柔道練習48回目『投げ込み!!』

徒歩2分、地元の道場での柔道練習。
0才の息子にご飯をあげてから、遅れて参加した。

道場につくと子供たちが寝技と受身の練習中だった。
人数もぴったりで、2人組みのメニューで人が余らず、私がヘルプで参加する必要はなさそうだった。

広くない道場だがスペースを見つけて、自転車反対漕ぎと、BJJの中井祐樹先生に教わったその場で出来るエビで一人練習をしていたところ、S先生が声をかけてくださって、抑え込みからの逃れの練習が出来た。
今のルールの20秒以内とはいかなかったが、どの抑え込みからも逃れることが出来た。
簡単には外れない程度の押さえかたをしてもらっていたので、体にバネがあるという評価をいただいた。
寝技を全く知らなかった頃は、抑え込まれてしまうとどう動いたらよいのかわからず、やみくもに体力を消耗していたが、それに比べれば随分と動けるようになってきた。
相変わらず体力は消耗しますけど。
・横四方固めからの逃れ
 エビ。これに尽きる。
     隙間が出来たら膝を入れる。
・上四方固めからの逃れ
 その場で回転。ブリッジ。足を掛ける。
・袈裟固めからの逃れ
 足を掛ける。腕を抜く。抜いたらエビと回転。
 相手が胸の上にのってきたらブリッジ。


亀になった相手の返し方
・背中にまたがったところから、帯を持って引き揚げ、
 足を差し入れると同時に脇の隙間から手をさしこんで襟を掴む
 横方向に転がって、相手をひっくり返しつつ自分は相手の上に来るように体を抜いて、変形の上四方固めに入る。


打ち込み、投げ込み、乱取り
この日は途中からS先生の息子さん(黒帯、柔道は10年ぶり)が参加されて、私と組んで練習することになった。
この日ほど色々な技で投げ込みをやったのは、初めてだった。
打ち込みから
大外刈
背負投
体落
大内刈
小内刈

そして投げ込み
大外刈
背負投
体落
大内刈
小内刈(押す版、引き付ける版)

そしてこの練習を経てからの乱取り稽古は今までとは全く違っていた。
『どうすれば良いかわからない』状態だった感覚のなかに『こうなれば投げられる』というものを感じられるようになっていた。
わずかな投げ込みの練習でここまで違うのかと驚いた。
たった2分を1本だけの乱取りだったが、仕掛けた回数は、これまでとは雲泥の差であった。
良かったのは『支釣込足』だった。タイミングはほぼ合っていて、「うおっ!あぶない。」と声が漏れるほどに大きく崩せたものの粘られて投げきるには至らなかった。
それからこれも投げるには至らなかったが、流れの中で一回『空気投げ』を試みることができた。
狙って出たというより、出せそうだったので出したのだが、これも「うおっ、あぶない!」という声が漏れたので、入りと崩しは良かったのだと思う。
逆にこちらがやられたのは相手の右足が前にあるのに誘われて私が出した出足払いを見事に返される返し技だった。
餌に食いついちゃった感じですね。

それにしても充実したいい練習になった。

またお会いして練習出来れば嬉しい限りだ。

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