ページ

2017年12月29日金曜日

恵比寿稽古『大車』

ツイートから転記

空気投げの感覚で上達した肩車から、大車もいけそうだ。
でも相変わらず課題は重心移動。動きの幅をもっともっと広げていきたい。

稽古納めのあとは忘年会。

今日稽古納会で話していて自覚したこと。
わたしは空気投げを柔道指導者など、私の代わりに広く広めてくれる人に知って欲しいと考えている。
そこから広がる裾のは計り知れない。


空気投げは空気投げが凄いというのが広まって欲しいのではなくて、
空気投げを練習することによる『空気投げの効用』が広まって欲しいし、
それを新たに発見されるのを期待したい。
「ひもトレ」ほど簡単には実感できないが、空気投げを通じて得られるものは少なくないと感じている。

この日、大車の確認をして思ったのは、三船十段の内股のこと。
映像に残る三船十段の内股は、少し形通りではないように(私には)見えるのだが、
どうやら大車と同じように掛けているからだと思えてきた。

三船十段の内股

三船十段の大車

おそらくこれも同じ。
三船十段の後ろ車


バク転教室

2017年スタントアワードを受賞するほどの世界的スタントマンである浅谷康さんの帰国に合わせて開催されたバク転教室に参加できた。
バク転教室は行きたいと思いつつ都合が合わず、今回初参加。
地球体操も楽しかったが、これも楽しかったし行ってよかった。

浅谷康さんが受賞した作品がこちらの「Hacksaw Ridge」開始12秒くらいに炎の中から吹っ飛んでくるのが浅谷さんです)。

背中をつけてから重心移動と背骨を丁寧に感じる運動。

そこから跳ね上がる運動。腰が落ちてこないように、腰を引かない。
頭を持ち上げると腰が上がらないので肩と頭は床につけたままにしておく。

倒れる恐怖心を無くす練習
マットに後ろ向きにバタンと倒れる。
ここでも腰を引かない。
マットに前向きに倒れはじめて、着地前に体を捻って後ろ向きに着地する。
リラックスしていないと間に合わない。
ジャンプして前向きに飛び込んで、着地前に体を捻って後ろ向きに着地する。

後ろ方向に飛ぶ練習。
倒れ始めて前に戻れなくなったのを感じて後ろ方向に飛ぶ。

段差転がり。
自分が先を把握しながら転がり続ける。

バク転(補助付)
安全ベルトを装着して、成人してからは恐らく初めてのバク転挑戦。
速度が必要なので思いきりよく。
手と顔を後ろに反り続けて床に付くまでその姿勢をとる。
手が付いたらそこから床を押して、足の着地点が手からなるべく遠くになるようにする。
練習は楽しくやれてもいきなりバク転には苦戦するだろうと思っていたが、
想像以上にバク転を体験できて楽しかった。

注意点
腕の振り上げを「2倍速で」「暴力的に」と言われた通り、思い切りやる事。
上ではなく斜め後ろに跳ぶこと。
腕の位置は肩にはめて固定すること。逆立ちできる位置にしておくこと。


わたしは柔道上達につながるであろうトレーニングとして、バク転、一輪車、ボルダリングを挙げているが、今回参加して確信した。
バク転は間違いなく柔道の上達に繋がる。
床の位置を把握して空中で体勢を制御する感覚は捨て身技を掛けるときや、自分が投げられつつあるときに、
どのような感覚でいられるかに大きく関係してくる。
三船十段のふわふわ受けの解明にも近づく技術と見ていいだろう。
今日の練習だけでも倒れてから床に付くまでの時間感覚が何倍にも高まった。
知覚出来る時間が増えれば同じ時間内にやれることが増える。

おまけ
練習終了後、浅谷さんに空気投げを体験してもらった。
前回と比較して上手になった、『小さくて早い空気投げ』の感想を聞きたかった。
スタントマンなので思いきり投げても支障ないと思ったが、仕組みは同じで安全に技の面白さが伝わりやすい『空気転がし』を掛けた。

受けた浅谷さんは、技を受けて転がりながら面白がって何度もリクエストされていたのが印象的だった。
『嘘じゃないよ!本当にかかってるんだよ、受けてみて!』
浅谷さんに促されて、3名いた女性の参加者にも技を受けてもらった。
1名、空気転がしが掛からない方がいたが、足の運びが柔らかい方だった。
投げてないので推測ですが、転がしではなく浮かし崩してから投げるようにしないと技がきかないように思えました。
他の2名のかたはコロコロ転がりながら不思議そうに楽しそうにされていた。
初めてのかたにも楽しんでもらえて、誰よりわたしが嬉しかった。
今度出る空気投げ研究のDVDでは終始真面目な顔で撮影しているのでこの楽しさが伝わりにくいが、実際受けてみると笑ってしまう方が多い楽しい感触の技です。

そうそう重心移動と言えばという事で、名古屋の山口先生がやっていた動きを見よう見まねでやっているわたしの宴会芸も見てもらったところ、
想像以上にウケていただいた。




2017年12月28日木曜日

恵比寿動作術『赤ちゃん体操』

赤ちゃん体操

仰向け
 足をあげる
 膝を触る
 足首を掴む

うつ伏せ
 その場でずり這い
四つん這い
 前から後ろへ
立つ
 両手を上げて床につける、踵はあげる
 重心を後ろに移動させ、手が浮いたら上にあげつつ立ち上がる


からの忘年会!



2017年12月27日水曜日

松聲館の技法レポート『影観法(えいかんほう)』

ツイッターより転記

甲野先生のメルマガ動画撮影終了。
人は左右対称ではないことを実感する動きの説明から始まって、
充分に組ませてもらった状態から空気投げをくらった。
腕を時計回りに動かすか、反時計回りに動かすかで大きく違う。

甲野先生から受けた『乱気流』と『影観法』と呼ばれる動き。
前者は舞い。後者は影武者の派手な気配に気をとられて、本物を見逃してしまう感覚。
気配がないのも厄介だが、影武者が出てくるとこれもやりにくい。

甲野先生からの返信ツイート
お世話になりました。奥襟取られてからの、乱気流による崩しは、
よくよく検討してみると影観法もすでに入っていました。さらに検討研究しておきます。

受けていて気付かなかったが『影観法』が入っていたということは、
別方向に向かう気配に騙されていたことになる。
さらに研究されるとさらにわからなくなってしまうが、、、

2017年12月17日日曜日

柔道練習123回目『空気投げの効用』

子供に片膝ついた状態での渦落としを教えた。
力を入れなくても大人が転がるので、楽しそうに取り組んでいた。

柔道形の練習。
浮落できれいに受け身を取るには。
きれいな受けをとる方法は、考えたことがなかったが、形の審査で受けが下手だと引っかかることがあるようだ。
ポイントは、すぐに膝から崩れず、足先を少し長めに畳につけておくようにすると大きく宙を回る受け身が取りやすい。

肩車で楽に持ち上げるには。
引き手で相手を前に崩したら、その張りを失わないようにしながら自分の肩を相手の脇下から差し込む。
差し込む位置は自分がやじろべえの中心になる位置を狙う。
練習したわけではなかったがいつの間にかうまく持ち上げられるようになっていた。
空気投げの感覚が活きているように思う。


2017年12月15日金曜日

恵比寿稽古『首抜き後転』

首抜き後転
ちょっとましになったか。
重心移動が止まらないように動くとやりきることができる。
出来たらスタントマンの浅谷さんのように、途中で止めて再開といったコントロールまで出来るようにしたい。

立ち方、歩き方を変えてみよう。
どうもまだ太腿に力が入る状態が続いていて、どうにかしたい。
別の場所も使えるようにならなければ。

Wさんから「癖はなおらない。別の癖をつけるしかない。」と言われたとおり。



あれもこれも地道に続けるのみ。

2017年12月13日水曜日

空気投げ研究のDVD化が決定!

わたしが取り組んでいる空気投げ研究がDVD化されることになりました。

2016年8月構造動作トレーニング中村考宏先生主催で開催された、
名古屋での空気投げ研究会の様子が月刊秘伝(2016年11月号)に掲載されたのをきっかけに、
BABジャパンさんから映像化の企画をいただいた当時は、予期せぬ事態に企画を保留にしていただいていました。

しかしその後も継続して映像化の企画を打診されているうちに、さまざまのことがきっかけで考えが変わり、「ぜひやらせてください!」とこのたび実現することになりました。

DVD化をきっかけに研究が進む可能性が広がることも期待しての決断です。

先日撮影も無事に終了しています。
近いうちに月刊秘伝でもDVDの紹介があると思いますが、来年2月頃に発売予定です。



2017年12月10日日曜日

柔道練習122回目『ほぼ全編空気投げ』

ほぼ全編空気投げ
道場の柔道仲間に空気投げの練習に付き合っていただいた。


隅落の手順と説明の確認
 両袖を順にもつ
 右足を左足踵の後ろに最も近く引き回し寄せる
 右手で相手の左足が出るように引き出す
 引き出させるや重心を深く沈め、相手を浮かし崩す
 沈みこみながら左足爪先を相手の右足横外に踏み込む
 踏み込みながら右手で押し上げて左手で引き崩して倒す

タイミングの説明
相手を引き出して、前に崩れたら仕掛ける
足が前に出そうになってから、畳につくまでの間に、こちらは別方向の動きを入れる

体捌き
足の運びを中心に説明
右足が左足踵の位置に来たときには左足は相手の右足横外にあるようにします。
この時、爪先をやや外側に向けると股関節が働き腰を落としやすくなります。
爪先を向けるとともに体の向きも変えます。体の向きは相手が側転する場合の方向に向くようにする

相手を崩しで重心を外側に引き出したら、真っ直ぐに落とします
相手が一歩足を踏み出しにくい位置があります。ここに向かって落とすようにします。

八方向を一通り確認
右技で説明しますが左右反転させて八方向あると考えてください
浮き落とし
 真ん前に引き出して体を開きながら真っ直ぐに引き落として投げます
渦落とし
 真ん前に引き出しながら相手の目の前からいなくなるように横に体を捌きます
隅落とし(横)
 説明重複しますが、、、
隅落(右後)
 左足を大きく回し開きながら相手の右足横外に踏み出します。
踏み出しながら相手の左足が前に出るように右手で相手を引き出します。
引き出されるや、右足を元に左足があった位置に運びます。
この時体を相手の足外側に向けて捌きます。
右足を運びつつ体を深く沈め、相手を浮かし崩す
後は同じ

