
体ごと逆らわずに動きを貰う。貰った動きは、大きな円を描いて相手に返っていく。


これが柔道に応用できたら!
と思ったら、、、先生が実演してくれた。
・起こるところ
・変わるところ
・尽きるところ

これらのうち、起こるところと、尽きるところ。
ここに入られる『ダイバー浮上の原理』 投げ技の返しを受けて驚いた。
「暗示も入ってるね。」
とは、甲野先生の言葉だが、このような質の返し技は受けたことがない。
いや、アプローチは異なるが、以前『大外刈』の形で稽古したときの感覚に近い。
こちらが抵抗できない隙間に入ってこられるようで、一方的にやられてしまう。

他にも『太刀奪り』など、多くの技が変化しているが、あまり書きすぎてもいけない。
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