柔道練習(42回目)『亀を返す』

道場での練習。
乱取りはこの日も念のため控えておいたが、道場のOBで現役の大学柔道部員が来ていたのでここぞとばかりに寝技を中心に色々と教わった。


亀の返しかた。
相手の右横から。
左足を差し込んで左手で帯、右手で襟を掴む。
右足で相手の右腕を払いながら押し込みつつそのまま右足をお腹に差し入れて、下に潜り込む。
潜り込んだら頭の位置は右側へ移す。
右手も相手の帯をつかんだら、左側に回転しながらひっくり返す。
返したら左手は相手の肩を掴み、右手は畳につけてつっかえ棒にする。
このとき左足は右手と対角線になるように伸ばしておく。
胸をあげて圧力をかける。

やられないために。
亀の時に、横腹をあけない。

横腹をあけない相手の場合、
襟を持って頭の方に引き出す。
横腹があくのであとは同じ。

潜り込まれたところからやられないために。
潜り込んだ相手の右腕が帯を取りに来るところを両手で押さえる。
あるいは下に潜り込まれたときに後ろに下がって距離をとる。

潜り込んだあと、下がって距離を取られそうになったら。
同じ方向にさらに潜り込んで距離を詰める。
頭の位置が並んだらあとは同じ。



組手争い
左手で釣り手を掴む。
相手が被せてきたところを右手で切って、左手は襟を離して袖をとる。
右手で襟を取れたらとる。
相手がそれを嫌って右手の袖を掴んできたら、相手の手首が反り返るように右手の肘を曲げ、左手で横から弾いて袖を切って襟を掴む。

相手が先に奥襟をとってきた場合。
両手で相手の肘辺りを掴んで背中の力で引き剥がしつつ、袖をとる。
あとは同じ。

相手に奥襟をとられた状態から頭を抜くのは反則。ただし技に入るためなら問題ない。

奥襟をとったら。
姿勢は真っ直ぐのまま。膝で重さをかける。
たまに力を抜いて相手が浮き上がってきたところを背負い投げに入る。


背負い投げ
まず引き手。十分にスペースをあけるために大きく動かす。
空いたスペースに回転して入り込む。
このとき姿勢は真っ直ぐ。後ろに倒れそうに感じるが、引き手が、十分なら相手が前のめりなので心配ない。
入る高さは相手の腰よりも低く。
背中をつける前に前傾してしまうと、投げ幅が無くなって、かえって投げることができない。


乱取りもお願いしたかったが、ここで無理をしてはいけない。
しかし来月頭にある大会には出場したいので、その前に少しは乱取りもやっておいたいところだ。

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