浪落とし
相手を後ろ方向に押し込みます
相手の重心が移動し始めたタイミングで、相手をしゃがませるように下方向に引き落として投げます

基礎練習の紹介
辰巳返し

東京タワーのポーズ

正面押し

謙譲の美徳
上下方向の応用

他柔道技への展開
浮落は背負落
渦落は支釣込足
隅落横は体落
隅落右後は大外落
浪落は小外刈

動きながら確認
浮落 押されて引き出して
渦落 押されて横に消えて
隅落 足を引いたところ
浪落 押されて跳ね返して

その他の空気投げ
柄杓投げ 右技 相手の右横に踏みいる
柄杓投げ 左技 相手の左横に踏みいる
柄杓投げ 右技 左足だけ差し込む


柔道形の練習
捨て身技

巴投
裏投
隅返

横掛
横車
浮業

捨て身技は形をきちんと練習したら上手くなりそうだ。

2017年12月7日木曜日

松聲館技法レポート『階(きざはし)落し』

夜間飛行から発行中の甲野先生のメルマガ『風の先 風の跡』向けの動作撮影終了。

今回はツイッターから転記

甲野先生のメルマガ動画撮影終了!前回受けた技と随分変わっていました。
『乱気流』と言われる動きは、防ごうとする方向と別の方向から力が働き続ける。
充分に組ませてもらっても一気に畳まで潰されてしまう。

(甲野先生のツイート)
お世話になりました。3日に名古屋で気付き名付けた、新しい術理「乱気流」を実際に用いて技を行なったのは、あの日以来、今夜が初めてです。
いつも新しい技と術理の気付きの引き出し手になっていただき、感謝しております。


甲野先生の新しい投げ技は空気投げ。
名前は『階落(きざはしおとし)』。
右手で襟を掴みにいったところを真ん前にいなし崩されたまま、右後隅に腕を運ばれて投げ落とされる。


(甲野先生のツイート)
「階落し」は、咄嗟に初めて出た動きで、その崩れ方を見て、その場で名前を付けたものです。
まあ、足を掛けたり腰に乗せたりしていないので、分類上は「空気投げ」になるのでしょうか。


先ほどはありがとうございました!『階落し』は私が設定した空気投げの定義に当てはまります。
右後ろ隅まで入り込まれてしまう理由がわかりません。空気投げ研究の参考にさせていただきます。


(甲野先生のツイート)
御参考になれば幸いです。明日から京都、北陸と、続けて回ってきますので、またこちらの研究も進むと思います。
体験してご感想をお聞かせください。

2017年12月3日日曜日

柔道練習121回目『全編空気投げ!』

全編空気投げ。

子供たちが合同練習で不在のなか、大人たちだけで練習した。
集まったのは五人。
私1人だった頃を思えば賑やかになったものです。

そのうち1人のSさんに予め空気投げの研究にお付き合いいただくお願いをしていたので、私はずっと空気投げ。
他の3人は最近道場で流行り始めた形の稽古と乱取り。

Sさんに受けてもらいながら、後ろ方向への空気投げと、空気投げを伝えるための他の技への展開を整理した。

受けてもらって、次の整理になった。
浮落は背負落
渦落は支釣込足
隅落(右横)は体落
隅落(右後)は大外落
浪落は小外刈

Sさんの感想は渦落を支釣込足とする場合、受けた側の落ちる感覚がないので、他の技に比べると空気投げっぽさが薄くなるようだった。


2017年12月1日金曜日

首抜き後転

首抜き後転を勢いをつけず、腕を使わずに重心の移動だけでやるのは難しかった。
ちょっと肘を使わないと出来ない。

お腹を丸めて自分の後ろ方向に重さを移動できるようにならなくては!

2017年11月30日木曜日

技の情報交換

iさんとちょっと空気投げ

柔道経験者から感想を貰えるのはありがたい。

富木流の技の練習相手をさせてもらって、技の情報交換。
楽しい。楽しい。

2017年11月29日水曜日

シュワイジャオ練習!

韓氏意拳の駒井さんというか、シュワイジャオの駒井さん主催の練習会に参加した。

ライトスパーのような練習から、投げこみ練習、技の研究まで、息切れしながらも楽しい時間を過ごせた。

柔道有段者の小磯さんと、剣術柔術の指導をされている野本さんとの投げ技の検証は勉強になった。
小磯さんには空気投げを受けてもらって、以前との違いについて、切れが増しているとの感想をいただいた。
構想していた空気投げの練習で他の柔道技の切れが増すという整理も出来た。

浮落は背負落
隅落は横は体落、後横は大外落
渦落は支釣込足
浪落は小内刈

空気投げの投げ込み練習も確認できた。

野本さんが説明する投げ技の原理は難易度は様々だがどれも効果が高い。
わたしの感覚では、懸垂の体で相手を引き付けるのは『謙譲の美徳』。足を抜いて相手のバランスを崩すのは『浮木之腿』に近い仕組みだと感じた。
また相手を浮かせるのに沈んだところからスクワットする力を伝えるのは『辰巳返し』の仕組みで動くと近い効果を得られた。

駒井さんも何か掴んだようで、終了間際に受けた片襟持ちの引き落としは強烈。
持たれてから対処するのはかなり苦しそうな威力だった。

職場と家からの距離が距離なので毎週と言うわけにはいかないけれど、是非また練習させてもらいたい。


2017年11月26日日曜日

柔道練習120回目『柔道形(極の形)』

柔道形を練習した。

極の形を数本。
みぞおちや顔面うち、金的蹴り。

短刀取り。
後ろ袈裟の抑え込みに近い体勢から相手の急所を打つなど、
いまのルールにはない柔道が発見できて面白い。

2017年11月24日金曜日

大盛況!甲野善紀講座@東京武道館

BULINK主催の東京武道館での甲野先生の講座に参加した。

場所を間違えたかと思うほど多くの参加者がいて驚いた。これほど多いのは久しぶり。

久しぶりにやった『虎ひしぎ』の効果にあらためて驚いた。
BJJをされている参加者のかたと上下の攻防で足の強さを確認したところ、
「触れた瞬間わかる」と言われるほどの変化が起きていた。
この状態を手の内無しで再現したい。

2017年11月19日日曜日

柔道練習119回目『柔道形の意味』

柔道形にある形の順番には意味があるという話を聞かせてもらった。

浮落
背負投(1本背負い)
肩車
浮腰
払腰
釣込腰
送足払
支釣込足
内股

やはり形は面白い。


空気投げも練習させてもらって、この日の柔道練習は終了。
甲野先生の柄杓投げを応用した投げ技はかなり有効そうだ。


2017年11月17日金曜日

空気投げ新発見!

左足の爪先の向きを定めるのは何故か?

岡田さんとの稽古でハッキリと理由がわかった。

股関節の可動域を広げて、腰を落としやすくするためだ。

わかってしまえば当たり前だが、わからなければ出来ない。

三船十段の残してくれた空気投げの説明にる、
「足先をその方向に向けて位置を定め」から「よく腰がすわる」
に繋がる理由が明確になった。

これでまた研究が少し進んだ!

2017年11月16日木曜日

空気投げ大成功!

恵比寿で甲野先生の稽古会「松聲館の今を稽古する」に参加した。

甲野先生に柔道技を仕掛けるとこれまで以上に速い速度で潰されるようになった。

この日嬉しいニュースが入ってきた。
最近柔道を始めてわたしが恵比寿で空気投げを伝えた白帯のUさんが、乱取り中に黒帯の方を『浮落』で投げることに成功したという。
これはわたしが成功するよりも嬉しいし、このように報告してくださるのは自信になるしありがたい。
伝えた方が成功したというのは、私にとっては大成功と言っていい。


白帯の方でこの効果なので、柔道を長く続けられている方が空気投げの仕組みを知って、どのように変わるのか、非常に興味がある。

2017年11月13日月曜日

シュワイジャオ練習

駒井さんとシュワイジャオの練習をした。
間合いが柔道よりも近く、袖がないので引き手の使い方が変わる。
ルールも相撲に近く、ポイント制で、引き倒して相手の足裏以外が床に付けばポイントになる。
柔道では前受け身させてもポイントを取れないが、ここも違う。


新鮮で面白く、近い間合いの投げは勉強になった。

2017年11月12日日曜日

柔道練習118回目『空気投げの答え?』

先週風邪をこじらせて以来、咳が続いていたので激しい練習を避けて技の研究だけにした。

子供たちが帰った後、まだまだ体力が有り余っている2段のTさんに受けてもらって、2点検証させてもらった。
1つは柄杓投げを短い時間で仕掛けるやり方で、甲野先生との稽古で感覚が出てきていたもの。
Tさんの感想は『これはいけるんじゃないですか』だった。
特に左の『小外刈』との連携で使うと効果的だと感想をもらった。

もう1つは『空気投げ』だ。
早い空気投げにパワーを追加するやり方を試したかった。
以前にもやってみたことはあったが、今回はより動きのイメージがハッキリとした状態での検証になった。
私の中ではひもトレと人間鞠とゆっくり走りに共通する姿勢で、頭をバランスのよい位置で支えてジャンプすると弾む体の状態を利用する。
空気投げの手順のなかで、『落下すると弾む仕組み』を使えるのは、相手を引き出した後、体捌きで方向を変える瞬間だ。
ここで腹を落として体を沈ませる。
三船十段の著書にもこの手順で『後ろの足は、外がわに踏みかためれば、腹に力がはいり、よく腰がすわる。』とある。
実際にこれを弾む体で試してみると、Tさんも『こっちのほうがパワーがあります』と感じられたようだった。

同じ原理で『浮落』を試すとどうもうまくいかない。
どうやらタイミングが遅いようだった。『浮落』は柔道形にもあり、そのやり方でやっていたが、私がやる空気投げの原理では右足が引き出されて着地する前に技を仕掛ける必要があった(柔道形では着地後さらに引き出してから仕掛ける)。
私のやり方にして、体捌きと同時に足を踏みしめると、体が安定してぶれない感触に変わった。やはり同じ原理で良いようだ。

ここにきて大きな発見だ。

もう少し整理しなくては。

2017年11月11日土曜日

11/18(土)都内で空気投げ稽古会やります

先月末にも紹介しましたが、1週間前なのであらためてお知らせします。

11月18日(土)に通算4回目の空気投げ講習会をやります。

優しく転がすので道着がなくても受け身が取れない方でも大丈夫です。
動きやすい服装でおこし下さい!

