仙人の助言?!アイススケート

暖かくなってきて徐々に人が減ってきたスケートリンク。
滑り易くて良い。

この日は娘がスケートを氷につけたまま滑るようになった。
前回習った初心者講習の効果だろうか。
さらに楽しくなったようだ。

私は重心位置を前というか、スケートの位置を後ろにするつもりでバランスをとって滑ってみるとこれが良い。
氷の上に立っている感覚がこれまでとは違う。
これまでは氷からの反発を感じてバランスをとっていたところ、今回の変化によって、氷と感じないような方向に接点が変化している。
不思議な感覚だが、こちらのほうがバランスが取りやすく、安定する。

そのおかげで今まで試したこともなかったが、左回りにカーブするときに左足の前に右足をクロスさせて滑走する方法を試す気になって、やってみると出来た。
見た目はだいぶ違うと思うが、スピードスケートでカーブを曲がる時の足のクロスを思い浮かべてもらえるとイメージしやすいかもしれない。


娘と休憩していると、謎の仙人、じゃなかった常連と思われるスケートの上手なおじいさんが、わざわざリンクから降りてこちらまで来てくださって、娘の滑りについてアドバイスをくれた。

「お嬢ちゃん自信持って滑っていいから、スピードが出たときに腰を伸ばして立たないようにしてごらん。」

毎週通っているので覚えてもらったのか、ありがたいアドバイスで娘も嬉しそうに聞いていた。
このアドバイスの後、娘の走りがさらに変わってスピードが増した。
増したスピードが落ちにくくなったせいで、余計に速くなったようだ。


何であれ上達は楽しい!
上達するためなら苦しくても楽しめるが、意味が分からないで苦しいというのは楽しくない。
このさき娘が何に興味を持つかわからないが、娘には苦しい練習でも上達を楽しんでもらいたい。

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