柔道練習82回目「『空気投げ』られかけ」

子供たちと基礎練習。
子供たちとの練習では抑え込みの練習で中学1年生と袈裟固めの逃げ方、片足かつぎでの攻め方、下からの返し方の練習をした。
下からの返しでは、基礎練習でやっている足回しはここで使うのだと説明があったが、これを意識できているかどうかでかなり違ってくる。
この子は部活でも柔道をやっているので、道場の練習の成果で驚かれるようになってもらいたいものだ。
立ち技は部活の練習量の方が断然多いだろうが、寝技なら道場の練習で部活以上に上達する余地があるのではないだろうか。

大人同士の練習は、Aさんが不在でSさんとの練習になった。
なんとこの日、Sさんとの乱取りで空気投げをやられかけた。
技に入ってくるのが見えたので、防御体勢に入るのが間に合ったが、もう少しで完全に投げられてしまうところだった。
もう空気投げを特別な技と区別している場合ではない。
Sさんは得意の内股や、背負い投げと同じように空気投げを仕掛けてくる。
柔道の実力に差がある現状では投げられてしまうのも時間の問題になってきた。

わたしも空気投げのやり方は説明できるが、いざ乱取りで決めるとなると簡単ではない。
この日は空気投げをより確実に決めるために、まず下方向への崩しから技に繋げようというテーマを決めて取り組んだか、崩したと同時にこちらも居着いてしまい、足技の餌食になってしまっていた。
しかし相手も同時に崩れているのでこの失敗で駄目だったと諦めずにこちらの技に繋げる方法を探っていきたい。


バリバリの柔道家も身につけられる空気投げ、第2回となる研究稽古会が東京都昭島市で開かれます。
11月20日(日)、昭島の体育館で一緒に練習したい方、興味があって見学したい方、
秘伝7月号、11月号を読んで興味を持たれた方、ご参加をお待ちしています。

第1回の名古屋空気投げ研究稽古会や第2回の研究会への申し込みフォームへのリンクはこちらの記事からどうぞ。
http://vtotai.blogspot.jp/2016/09/blog-post.html



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