講座の日時場所、内容のご確認とお申込みは動作術中島章夫先生のページからお願いします!
http://hanmidosa-waza-ari.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/1118-0947.html


2017年11月10日金曜日

恵比寿で組手練習

総勢8名と過去最高の人数が揃った稽古だった。
私は2年ぶりに参加された駒井さんのリクエストに応えて組手の練習をやった。
『相手にとって重さを感じる組み方とはどういうものか?』というテーマで取り組んだ。
私がやるやり方は、組んだら脇を絞って広背筋をきかせる。
これによって腕力以上に相手を引き付ける力が発揮できる。
上半身だけでは重さが乗らないが椅子に腰かけるように腰を落とすと相手に重さが伝わる。
他にも釣り手の拳で相手の動きを察知するセンサーを作る話もしたが、これは私もまだまだなのでうまく伝えられなかったように思う。

以前の恵比寿稽古でWさんからもらったアドバイスについて書いたブログを読んだWさんが、95%合っていると評価してくれて、5%の違いについても教えてくれた。
『謙譲の美徳』で相手に跳ばされると書いた部分は、自分で跳んでいるが正しいという。
言われてみれば相手に跳ばされるつもりになっているものの、跳んでいるのは自分だから、その余計な部分を止めたらいいということだ。
補助輪が強力すぎて依存してしまっていた。思い返すとこのアドバイスを聞いて以降、ずいぶん動きやすくなって新しい投げの感覚も出てきているので、すでに呪縛から解放された部分が出てきているのかもしれない。

WさんがIさんと稽古の話をしていたので一緒に聞こうとしたときに、Wさんから「これは空気投げの答えにもなる内容だから君は聞かない方がいい。」と止められた。
答えをきくのは面白くないのでその場を離れたが、その前にみたWさんの姿勢からある仮説が浮かび上がって来てしまっていた。

自分でも試したことのある形なのだが、あらためて試したくなった。
今度また試してみようと思う。

追記(訂正)
Wさんが「答えにもなる」と言っていたのは、空気投げに対してではなく、
謙譲の美徳に対してでしたー。
しかし勘違いしたおかげで空気投げに進展があったので、結果的に勘違いして良かった(笑)

2017年11月7日火曜日

松聲館の技法レポート『手が離せない』

当日のツイートを紹介。



甲野先生のメルマガ動画撮影終了。今日は技がきく仕組みの根本的なところを教わった。何気ない意図的な動きと、自分でも予期しないような意図できない動きと、それらを行うタイミング。結果として技になるが、結果を意図して技を出すのではない。混ぜると技になる。

そう言われて受けた『切込み入り身』がかつてないやられ方だった。手刀を逆に跳ね返そうと抵抗する私が急激に90度横回転させられて背後を取られる。この勢いは顔を横から押されたかと思うほどの遠心力を感じる速さ。

甲野先生の片手取りの四方投げを受けると、油断なく構えていても一気に仰け反るところまで崩されてしまう。こうなると手を離したくても離せない。『溺れるものは藁をもつかむ』の通り、投げられる者が投げる者にすがる状態になり抵抗できない。

この事は見よう見まねでやった私の『切込み入り身』を受けた甲野先生が強く実感されていたのが印象的。さて、私が甲野先生に稽古で利息を返せるのかどうかわからないが、柔道で試してみたい形が感覚的に浮かんできている。うまくいくかどうか、さっそく次の柔道練習で確認してみたい。

そうだこれも書いておきたい。今日甲野先生の技を受けて多くの感覚を受け取れた(本当にそうかはわからないが)のは、ひもトレの『鎖編みの四方襷』の効果で体の感覚がひらいていたおかげと感じる。


2017年10月31日火曜日

『空気投げ』の思わぬ反響&『11/18(土)空気投げ稽古会』のご案内

ツイッターでフォローした方から大槻ケンヂさんがラジオで空気投げについて話をされていたと、教えていただきました。

ネットで検索するとすぐにヒットしました。
高田文夫のラジオビバリー昼ズ
10/25(水)に大槻ケンヂさんがゲスト出演されてお話しされていたようです。
http://www.1242.com/takada/index.php?date=2017-10-25%2004:31:00

触れずに投げる技と、少し誤解されているようにも思えるところが気になりますが、、、
空気投げは触れずに投げられないかという着想から三船久蔵十段が編み出した技で、
手は相手に触れています。
でもこうして思わぬところから反響があると嬉しいですね。

11/2までですが実際に聴くことも出来ます。
http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20171025113000
32分頃から大槻ケンヂさん登場です。空気投げ研究会の話は40分頃から。
システマの話もしています。

ちょうどよいので宣伝です!!
11月に空気投げの研究稽古会を開催します。
通算4回目の公開稽古会は11/18(土)19時~21時 都内で開催です。

講座内容の確認とお申し込みは動作術中島章夫先生のブログからお願いします!


田島が研究している三船久蔵十段の空気投げについて、最新の研究から空気投げの手順と仕組みを具体的な練習方法を交えて説明します。
技の仕組みはそのままに柔らかく転がすように練習するので受け身の取れない方でも参加いただけます。
3回目までにやってきたことと練習メニューは大きく変わりませんが、わたしの研究が進んだ分だけ説明出来る内容が変わっています。
興味を持たれた方の参加をお待ちしています。


最後に大槻ケンヂさんのグループ『筋肉少女帯』の公式HPです。
http://eplus.jp/sys/web/king-show/index.html
Newアルバムが発売されたようです!

空気投げの記事が載っている月刊秘伝はこちら。


2017年10月26日木曜日

鎖編みの紐の効果(ひもトレ)

昨日甲野先生からいただいた鎖編みのひもを身につけて、からだが動くままに任せ
て動く。
普段やらないが木刀を持って動きたくなり、素振りからの動きのまましゃがみ、寝転がり、動くに任せて動く。
すると今度は木刀を2本持ちたくなったので両手に持って動くに任せる。
左手は何故か短刀にしたかったが見当たらず軽い方の木刀を持って動くに任せた。
見たこともやったこともない動きが出てきて、ただそれを自分が感じているという、普段得られない感覚で動くことができた。

道場の鏡で自分の動きを確認するとずいぶんと低い姿勢を取っていた。
床すれすれにまで腰が落ちて、お尻がついたりつかなかったり、この姿勢で木刀を持って動いているのだけれど、何故か辛くはない。

ひもの効果を説明せずに何人かにつけてもらって感想を聞いたところ、3人が3人ともに足裏が床に刺さるような感覚を持っていた。
常連の女性が言うには、腰にヒモがあるのが大きいというのと鎖編みでボリュームのあるヒモの重みも作用しているらしい。


中島先生から赤ちゃんの動きをもとにした体操を紹介してもらった。
仰向けで足をあげる
仰向けで足をあげ膝を触る
仰向けで足をあげ足首を掴む

歩いてみると足が重く感じられる。

続いてうつ伏せから
肘が目の位置に来るようにして前腕と手のひらを床につける
腰を浮かせる(腹圧がかかる)
片方の手を伸ばして前に進む

歩いて見ると腰が軽くなっている

腹圧を実感する
腹這いになって、膝をつけたままお腹を床から持ち上げる
この時、お腹は膨らみつつ固くなる。
これが腹圧。

これをキープして立つ。


2017年10月25日水曜日

松聲館技法レポート『ひもトレ四方襷と甲野先生の内観』

夜間飛行から発行中である甲野先生のメルマガ『風の先 風の跡』に掲載する動画撮影に松聲館に行ってきた。
今回は撮影終了直後のわたしのツイートをブログに掲載しておきます。


甲野先生のメルマガ動画撮影終了。前回も凄かったが、今回も全く予想外。大きな驚きが2つ続いて受け止めきれていない。

今回2つの驚きのうち、1つは『ひもトレ』。それも劇的な変化は私に起きた。小磯さんが持ってきた鎖編みのひもを『四方襷』と呼ばれる巻き方で巻いたところ、巻かれながら自覚できるほどの変化が起きた。

鎖編みのひもを巻くことで私に起きた変化は、上半身が軽く、体の重さは足裏に通る感覚。重心がかなり低くなったように感じられた。本当に驚いたのはこの後、先生の技を受けた時だった。

ひもを巻いたまま先生の技を受けたところ、ことごとく止めることができた。これだけでも驚きだが変化をはっきりと自覚したのは柔道技をリクエストされた時だった。私ではない別人がかけているかのように技の途中でバランスが崩れない。だから返されない。

ひもを巻いておくと甲野先生に柔道技を仕掛けても返されない理由も自覚できた。崩れずにいる感覚が強くなり、自分からバランスを崩すような動きには自制がかかるのだ。飛び込んで仕掛けたり、組手不十分なまま強引に足を引っ掻けたりする動きが出てこなくなった。しかし驚きはまだ終わらない。

ひもを巻いて柔道技を仕掛ける自分の変化に自分が驚かされていたが、甲野先生の変化はこれを超えるものだった。ひもトレで変わった私に技が通らなくなっていた原因を甲野先生も自身の体を通じて感じられていた。前回気づいた、湖面の波が今回はおさまらないという。この後、先生の湖面に変化が起きた。

湖面は甲野先生の内観でイメージとは違う。体の正面にあった湖面が左側により楕円になった。さらに棒状に細くなり、それが短くなって、最後はへそのように凹んで刺さったという。それの影響を試してみると今度は先生の技が全く止められない。止められないのをどう説明したらよいだろうか。

ヒモトレの効果でバランスを崩さず、低い重心をキープして先生の技を受けるが、へそが刺さった?先生は止まらない。『浪之下』は掴んでいられないし、『払えない突き』は後ろに飛ばされる。両手で耐える形の『小手返し』は足裏が浮いてひっくり返される。柔道技もまた返されるようになってしまった。

今回のメルマガ動画、甲野先生も途中まではひもトレで劇的に崩れにくくなった私を撮ることになりそうだと思われていたそうだ。しかしそれをきっかけにさらに輪をかけて先生が劇的に変化されて、もう自分が何に驚いていいのかわからなくなってしまった(笑)ぜひ甲野先生の技を受けてほしい。


それにしても今回はツイートへの反響が大きかった。
今までにないほどのリツイートや返信の数でびっくり!
と思ったら前回の撮影後の甲野先生のフォローされていたのでした。

2017年10月22日日曜日

柔道練習117回目『背負い投げ』か『空気投げ』か

打ち込み、乱取り

空気投げに近い投げが決まった。

内村直也先生のDVD「背負い投げ57の入り方」に腰が外れた状態での背負い投げがあったが、
それに近い形に思える。
背負い投げの練習と空気投げが繋がってきたか。


2017年10月20日金曜日

恵比寿で合気上げ練習

合気上げ練習
岡本正剛先生の流れをくむ、大東流合気柔術六方会で稽古されている方と稽古した。
理に適った技だと感じた。
上達すれば見た目には摩訶不思議な現象に移る技になりそうだ。


