柔道練習43回目『のびしろ』

形の練習
『浮落』
『背負投』
『肩車』
『浮腰』
『払腰』
『釣込腰』
『足払』
『支釣込足』
『内股』
以上、初段の形。

注意点
歩くなど、なるべく形の動き以外の動きを排除する。
背負投は、右手で手刀を受け止めたら右背負投に入る。
浮腰は、手刀をかわしつつ左浮腰に入る。

肩車は担ぐときに自分の頭(顔)を相手の腰につける。相手が頭上に来るにしたがい、投げ落とす側の足を引き寄せて投げる場合と、相手が頭上に来たときに一度止める場合があるが、審査員により異なる。


浮腰と大腰の違いを理解すること。
回転軸が浮腰は縦軸、大腰は横軸。
浮腰は一人打ち込みが難しい。

釣込腰
釣手で相手を押し上げる形であったが、いまは奥襟を掴んで首投げのように投げる形に変わっている。

足払
釣手側に取りが主体で相手を横移動させる。
相手を大きく浮かす形であったが、払って下に落とす形に変わっている。

支釣込足
調子を変える軸足になる側の足捌きが肝心。

内股
自然体から釣手側に回転して相手の背後を取るように動く。
三歩目は実際には回転しないで投げる。


以上


再来週が試合。
前回の試合で怪我をしてから、一度も乱取りをしていない。
今日は出来ればやりたかったが、先生も足を痛めてしまって相手がいなかった。


打ち込み。
体落
相手の重心を引手側に寄せる。
移動しながらの場合は、釣手で相手を引き寄せた動きをもらって、重心を引手側に寄せる。
重心の移動は引手ではなく釣手を通じて伝えた方が、良いようだ。
足は出しすぎず、受けの足首付近の脛に取りのアキレス腱が引っ掛かるようにする。


大内刈
相手を密着させるように引き付ける。
試合で相手が抵抗する場合など、引き付けきれないと技がかからないので、この感覚を大事にする。
膝に延びしろが残るように体勢を低くして入る。


跳腰、払腰、内股
入りは同じ。受けを取りに密着させるように引き付ける。
受けの右足が出なければ跳腰、右足を出して堪える様子なら払腰、届かない場合は内股。
膝に延びしろが残るように体勢を低くして入る。


背負投げ
引手で相手を引き出しつつ回転し、相手の下に潜り込む。
相手が腕で防げないように、背中を密着させる。まだ腰は折らずに顔は前を向く。
この日の練習でだいぶ変わった。


『支釣込足』と『小外掛』の連続技。
相手の重心は対角線上に動く。
釣手側を落とす支釣込足を相手が堪えそうになったら、堪える動きをもらって引き手側に重心を寄せつつ、小外刈の足を決めながら、引手側を落として釣手側を押し上げる。

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