柔道『市民大会出場』

市民大会に参加した。

結果は三戦して全敗。
同じ白帯相手なので、勝負の結果については言い訳出来ない。

この年で柔道の試合に出ることになるとは我ながら不思議な感じがしたが、結論としては出て良かった。
オリンピックでもなく、世界選手権でもない。
それでも試合に出ることの意味を感じることができた。

普段の稽古とは大きく違う。
いや、一緒か。
普段の乱取りで出せない動きは、試合でも出すことが出来ない。

初戦。
背は同じくらいだが、体重は2、30kgくらい重そうな方が相手。

奥襟を持たれたが、感じる重さと力に驚いた。
こちらも対抗するように力が入ってしまったが、これがいけなかった。
あっという間にへばってしまった。
力んで固まっているので技も出せない。
指導をもらって、このままではいけないが、技が出せないという状況に陥ってしまう。

その力が入らなくなった状態で出た技が『隅返』。
相手が裏返しになり、有効ポイント。
そのまま『袈裟固め』押さえ込んだが、あっさりと解けてしまった。
これは私の完全に練習不足。

『隅返』は名古屋の柔道研究稽古で国体選手のKさん相手に驚かれた技だ。
調子に乗って同じ技をかけたら今度は潰されてそのまま『横四方固』に押さえ込まれてしまった。こちらは全く解けずにそのまま一本負け。
試合が終わると、腰がおかしい。
ぎっくり腰寸前の状態。相当無理をかけて動いていたようだ。

二試合目以降はよいところなく、二人目の重量級には『大腰』で一本負け、三人目の体格が同じくらいの方には『袖釣り込み腰』で技あり、『縦四方』で合わせて一本負け。

<反省>
技ではなく力の勝負になってしまった。
余計な力が入りすぎている。
五分間、ランニングできるくらいの最低限のスタミナは必要。
三分も持たないのでは話にならない。

稽古なら力んでいたらやり直しできるが、試合ではやり直しはない。秋にも大会があるので頑張ります。



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