実に面白い。


2017年10月15日日曜日

柔道練習116回目『柔道の形』

S先生が柔道の形を説明する教科書を見せてくれた。
座り技の座取りや、突きを捌く『突っ掛け』などの形を練習したが実に面白い。

これからの練習に取り入れよう。

2017年10月12日木曜日

松聲館の今を稽古する『練習ときどき先生の技』

参加された方々と自由に練習。
説明しながら自分も練習。

練習ときどき甲野先生の技。

これが一番いい稽古になる。
月1回の恵比寿は貴重な稽古場。


ボクシングと柔道の方に空気投げ、
合気道とヨガの方にも空気投げ。
興味を持ってもらえて楽しんで貰えたようで何より。


2017年10月8日日曜日

柔道練習115回目『練習仲間が増えた』

大人が新たに二人参加!
一人は若く、一人は大きい。

練習の幅が広がる。

2017年10月1日日曜日

柔道練習114回目『小外刈』

小外刈を練習した。

足払いも同じで、柔道がうまい人は足技が上手い。

2017年9月24日日曜日

柔道大会

一年ぶりに大会に出た。

結果は2回戦敗退。
これまでのようにガチガチになって動けないということはなかったが、思いきって攻めて行けず、終わってみれば消化不良の試合だった。

一方、相手の方は狙いがはっきりしていて、わたしがやられた『小外刈』は見事だった。
決勝も『小外刈』で一本取って優勝されていたが、ああいうのを得意技と言うのだろう。
わたしも1週間前の乱取りで空気投げが掛けやすくなる感覚が芽生えてきたところだった。
あそこまで空気投げを自分のものにしていきたい。

私の場合、その前に解消しなくてはならない課題がある。
普段の武術稽古で相手を見る稽古が多いせいか、相手が何かするとそれを観察してしまう癖のようなものがついてしまっている。
試合ではそれが悪い方向に出てしまっていたように感じた。

これは乱取りで修正したい。

2017年9月22日金曜日

空気投げの体捌き

空気投げの体捌きを検証した。

片足で立って向き変わると、腰で体が捻れずに股関節から回転できる。
空手の形にある体捌きと突きを同時におこなう動作がヒントになった。
体を捻らず、体捌きと腕の動きを一致させる。


渦落が鋭くなりそうだ。

2017年9月17日日曜日

柔道練習114回目『乱取りで柄杓投げ』

背負い投げの打ち込み
久しぶりにSさんが参加され、打ち込みからもっと低く入っては?とアドバイスをもらった。
なるべく低くしゃがみきるくらいの感覚で入るといいようだ。

乱取り
乱取り練習を試合モードで思い切り動いてみた。
Sさんは格上なのでいつも通りと言えばいつも通りだが、全く歯が立たず私がバテて止まったところを大内刈で倒されてしまった。
一回でへとへとになるほど消耗したが、組んだらなるべく近づいていったほうが今の自分にはチャンスがあるとわかり、それなりの収穫もあった。
ただわたしの場合、これといった得意技が無いので終始相手にとって怖くないという、そもそものところが改善ポイントなのは練習不足を痛感するところだ。
一本目が終わったところで、見学に来ていた柔道経験者のお父さんが空気投げに興味があると言うことで説明をすることに。
話の流れで甲野先生の『柄杓投げ』も実演しながら説明したが「何で投げられたのかわからない」という感想だった。
道場の皆さんから「これは使えますよ!」と技にはお墨付きをもらったが、「乱取りだと出ないんです。」と苦笑いするしかなかった。
それでもパパさんたちが「いや使えるんじゃないですか?」と言われるので、それならばと『柄杓投げ』をやるつもりの体でもう一本乱取りをすることにした。
相手は先ほど歯が立たなかったSさんだ。

始めてすぐに『柄杓投げ』が決まり、道場に「おぉ!」と歓声があがる。
先ほどまでとはやり易さが全く違う。
また『柄杓投げ』が決まった。
今度は『帯取り返し』からの抑え込みと、3分の乱取りで三本も投げる事が出来た。
『浮落』は決まらなかったが大きく崩す事が出来た。
この技は仕掛けるのも難しかったから、随分と動けていることになる。
わたしも自分で驚いたが、Sさんも驚かれたようだった。
「今のほうが強力だし、技の止め方がわからない。」
一本目の苦しさが嘘のように息もあがらない状態で二本目を終える事が出来た。
これは大きな変化が訪れた気がする。

柄杓投げ
相手十分に組んだところから引き手の手の甲、釣り手の親指の背を相手に触れたまま右組手なら右足左足を歩み足で進める。左足が着くと同時に体を転回させながら相手を引き落として投げる技。

武術研究家の甲野善紀先生に教わった形だ。

2017年9月14日木曜日

松聲館の今を稽古する『柔道技研究』

柄杓投げ、納刀の投げ。
恵比寿にしては珍しく、手の内の説明など万人向けの説明をされていたが、参加者にプロボクサーのライセンスを持つ熱心な方がいたおかげもあって、徐々に武術モードになっていった。

わたしは途中参加のNさんと柔道技の研究をさせてもらっていたが、柄杓投げ、納刀の体での投げともに(これか!)と思うところがあり、理解が進んだように思えた。


この様子を見ていた韓氏意拳教練の内田さんから、「これはどうですか?」と腰帯を掴まれると動ける気がしない。
身体を丁寧にみながら落としていくと動けるようになる。

2017年9月13日水曜日

松聲館の技法レポート『腕を取って柔らかく投げる』

柔道で使えたら有効な投げ技を受けた。
これまでも使えたら有効な技ばかり受けているが。

1つは『柄杓投げ』。
これは前回も紹介したと思う。

もう1つは腕をとって投げる技だ。
小刀を納刀をするつもりで動くという説明から、
かなりの精度が求められる動きであるということと、
手を伸ばしてキャッチするのではなく、体全体で動いて受け止めるという説明から、
腕と体の関係が崩れないというポイントが浮かび上がる。
実際、金山さんからもそのような感想をいただき、意識してみるとわたしの技も変わってきた。
柔らかい感触のまま、強烈に投げが決まる。

これもモノにしていきたい。

2017年9月10日日曜日

柔道練習113回目『腰を近づける』

背負い投げの打ち込み
乱取りで相手にとって嫌な形を教わる。
それは、腰を近づけるということ。
諸刃の剣なので半身になりすぎると返されるので注意。


2017年9月8日金曜日

良いものの大半は余計

久しぶりにWさんと怪我あけのAさんと一緒になった。

シュワイジャオから離れて打撃を始めたというWさんに謙譲の美徳による打撃を受けてもらって、柔道への応用がうまくいかないという悩みを話したところ、目の覚めるようなアドバイスが帰って来た。

『良いと思ってやっているものの大半は余計。』

謙譲の美徳で余計なところはどこか。
Wさんが言うには相手に跳ばされる(自分が跳ぼうとしている)部分だという。
自分で跳ぼうとしているから動けなくなっている、実際に跳ぶ必要は無い、というのがWさんのアドバイスだ。
確かに相手が跳べばいいのだから、自分が実際にやられようと(跳ぼうと)する必要はない。
今のやり方は動きの要素を引き出すのには有効だが、必要最小限のやり方ではなかったということだ。

このアドバイスですぐに変われるほどわたしは器用ではないが、これから変わっていく指針になるアドバイスだった。
何しろ自分で良いと思ったものの欠点に自分で気づくのはなかなか難しいのだ。

Wさんには腕を振り回す練習をしているわたしに対して、右腕が脱力できずに余計なことをしていると指摘をいただいた。
言われて気づいたが、確かに余計なことをしていた。
柔道で釣り手を使うときの癖が出ているようだった。
いかんなー、と思っていたところにまたWさんから目覚めの一言をいただいた。

『余計なことをしてしまうのが必ずしも悪いわけではない。』

わたしの例で言えば柔道で有効な動きの癖で、今の脱力が出来ないのだとしたら、柔道で有効な動きを修正してまで脱力出来るようになる必要はない、ということになるだろう。

わたしは理想的には何でも出来る体になって、その上で最適な動きを選べるようになれたらいいと思っていたが、人間の体はそう簡単にはいかないらしい。

何でも出来るようにならないどころか、あっという間に偏ってしまうようだ。
ここでの偏りというのは、動きの癖と言い換えてもいいが、Wさんが話してくれた例がわかりやすいので紹介すると、Wさんは競技用の自転車に乗って長距離を走った際、自転車から降りて『立つ』のが下手になっていると感じたそうだ。
椅子に座って足を回転させて進む動作に体が適用した結果、立つのに必要な技術が衰えてしまったと言うのだ。
これは感覚にも影響を与えていて、自転車の速度感覚に慣れると歩く速度の"のろまさ"に耐えられなってくるそうだ。
Wさんはこれを実感してすぐに自転車に乗るのをやめている。

自転車を競技で続けるなら気にせずに自転車にどんどん適用すれば良いが、そうではない専門があるのなら自転車に適用してよいのか考えたほうがいいだろう。

極端な例を持ち出すなら、水泳選手がウエイトリフティングに適応した体になったら浮いていられないということだろう。
ウエイトリフティングには筋力が必要で、自分の体には余分な脂肪はないほうが良いが、水泳には浮力が必要で一定の脂肪があったほうがいい。

私にとっては何がよいだろうか。

Aさんとは、セミナーで教わったという合気上げの練習をした。
呼吸と円の動きで相手を制するそうだ。
相手に反射を起こしてコントロールする技術も紹介してくれたが、確かに無意識に反応してしまう動きだった。

以前、動画でみた岡本正剛先生の技の仕組みはこれだったのか?


※11/10Wさんの指摘を受けて少しだけ表現を修正しました。
 自分が跳ばされる⇒自分で跳ぶ

2017年9月3日日曜日

柔道練習112回目『打ち込み』

柔道メモ

■打ち込み
背負い投げ
小内刈り
大内刈り
大内刈りでは半身にならないように。
軸足の踵は右足を開く方向に向く。
釣り手側は、肘で相手の脇腹を止めつつ、手のひらで外側に開く。
引き手が重要で、張りを持たせるように引いた状態をキープ。

柄杓投げ
袖を絞られてからの柄杓投げの応用
どちらも有効。

喧嘩四つからの前足払い
柔道家でこの技に免疫がある人は少ない。

乱取り

まだ力が入りすぎている。

2017年9月1日金曜日

拮抗と緩み

恵比寿で岡田さんと稽古。

柄杓投げと空気投げの練習から崩しの原理の稽古へ。
相手と拮抗した状態からつっかい棒を外す、という原理を整理して、
相手と拮抗した状態から腰だけをリラックスさせる練習を試した。
腰以外も無駄に力むわけではないが、相手に力をいれ続けさせるための情報を拮抗状態としていれ続ける。
腰だけリラックスするのに上半身まで抜けてしまうと相手は拮抗に付き合うのを止めてしまい、自立するので崩れない。


2017年8月30日水曜日

東京武道館『柄杓投げ(ひしゃくなげ)』

スタッフのMさんから、甲野先生が少し遅れるのでこられるまでの時間繋ぎに何かやっておいて欲しい、と頼まれた。

正面押しを紹介して皆さんと練習しつつ、なるべく先生の技を受けることをお勧めしているうちに先生が登場。
時間を繋ぐ任務は果たせた。
最初の説明で練習してもらったのが良かったか、参加者のかたが練習する場面が多く見られて、甲野先生の講習会らしい光景に見えた。


