松聲館の技法レポート『内腕からの展開』

前回撮り忘れた空中でやる小手返しを撮るため、松聲館へ行ってきた。

もちろんこれだけで終わるとは思っていなかったが、想像を越えた技の進展があった。

最新の『内腕』で動く技がどれも今までのは違う感触になっていて、新鮮だった。
やられ方は、全身が崩されるような脱力系の感触とは異なる。思ってもいなくて、気づいても対応のしかたがわからない力に抵抗できなくて動かされていると言う感触だ。


体術では甲野先生オリジナルの空気投げが飛び出した。空気投げ研究家としては研究材料にせざるを得ない(笑)
剣術の進展にも驚かされた。影抜きの変化が、見えない。早くて間に合わないのではなくて、残像にも残らないので本当に見えていない。
これはわたしの内腕が動くようにならないと認識できない動きのようだ。
体が動く人がみたら私よりは見えるのだろうが、それでも今までとは違う剣におおいに刺激を受けることは間違いないだろう。

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