『槍の先』松聲館技法レポート(最新技速報)

すみません、速報になっていませんね。
甲野先生とシステマ・ミカエル師範の対談以来の稽古。
ミカエルに教わったリラックスの感覚はまだ体に残っていた。


手の内『火焔』には『太刀奪り』の体捌きを引き出す効果があった。
柔道技の『一本背負』を返すのに吊り手側を『火焔』にする。
引き手側も手を離して相手の腰に手首のつけねをあてるようにして体を沈めると、相手はバランスを失って崩れる。

『浪之下』
ミカエルに教わったリラックスで受けるといつになく甲野先生の『浪之下』を受け止めることができた。
それが受け止められなくなったのが、最新の『払えない手』の応用である『槍の穂先』版であり『ラッセル車』版だった。
斜め下方向に働く力を感じる。
『払えない手』と同じ原理で行うため、相手を下方向に潰すというよりは、後ろに撥ね飛ばす力が作用する。

柔道の形で組んだところから1
四方輪。前隅へ崩す方向の輪を屏風座りで行う。そこに肘に当てた親指の背で横方向の崩しを行うと、相手はどう抵抗してよいかわからずに投げられる。
受けた感想:螺旋状に落とされる感覚(急降下)。

柔道の形で組んだところから2
組んだ状態から『払えない手』のラッセル車版の要領で相手を突き飛ばしつつ、崩れたところに投げをうつ。


ここに書ききれていていないこともあります。
甲野先生の最新の発展については、夜間飛行から発行中のメルマガか各地の講習会でご確認ください!


コメント