小磯さんと柔道技の研究。
柄杓投げや、火焔を使った投げを練習し、その効果を確かめた。
加えて、小磯さんから喧嘩四つの相手に対し、前側の足を脛の方向から払うという柔道技にはなかった投げを教わった。
これはやる方もやられる方も全くなれてないので投げられる気がしない、が見事に投げられる。


柄杓投げの要領を掴んでいると、他の形でも応用がきく。
この日、甲野先生が初めてやった、袖を絞られた状態からの火焔の手による投げの原理は柄杓投げと同じ。
相手がこちらの足を杖がわりにするように立った状態から、杖を外す。

柔道をされているという参加者のかたとも試したが、今までにない感触で投げられると大変興味を持たれて、熱心に練習されていた。

わたしも研究を続けたい。

2017年8月27日日曜日

柔道練習111回目『柄杓投げ(ひしゃくなげ)』

背負い投げの打ち込み

左足に体重がかかり過ぎているとの指摘で、中間に重心が来るように修正すると、受けを取るKパパの体が打ち込みの度に浮くようになった。
これで入れたら軽い感触で投げられそうだ。

練習後、Kパパに空気投げを受けてもらった。
右足で踏ん張れそうな感じがするという感想を受けて、体捌きを素早くしたところ今度は耐えられない感じがするとのこと。
実際の早さは相手の受けによるが、仕組みは共通で、相手が重心をコントロールできないでいる内に作りが終わっていないといけない。

もうひとつ、先日甲野先生に投げられた空気投げである『柄杓投げ』も受けてもらった。
合気道の天地投げに近い形で投げる技で、釣り手は相手の首に親指の背を書けるようにしておき、相手に密着するくらい近づきつつ、引き手をあげて相手の頭を下げる。
ここから右回りの体捌きで相手の目の前からいなくなるようにすると真下に投げることが出来る。
Kパパも今まで受けたことのない感触が面白かったようで、何度もリクエストされて投げることになった。


今回Kパパに受けてもらって整理できたのは、柔道技としての空気投げは梃子の原理で相手を投げるが、甲野先生に教わった空気投げは、そうではない原理で投げているという点だった。

2017年8月23日水曜日

恵比寿で棒手裏剣

恵比寿にいくとたまたま手裏剣稽古の回だった。
久しぶりの手裏剣は湿気で滑りが悪く最初は戸惑ったが、すぐに感覚がよみがえってきて心地よく刺さるようになった。
やっているうちに色々工夫した記憶もよみがえってきて、以前水天宮、人形町でやっていた時の感覚が呼び起こされた。
手裏剣はシンプルながら工夫のしどころがいくらでも出てくる。
楽しい稽古になった。

中島先生から、赤ちゃんの動きをもとにしたリハビリ法を紹介してもらった。
やってみると股関節が楽になる。
一度きちんと教わってみたい。
他にも手のひらのリハビリ?とも言える動きも教わった。地味だがきつい。

稽古後は中島先生、Oさんと食事へ。
具体的な日取りはこれからだが、技あり企画で空気投げ研究会を開催することになった。

研究会らしくマニアックなことをやらせてもらおう。

2017年8月18日金曜日

鉄騎の形

岡田さんから、鉄騎の形の要訣を教わった。
横から圧力をかけられても崩れにくいテンションを腰と足首を結ぶラインに保ったまま動く。
腕は外旋させながらわきを絞っていくように動かす。
この時、体も一緒に横を向くので、見た目ほど体に対して腕は動いていない。

投げでも同じだが、わたしは相手を引き付けるのに脇の絞りを使いきってしまう癖があり、これだと相手を引き落とすときに落下以上の速度がでない。
相手を引き出しつつ落下を初めて、落下が終わる頃に脇を絞りきる速度でそれぞれ動く必要がある。


一つ一つの動きの始まりと終わりを揃えるイメージだ。

2017年8月15日火曜日

松聲館の技法レポート『叶ったものとして願うと叶う』

夜間飛行が発刊している甲野善紀先生のメルマガ向け動画の撮影に行ってきました。

未撮影分の気付きを撮影する予定で始まったが、撮影前の稽古で新たな気付きがあり、追加で撮影するものが増えた。

新たな気付きとは、
『叶ったものとして願うと叶う』
というもの。

動きで言うなら、相手に気づかれずに技に入るのだが、その為には接触面から情報を与えないように動く必要がある。

実際には動き始めているのに相手にとっては動いていない。
これが『叶ったものとして願う』かのように動くということだ。

先生に「やってみてください。」と促され、試してみた。
相手に気づかれずに入るところまでは悪くなさそうだったが、相手を崩すところでごく普通の抵抗しやすい動きが出てきてしまう。
「信心が足りない。」と冗談まじりに言われてしまったが、出来ると確信を持って思えるようにならないと出来ないとすると、これは出来るようになるまで信じられないから出来ない(笑)

形は柔道でこちらが襟か袖の片方を掴んだ状態から。
乱取り中に相手の技を警戒するような感じで動いていても簡単にやられてしまう。

ところでこの日の前半は、先生の技を受けても大きく崩されることがなかった。
先日気づいた腰の緊張を後頭部をリラックスさせることで取る方法で、リラックスしながら技を受けられたのが良かったようだった。

先生からは独特の進化を続けるH氏の受けのようだと評価されたが、わたしも変わってきているようだ。

2017年8月14日月曜日

腰の緊張

腰の緊張が後頭部をリラックスさせると解ける感覚が出てきた。

スマホを操作すると緊張して、やめて周りの景色を見るとリラックス出来る。

後頭部の弛みが背中を通って腰に伝わる。
腰の緊張を直接取るのは難しく、手こずってきたが後頭部の緊張はカンペル平面を保つことで解ける。
遠隔操作で腰の緊張を取っているようでおもしろい。



2017年8月6日日曜日

柔道練習110回目『捨身感覚で背負い投げ』

夏休みで帰省しているのか、子供たちが少なかったので、早めに大人の練習が始まった。

私は背負い投げの打ち込み。
捨て身技の感覚で確実に投げるため、相手をロックすることを意識して取り組んだ。

乱取りで背負い投げを仕掛けられるようになってきている。相手の腕をロックして入ることができたらうまく決まりそうだ。

この道場の出身で最近顔を出すようになった20代で体格のいい大きいTさんと寝技の練習をしたが、私の横四方が重いと感想を漏らしていた。
しっかりおさえられるようになってきたか。

暑すぎて大人の練習も早めに切り上げ。
大きいTさんらに『謙譲の美徳』や『浮木之腿』を受けてもらって終了。

押し合いで体格に劣る私が負けないのには驚かれていた。

2017年8月1日火曜日

全ての道は『空気投げ』に通ず

この夏の練習テーマを『背負い投げ』にしてから新しい感覚が出てきた。
大きなきっかけになったのは、内村直也先生の背負い投げDVDをみたことだ。
内村先生はDVDの冒頭で、背負い投げは手技に分類されるが捨て身技の感覚で投げている旨の発言をされている。
この一言を聞いて、背負い投げで目指すべき感覚が浮かび上がってきた。

「そうか、ロックして落っこちればいいのか。」

こう思えるようになったのだ。
動きの中で技を出せる感覚が強くなってきた。
何をすべきか、背負い投げの手順を投げるところから、
逆に追うと全ての手順において目的が明確になってくる。
・相手を小さな力で投げるため落下の力を使う
・相手と一緒に落ちるためにロックする
・相手の上腕部をロックするために体を回転させる
・回転するスペースを空けるために相手を引き出す

大きな手順の目的がわかるとそこに繋がる細かい動作の目的もはっきりする。
・大きく引き出すために小指を上げる
・大きく引き出すために後ろ回り捌きで回転する
・回転で加速するため、手足を中心に集める
・強くロックするため上腕から脇下に肘を差し込む
・強くロックするため差し込んだら脇を搾る
・大きく落下させるため、頭を先に下げない
・大きく落下させるため、正座に近い落下姿勢をとる
・相手と回転するため、片側の足は小指側の甲を着ける

さらに続く。細かい動作を変える目的で取り組むと動きの質が変わる。
・引き出す時の気配を無くすため『屏風座り』で腰を落とす
・大きく相手を動かすため『謙譲の美徳』で相手を動かす
・回転の滞りを無くすため『円月抜き』で回る
・ギリギリまで落下を継続させるため『浮木之腿』で接地する

まだ続く。動きの質を変えるには身体を変えなければならない。
・股関節から全身を連動させて動くための『股割り』トレーニング
・深く腰を落とした状態でも動けるための『腰割り』トレーニング
・安定した接地をキープするための『趾(あしゆび)』トレーニング
・骨の位置を把握するための『深部感覚』トレーニング

もちろん柔道の練習メニューの目的も明確になってくる。
・相手を引き付ける力をつけるための『絞り』トレーニング
・背中を連動して使うための『すり上げ式腕立て』トレーニング
・背中を連動して使うための『鰐歩き』トレーニング
・しゃがむ力をつけるための『スクワット』トレーニング
・等々

全ては背負い投げに繋がっている。

しかし私の場合は、背負い投げの研究は空気投げ研究の一環として取り組んでいるから、こうも言えるのだ。

「全ての道は空気投げに通ず」



2017年7月30日日曜日

柔道練習109回目『相手をロックする背負い投げ』

前半にやった子供たちとの寝技練習で体力の大半を使ってしまった。

ちなみに練習したのは『腹包み』。
お手本の受けで何度か受けたが、このおさえこみはガッチリ決まるとお腹に絞め技を受けているようで、抵抗出来ない。
苦しかった。


個人的にこの夏のテーマは『背負い投げ』。
打ち込みでは相手をロックする点に注意して取り組んだ。


2017年7月26日水曜日

甲野先生と女子サッカーのM選手

久しぶりに参加出来た東京武道館での甲野先生の講習会。

私にしては珍しく、かなり早めに会場についたのだが、いつも直前に来られている甲野先生がすでに数名と稽古されていた。
『田島さん、着替えてきてください。』
と私に気づいた先生から声をかけられた。

稽古されていたのは女子サッカー選手(Mさん)だった。

Mさんと先生とのやり取りは面白く、見ごたえがあった。
具体的には、高いボールの競り合いや、キープされているボール奪う、向かい合う相手をすり抜ける、ユニフォームを掴まれた場面での対処を紹介されていた。

講習会はいつも通り始まったが、先生がMさんに私を紹介してくださった事もあって、Mさんが新しい動きを先生から仕入れては私に確認しにくるという流れが出来ていた。
動きの確認のための相手もさせてもらったが、のみ込みが早く、ボールキープの場面では『謙譲の美徳』と『浮木之腿』を使ったMさんに吹っ飛ばされてしまった。
Mさんの取材で同行されていた方が、私の(先生の技の)翻訳がわかりやすいとほめてくださったが、わかりやすいと言うことは、わからない部分の情報が抜けてしまっているとも言える。
私のレベルでわかる範囲だけしか教えられないのだとお伝えした。

サッカーの上達が目的だけれども、甲野先生からサッカーを学びに来たわけではない。
動きの選択肢を拡げるため、未知の動きに触れるために来たのだ。
Mさんはこのあたりもよく考えられていて、動きを学ぶことと、それをサッカーにどう活かすかは別の話で、先生から得られるのは前者だと意識されていた。
Mさんのサッカーに対する真摯な姿勢に、こちらの姿勢が正される思いがした。

稽古とは関係ないが、稽古の後に先生とMさんらとの食事で、わたしがビールとかき氷を注文したのが、Mさんのツボにハマったようだった。

応援する選手が増えた。
これからの活躍が楽しみです。

2017年7月23日日曜日

柔道練習108回目『この夏は背負い投げ!』

柔道練習

前日夜にeJudoから発売された九州産業大学監督の内村直也監督の背負い投げDVDでイメージアップして臨んだ練習。

打ち込みのあと、Kパパと乱取りしたがこれまでになく背負い投げを仕掛けることができた。
まだ投げるまでは行かないが、自分から動けるようになったのは大きな変化。

背負い投げは、相手をロックして回転させる仕組みで掛けるので、次はいかに動きのなかで相手をロックするかをテーマに取り組もう。

ロックできたら逃げられない背負いに繋げる。
そのパターンが1つ実現できたら、内村直也先生のDVDで57パターン!!の背負い投げを勉強だ。


この夏の目標は『乱取り中に背負い投げを決める!』にしよう。

2017年7月16日日曜日

柔道練習107回目『背負い投げ』

『背負い投げ』の打ち込み

先週の柔道練習と、内村直也先生の『背負い投げDVD』を見た効果で乱取り中に何度か『背負い投げ』と『一本背負い』を仕掛けることができた。
まだ投げられる質になっていないが、タイミングと思いきりはついてきた。

練習、練習!

2017年7月9日日曜日

柔道練習106回目『一本背負い投げ』

暑い!
大人も子供も水分補給に気を付けながらの練習。

『大内刈』投げ込みをやらせてもらった。
打ち込み練習は毎回やるが、大人相手に投げ込みマット無しでの投げ込みは、受け身ができても負担が大きく、加えて道場の畳がかたいのでなかなか出来ない。
貴重な練習だ。
相手にくっついてつっかい棒を外すように左足を刈り、釣り手を真下に引き落とす。
以前、岡田さんが主催する恵比寿の稽古会でWさんから聞いたスワイジャオの形にあった、右足裏を右手で触りに行く感覚でやるとうまく行った。
うまく行くと相手がストンと落っこちる。

今日はKパパに教わって『一本背負い』を二種類練習した。
相手を引っこ抜く一本背負いと、相手を巻き込む一本背負い。
相手を巻き込む一本背負いは左も練習した。

引っこ抜く一本背負いで、相手を持ち上げる感覚は辰巳返しの感覚と一致して一気にやり易くなった。
巻き込む一本背負いは、奥襟を取られたときのブリッジして反転して返す投げの感覚と一致した。
引っこ抜く一本背負いは相手の脇をロックするように右手を差し込みながら相手を浮かせる。
巻き込む一本背負いは相手の上腕を掴んで潜り込んでから回転して巻き込む。

技の仕組みの理解と、実際に技をやる感覚が一致してきた。
これは練習を重ねるとともに技の研究をやることで短い期間で掴むことが可能だ。
今回は作りと投げが感覚的に繋がり、今までになく技に入れそうな予感がする練習になった。これが上達の第一歩と感じている。
ここに崩しを繋げて、乱取りで確認する。
久々に上達の予感!また早く練習したい。


2017年7月7日金曜日

『空気倒し』?

岡田さんの稽古会に参加。

『空気転がし』セミナーの報告から、『空気投げ』の研究稽古へ繋がった。
岡田さんから『空気投げ』『空気転がし』ときたら『空気倒し』はどうですか?とこの日の稽古テーマをいただいた。
投げず、転がさず、倒すとなると柔道技の『小内刈』『小外刈』が思い浮かぶ。
これを『空気投げ』の体捌きでやる場合、入り方を変える必要がある。

三船十段の著書『道と術』に空気投げのやり方として相手を引き出す際に右足を引くのではなく、左足を差し込むやり方も書かれている。
このやり方で入るとちょうど『小外刈』の格好で相手が倒れるようになり、岡田さんが言う『空気倒し』のイメージに近づくようだった。

この形は、いかに後ろ足をスムーズに抜くかが技として成立するポイントだとわかってきた。
そのためには以前岡田さんに紹介していただいた空手の形『鉄騎』による重心移動が必要で、それを出来るようにするには、股関節をフリーにしておく必要がある。

帰りの電車は先日開催したセミナーの道場に忍者体験に来られた大野智さん主演映画『忍びの国』仕様の山手線。
降りた駅で気付いておもわずパシャリ。
石原さとみさんは間に合わなくて撮れませんでした。


2017年7月2日日曜日

柔道練習105回目『背負い投げの間合い』

今年一番の暑さの中、空調のない道場での練習。
水分補給には十分気を付けなければならない。

背負い投げの打ち込みが前回の指摘を反映した形で出来た。
相手のまたの間に入り込むタイプではなく、相手を引き出して投げ、反対を向いたときには相手が浮いている背負い投げ。
間合いが近づきすぎないように気を付ける。
練習、練習!


2017年7月1日土曜日

武蔵一族道場移転祝い『第3回空気投げ研究会~空気転がし~』



武蔵一族の習志野 青龍窟さんと企画して実現した、名古屋の空気投げ研究会に始まって、
通算3回目となる空気投げ研究会。
3回目は、忍者軍団武蔵一族の道場移転記念に『空気転がし』セミナーを開催した。

田端の道場で何度か稽古させていただいていて、大変お世話になっていたので、移転を機に何かお祝いしたいと考えていた。
名古屋の山口潤先生に見せてもらった不思議な立ち方を私なりに『宴会芸』と言いながらやっていたのだが、それを代表がえらく気に入って下さったのがきっかけだった。



参加人数は10名ほどで女性(忍者なのでくノ一)が半数ほどだった。

結果から言うと、皆さん楽しんでもらえた上に、失礼ながら予想外に出来るようになられて、大成功だった。
習志野さんからは初心者の方が半数以上という話を聞いていたが、やってみたらとにかく飲み込みが早く予定していた時間よりも早いペースで進み、次々と予定外の難易度の技を紹介したが、それらも皆さんこなしていて驚かされた。
私の説明がわかりやすいとは言っていただいたものの、教えるこちらが驚かされるとは思いもよらなかった。
最後は私も皆さんと一緒に
・『空気転がし』を同じやり方で外からわからないようにやる。
というテーマを急遽追加させていただいて、研究稽古させていただいた。

移転祝いで企画したのに最後は自分の研究に繋げてしまっていた。
実際得たものは大きく、『空気転がし』で得られる感覚は、崩しの感覚を磨くものであるという確信を得た。

(空気転がしは開始20秒あたりから)

稽古後は皆さんとネパール料理屋で食事会。
初めての方から久しぶりにお会いする人もいて、最後まで楽しく過ごすことが出来ました。
また面白い発見が溜まった頃に習志野さんに企画を持ち込んでみようと思います。

武蔵一族の皆さん、ありがとうございました!

道場には、研究会当日(7/1)公開の映画『忍びの国』に出演されている無門とお国(大野智さんと石原さとみさん)も先日体験に来られたそうです。

2017年6月28日水曜日

松聲館の技法レポート『謙譲の美徳』のお返し??

甲野先生が出してくる腕をこちらが横方向から払う形。
こちらの手が先生の腕に触れるや、1メートル後ろの壁まで吹っ飛ばされる。

「コンコンとノックする。」
「相手に触れる前に引っ込めようとするのが難しい。」

甲野先生の説明が技の説明になっていない。
これまでの過程が省略されている上に技も鋭く強力になってきるので、わけがわからなかった。

夜間飛行から発行している甲野先生のメルマガ『風の先 風の跡』に載せるため、松聲館へ動画撮影に行ってきた。

しばらくお会いしていなかったせいか、技が大きく変わっていて付いていけない。
と言っても2週間くらいしか空いていないはずだが。
ざっと以下の技の全てが変わっていた。

『払えない突き』
触れると跳ばされる。

『斬落し』
止めようとしても後ろに跳ばされる。

『浪之下』
何故か持っていられなくなる。

『柔道の組手』
十分に組んだところから相手を押し崩される。
こちらの体が一瞬浮かし崩される。

『真剣の速度』
これまでで一番速いのではないか。

『打剣の変化』
ソフト竹刀で検証。
変化するのかしたのかわからないまま打たれる。

『座り正面の対応』
触れた途端、後ろに跳ばされる。


「これは『謙譲の美徳』です。あなたに教えてもらったものをお返し出来ました。」
こうも言われたが私は先生にこんなすごい技を教えた覚えはない。
説明には省略されていたが、ここ最近先生の技を受けている小磯さんによる説明に助けられた。
きっかけはサッカーの競り合いで相手の中心(芯)に向かってぶつけていくと相手が反応しにくくなって止められない、というもの。
ここから相手にカンとぶつけるという感覚が出てきたようだ。
その後、別の形でも相手の芯にぶつけると技が効くことに気づいた。
これらを経て一度ぶつけるのではなく、二度ぶつけるノック「コンコン」の発見に繋がっている。


確かに受けて体ごと跳ばされる感覚は『謙譲の美徳』に近いが、発見の経緯からわかるように『謙譲の美徳』だけではない。
『飃拳(ひょうけん)』、『石火崩し』、『太刀奪り』、『佐那流立ち(さなるだち)』
ちょっと思い付くだけでもこれらの発見があっての今回の技だ。
『謙譲の美徳』を利息付きで返してもらった格好になったが、こちらが受け取れるようになるのはまだまだ先になりそうだ。
自分の動きとして取り入れるためには、今日受けた技の感触をもとに、自分の技としてあらためて発見し直さなければならない。
その時はきっと先生の技と同じものではなくなっているだろうが、それこそ甲野先生が望む形であり、甲野先生との稽古の成果と言える。


甲野先生の最新技が気になるかたは夜間飛行から発行中のメルマガか、各地の公開セミナーへ参加下さい!



2017年6月25日日曜日

柔道練習104回目『背負い投げ』&『空気転がし』

久しぶりの柔道練習。

打ち込みを中心に汗をかいた。
背負い投げで、「相手との距離が近すぎて回れなくなっている。」という指摘を受けて、
打ち込みを修正した。
すると回転したと思ったら相手が浮いている状態になる背負い投げに修正できた。
何度か言われている修正点だが練習で身につけるしかない。地道にやっていきたい。

練習後は、黒帯のパパさん達ら3人に『空気転がし』を受けてもらった。
気になる感想は、3人とも笑ってしまう感触だったようだ。
「わざと受けているみたいで悔しい、けど倒れちゃう。」
「腰がぐにゃってなる。」
柔道家が笑っちゃう『空気転がし』に興味を持たれた方、お気軽にお声がけください!

7月1日の武蔵一族向け『空気投げ』セミナーに向けてよい確認になった。

先日のつくば稽古会の様子から
0:20あたりから『空気転がし』やっています。

2017年6月22日木曜日

動作術に参加。『空気転がし』

いつ以来だったか覚えていないが、中島先生の動作術に参加できた。

この日のテーマは『2力の合成』。
久しぶりに稽古したがやはり面白い。

終わった後で参加者の方や中島先生に『空気転がし』を受けていただいた。
板の床で転ぶことに抵抗があるせいか、全員転がるという結果にはならなかったが、
それでもしゃがむところまで柔らかく入ることができた。
これは7月1日の武蔵一族向けの『空気投げ』セミナーが楽しみだ。

中島先生から動作術の稽古メニュー『抜き足差し足』の利用許可もいただいた。
セミナー当日はこちらも一緒に稽古したい。

先日つくば稽古会で撮影していただいた動画。
『空気転がし』は0:20から

2017年6月18日日曜日

第147回『つくば身体操法研究会』動画『空気転がし』

娘と一緒につくば稽古会へ行ってきた。

つくばに行くとよく遊ぶ年下のYちゃんも来ていて(これなら子供達が遊んでいる間に稽古できそう)と思っていたら甘かった。
なぜかお互いパパにべったりで離れない。
「父の日だからですかね」と誰かが言っていたがうれしい反面、稽古できないのは困ってしまった。
それでも後半、二人で遊んでくれて無事稽古することが出来た。

■空気転がし
武蔵一族でのセミナーを七月頭にひかえている。
参加されるかたは受け身を取れない初心者のかたもいるとのことで、ここつくばの稽古では投げない『空気投げ』である『空気転がし』の検証をしておきたかった。

小磯さんや林さん、Oさんに先日岡田さんとの稽古で出来るようになった隅落版の『空気転がし』を受けていただいた。
どれも説明のとおりにかかってよい感じだったが、やはり床が板の場合は尻餅をつく形になると危ないこともあるので、初心者の方は狭くても畳を使ってもらったほうが良さそうだ。
転がるのも怖いという方がいてもいいように、投げない、転がさない『空気崩し』も用意できている。

忍者向けに説明したかった『忍び足』の稽古メニューも明確になって、二時間のセミナーでやりたいことが整理出来てきた。
1つは動作術の中島先生に教わった『抜き足、差し足』の稽古だ。
忍者向けには『抜き足、差し足、忍び足』と説明したい。

しかしもう1つ整理しておかなくてはならない点がある。
空気投げの仕組みで『ちょっと崩れたところを真っ直ぐおろす』説明だ。
これを忘れていると相手が変わったときにスランプに陥る。実際、娘に『空気転がし』をかけようとしたらかからなくて、何故かと考えたらこの原理に反していた事がある。
技の仕組みがわかっていれば修正点もすぐに見つかる。
娘の場合は小学生で体も小さいので、大人にかけるように動くと、大きく動かしすぎて体幹部もつれてきてしまい、体勢も戻されてしまうのだ。
相手の状態から、技がかかるかどうかわかるように練習しておくと良い。

■タックル潰し、タックル返し
甲野先生のメルマガ動画撮影で体験した、至近距離から相手の両手でこちらの片足をタックルするように掴まれたところを潰したり、返したりする技。

小磯さんが、相手との釣り合いをどう利用するかで潰したり返したり止めたり出来るのだと気づいたと言うので、説明してもらった。
この説明は応用範囲が広く、練習もしやすいので感覚を掴むのにぴったりだと感じた。


この日も娘がたっぷりと遊んでいただいて、父娘ともに大満足の一日でした。
ありがとうございました!


この日の様子が動画でアップされていました。
0:20あたりで『空気転がし』やってます。

2017年6月14日水曜日

松聲館の技法レポート『佐那流立ち(さなるだち)』

甲野先生のメルマガ用動画撮影のため松聲館へ。

前回から一月弱お会いしていなかったが、その間の先生のツイートによれば稽古への意欲が突然失われて、
低空飛行状態にあるという。
このような状態の先生も貴重と思いながら撮影前の稽古を楽しみにしていた。

仕事が長引いて遅れて到着すると小磯さんが
『田島さんが受けるとどうなるのか見てみたい。』と、
普通でない技を受けた様子だった。

すぐに着替えて技を受けたが、サッカーの競り合いで先生を止める形では、
今までで一番不思議な感覚だった。
何も邪魔されていないのに抵抗できないのだ。


さらに驚かされたのが、『佐那流立ち(さなるだち)』だ。
片足をタックルしに行ったところ、足を両腕でしっかりつかんだ状態から後ろ向きにひっくり返された。
しかもその感触は、正面衝突で跳ね返された衝撃は全くなく、
足を掴んだ感触のままひっくり返されるのだ。
先生はこれを『佐那流立ち(さなるだち)』という特殊な立ち方をすることで実現しているという。

ぜひメルマガ動画で確認していただくか、お近くの講習会で実際に体験していただきたい。

2017年6月2日金曜日

恵比寿稽古『空気投げ』に進展あり!

KDS空手に取り組んでいる岡田さんの稽古会に参加した。

今回は『空気転がし』に進展があった。
これまでは、投げないで安全に『空気投げ』を練習するには斜め前に転がす『渦落』の形にする必要があった。
相手を『左横隅』あるいは『左後隅』に投げる『隅落』では相手が跳びやすく、受け身が取れない人をゆっくり転がすのは難しいと感じていた。
それがこの日、体捌きは『隅落』と同じまま、『後隅』に崩すことで相手に柔らかく座ってもらえる『空気転がし』の形が出来上がった。

きっかけは岡田さんから教わったKDS空手の『波返し』による歩法。
結果として重心移動をスムーズに発生させる『波返し』で相手を崩すと、ゆっくり仕掛けているにもかかわらず、相手が早く崩れるようになった。
ここから『隅落』の体捌きで作りまで行うと、これもスムーズに入れる。
これも岡田さんのアドバイスだが、体捌きの向きを相手がしゃがみやすい方向にすると、最後までゆっくり転がせるとわかった。

やりたかった『隅落』の形での『空気転がし』が出来るようになった。
これなら板張りの床でも安全に練習出来そうだ。
後ろに転がるので全くの初心者の方には安全に配慮して『渦落』の形にするか、まずしゃがんでから後ろに転がる練習をしてもらっておくと良さそうだ。


空手の突きと投げの関係
肩の前に手を伸ばす
体を捻らない

2017年6月1日木曜日

通算3回目『空気投げ』セミナーが忍者武蔵一族向けに開催決定!

通算3回目の『空気投げ』セミナーの開催が決まった。
江戸忍者の団体、武蔵一族の本陣移転を祝して、武蔵一族の方のみに向けて開催する。


道着を持っていない方や初心者の方も参加されるという事と、畳が敷けるのは一部のみということなので、今までと少しメニューを変える必要がある。

軸になるのは『投げない空気投げ』とも言える『空気転がし』。これなら畳でなくても練習できるのでこれを中心に紹介したい。

開催日まであれこれ考えて技を整理し直すのも良い研究になる。


※今回のセミナーは武蔵一族関係者の方のみ参加可能ですので予めご了承ください。

2017年5月21日日曜日

柔道練習103回目『背負い投げ改善』

背負い投げの打ち込み
速度は早くなったが、背負いにくくなっていた。
顔は下を向かずに前を見続ける。
相手に入りすぎると背負えないので、相手を前隅に引き出して空いたスペースに入り込む。

そのまましゃがみこめば相手が浮く

2017年5月19日金曜日

恵比寿稽古『突っ込んで仕掛ける『渦落』』

KDS空手を学んでいる岡田さん主催の稽古会に参加した。

肘に重さを乗せる『鉄騎』の形で肩をあげずに動く。
これが柔道の組み手にも通じる。
肩があがらないようにするのは柔道でも言われるが、直接的に言われるよりも、
肘に重さを乗せる意識を持つことで結果として肩が挙がらないようになると、
意識する場所が違うせいかやりやすい。

浪返しという空手の体捌きが柔道の空気投げに繋がった。相手を引き出すのではなく、相手に突っ込んで仕掛ける『渦落』。
右組みの構えから左技の空気投げに入る。
日曜の柔道でも練習してみたい。

2017年5月17日水曜日

松聲館技法レポート『ひもトレ(四方たすき)』

夜間飛行のメルマガ『風の先、風の跡』向けの動画撮影のため松聲館へ。
小磯さん、金山さんも到着していた。
3人揃うのはずいぶん久しぶりだ。

甲野先生は静岡、浜松でまた変化されていた。
ツイートにもあった『サナル立ち』(漢字は検討中)の安定感がすごい。
足を左右に開いて立っている先生を正面から突き飛ばそうとするが、『サナル立ち』で受けられるとこちらが逆に跳ね返されるほどの威力で止められてしまう。
何を言っているのかと思われるかたはメルマガに載る動画か、各地で開催されるセミナーで確認してほしい。

柔道で相手が釣り手を取りに来るところを、手の甲で受けて流し、相手が崩れるところをそのまま投げに入る技を受けた。
空気投げの定義にも当てはまる投げだが、接触面や触れる面積は『隅落』を手順通りやった場合よりも少ない。
甲野先生があまりにも簡単そうにやっているのと、こちらも見事にやられてしまうので、もしかしてやってみたら意外と出来るのではと思うほどだった。
それで実際、小磯さんとお互いに試してみるが、全く出来なかった。
出来ないなりに発見はあった。
・相手が崩れるところまで引き込む。
・引き込むが引っ張ってはならない。
・相手の動きに乗って吸い込むイメージ。
・相手が崩れたら、崩れが持続する範囲で動く。

発見したてなのでこの先まだまだありそうだ。


ひもトレ
小磯さんと試したひもトレ『四方ダスキ』の効果が凄い。
巻き方は、長さ4メートルのひもをお腹も背中もクロスするように巻くだけ。
これは広島でひもトレを研究している安田さんの発案らしい。
小磯さんは、『浪之下』という体幹部の重さを腕に伝える稽古でその効果を体感したのだという。

すぐに試せるので金山さんの『浪之下』の威力が変わるのか変わらないのか、ひもの有り無しで受けてみた。
結論から言うとひも有りでの変化が予想を遥かに越えていた。

金山さんの『浪之下』を私が受ける。
まずはひも無し。
ピタッと止まり、崩されない。

続いてひも有り。
同じように受けるが、一気に畳近くまで崩される。
私も驚いたが、もっと驚いていたのは金山さんだった。
その前に完全に止められているせいもあって、技が効く感じがしなかったのに、やってみたら嘘のように効いたからだ。
その後、ひも無しで受けたところまたピタッと止まった。

これには驚いた。


撮影では私は試していなかったので、帰宅してからケトルベルを頭上にあげる動作で、ひもの有り無しで変化があるのかを試してみた。
すると金山さんの感想に近いが、巻いてみてもそれだけでは違いがわからなかったが、持ち上げたときの安定感に大きな差があった。

片手で持ち上げた場合、ひも無しだとバランスがとれる場所を筋力で探す感覚だが、ひも有りだと腕も体もケトルベルもピタッと落ち着く。

2017年5月14日日曜日

柔道練習102回目『背負い投げ打ち込み』

背負い投げの打ち込み
背中を使ったら打ち込みが速くなった。

速くなったら相手をロックする動きがおろそかになったので、速さを維持しつつそこを練習した。
肘打ちしながら背中を使って相手を背負う。

背負う感覚が変わりつつある。
相手を背中にくっつけておいて回れば良い。


柔道ノートに書いたもの
背中を使った背負い投げ
背中を使った巴投げ
重心の移動で動く練習
    前転、後転



2017年5月12日金曜日

恵比寿稽古のメモ

時間が取れなくてホントにメモだけ。


地球体操

三点倒立
重心の移動で足を浮かせる
なるべく頭側に重さが乗るように。


壁倒立


前後運動
背骨を一本ずつ感じながら転がる


岡田さんのKDS空手の稽古が着実に進んでいる様子。

そこに私が紹介した人間鞠による弾む体の状態がはまっているようで、このタイミングで紹介できていることに少しだけ不思議な感覚を覚えた。

2017年5月7日日曜日

逆立ち教室と地球体操

浅谷康先生の逆立ち教室と地球体操を連続受講してきた。
一つ一つのワークの目的がシンプルでわかりやすい。
シンプルだけど、簡単に出来るものもあれば、難しく感じるものもある。
逆立ちと地球体操を通じて学んだのは丁寧な動きの積み重ねが高いパフォーマンスを生み出すという事。

地球体操は動きの引き出しを増やす。
動きの引き出しを増やすには動きの要素を混ぜずに取り出して味わう。
筋力も1つの引き出しだが、40才を超えると別の引き出しが必要になる。
重心の位置を感じながら移動する練習は単純な動作に対して、無数の引き出しを作ることが出来る。
この日は体育座りの格好から後ろに転がって戻ってくるという動作で10通りほどのやり方を試した。
引き出しの作り方を教わったのでどんどん増やしていきたい。
浅谷先生の動画を見ると激しい動きに圧倒されてしまうが、ワークでやるのはシンプルな動作ばかりだ。
派手な動きを練習する前にやったほうが良いことがたくさんあるのがよく分かる。

浅谷康先生の逆立ち教室でも重心のコントロールを教わった。前にも後ろにもすぐに倒れ始める、今の私の感覚では何とも危うい位置に立つ。足でも手でも同じ。私の課題は胸の操作。細かい操作で微妙なバランス調整が出来ないと、大きく動いて大きくバランスを崩してしまう。

<メモ>
高いパフォーマンスを生み出すには?
動きの引き出しを増やす地球体操。
逆立ちはまだ出来ない。

応用
背中を丸める動きはそのまま
背負い投げ

背中を丸めて足を引き上げる動きは
巴投げ

背中の設置で×を書いた動きは
前回り受け身


2017年5月1日月曜日

松聲館技法レポート『体を縦圧縮させる』

夜間飛行から発行中、甲野先生メルマガ「風の先、風の跡」に収録する動画の撮影のため松聲館へ行ってきた。
先生の技は先日恵比寿で受けたばかりだったが、また新しい発見をされたというので楽しみにしていた。


新しい発見『手の裏捕り』『鶚捕り』
『手の裏捕り』は柔道で相手が襟を取りに来たところを、両手の甲で挟み込むようにして絡めとり、そのまま投げや立ち関節技に繋げるもの。
タイミングは『飃拳』と呼んでいた動きに近い。先生は説明されないが無関係ではないだろう。
こちらがしっかり襟を取ろうとすればするほど、すかされて上体が泳ぐ。
泳いでしまっては投げられるのは当然だが、普通の攻防ではこのような状態にはならない。
私以外の柔道経験者にも受けていただいて、感想を聞いてみたい。

『鶚捕り』は先生が相手の片手を掴み、相手がそれを振りほどこうとする力を利用して引き寄せるか、引き落とすもの。
先生も発見したてで色々試されているところだが、上手く行くと片手対片手で、振りほどかれずに逆に相手を引き落とすほどの威力がある。


『撃たれてしまえ』『足裏返し』
金山さんが未体験だったので、前回の気付きもおさらいした。
ボクシング経験者でもある金山さんは「リズムがないので予測による対応が出来ない。」との感想を持たれていた。


『旋段の手』
寝技への対応に思いもよらぬ効果があった。
私も先日柔道練習で黒帯の練習仲間相手に確認したばかり。
腕と体幹部の距離を保ちながら動けるため、相手の首をおさえつつ下から返したり、腕十字に対して驚くほどの耐久力を発揮できたりするようだった。


『体を縦圧縮させる』
相手の突き飛ばしを正面から跳ね返す。
金山さんが跳ね返されているのを見たが、目の前の光景が現実離れしていて不思議な気持ちになった。
自分が受けてみても同じく跳ね返される。
確かに現実であり、物理的な現象である。
相手が突き飛ばしてくるエネルギーを瞬間的に地面に通して跳ね返しているように思える。
これを可能にするのが『体の縦圧縮』と言うわけだ。


人間鞠の鞠をバネに置き換えて考えるとイメージを浮かべやすい。
バネを空中に持ち上げて落とすと地面に着いたところで圧縮され、跳ね返る。
体の縦圧縮は、この圧縮されたバネが跳ね返るイメージだ。
これを先生は「足裏を瞬時に腰あたりまで引き上げ、上体は下に落下させて、体を上下に圧縮する。」と表現されていた。

私が出来る範囲でイメージしてみると、人間鞠からの変化になる。
人間鞠は落下させて跳ね返る作用を用いるが、これをしゃがまないが沈みきった状態の体を作ってからやる。
バネで言えば縮ませた状態でいるというイメージ。
ここからさらに上下に圧縮するが、私の場合、足裏を先生の言葉のまま上に引き上げようとすると単に足をあげようとしてしまって圧縮にならない。そこで上体をさらに落下させて縮んでいるバネをさらに圧縮するようにすると、イメージしやすい。
これを金山さんに受けていただいた。
横から押されても耐えられるように少し腰を落として立っていてもらい、いくつかのやり方で押して効果を比較した。
・爪先で蹴って押す。
・謙譲の美徳で押す。
・人間鞠で押す。
・人間鞠の縦圧縮で押す。
・人間鞠の縦圧縮と謙譲の美徳を合わせて押す。
最後に試した形では金山さんが一畳ほど両足が浮いた状態でとんだ。
ちなみに私は一歩踏み出すか踏み出さないか程度の距離から近づいて押している。

我ながら驚く効果だ。

2017年4月30日日曜日

柔道練習101回目『柔道ノート』

いつもは練習後にこうして記録しているが、練習で意識すべき点は練習前にあらためて整理しておいた方がいいと思い、柔道ノートに練習テーマを書いておくことにした。
良く終わった後にあれもこれもやりたかったと思うことが多いのだ。

忘れないで済むように、書くのは次回1回分の練習テーマだけに絞る。
今回ノートに書いたのは以下の通り。
 大きなテーマ:
  『力を抜く』
 個別のテーマ:
  速い背負い投げ
  柏崎先生の巴投げ
  小室先生の横巴
  寝技で『旋段の手』


ノートのおかげでどれも忘れることなく練習することが出来た。
背負い投げはもっともっと練習しないと、今のところ全然できる気がしない。

乱取り中の余計な力みは、以前に比べたらかなり取れてきた。
この日は特に腰の力みを意識していたが、ここの力みが取れないとスタミナを大きく消費してしまう。
たくさん練習するためにも余計な力みは禁物だ。

乱取りでは空気投げの『渦落』が成功した。

相手の懐が深く、頭を低くして足が遠い場合に有効な空気投げだ。

2017年4月16日日曜日

柔道練習100回目『投げられろ!』

暑いくらいの日だった。

子供たちに便乗して、Kパパ先生から『大内刈』の打ち込み指導を受けた。
相手にくっついて、正面を向けた状態で技に入る。
小学生にかけてもらってもこちらがきれいに倒される。
理にかなった技はこうでなくては。
わたしは横を向いたまま入る癖があって、これでは十分にかからない。
しっかり練習して身に付けたい。

どうしようもないので言い訳にならないが、練習時間がもっとほしい。
練習できる体力はもっともっと欲しい。

課題
乱取り中に『背負い投げ』
投げられてもいいから仕掛けるというのが、頭ではわかっていても出来ない。
受け身の練習くらいの切り替えをしないといかん。

今やりたい練習は、技にかからない練習ではなく、技を仕掛ける練習だ。

技を掛けられないくらいなら、いっそ投げられてしまえ!という心構えで取り組みたい。


2017年4月14日金曜日

恵比寿稽古会『KDS空手』

岡田さんが取り組まれているKDS空手の稽古を紹介していただいた。
先日岡田さんは、空手が導いた縁で英国松濤會のベルナルド夫妻からマンツーマンで指導を受けるという、凄い経験をされたばかり。
私に置き換えると三船十段の直弟子にマンツーマンで指導を受けたようなもので、岡田さんが受けた衝撃と感動は大変なものだろうと思う。
その貴重な貴重な体験のお土産稽古をしていただいた。

わたしは空手のことはわからないが、岡田さんの説明を聞く限り、求められる事はシンプルでわかりやすく、しかし奥が深くて技術的には難しいものだった。

難しいがシンプル。
説明は理解できるがすぐには出来ない。
突き詰めていくとこんな感じになるのだろうか。

貴重な体験のお裾分けをいただいた。
目指すところに向かうには地道しかない。
時には回り道も良いかも知れないが、私の場合、目指すところは決めてあって、出来ればそこに真っ直ぐ向かいたい。

近道がないならなおさらだ。

英国松濤會の父、原田先生とベルナルド夫妻の稽古動画です。

2017年4月6日木曜日

松聲館の技法レポート『撃たれて死ぬ』

夜間飛行から発行中の甲野先生のメルマガ動画撮影に松聲館へ。

撮影の度に新しい質の動きに驚かされているが、この日はいつもの2倍驚かされた。

全く質の異なる二種類の動きでそれぞれどうしようもなくやられてしまうという体験は初めてだった。
二種類のうち一つはまだ甲野先生が公開出来ないということで詳しくは書けないが、受けた感触だけ言えば『甲野先生がかつてないほどしっかりして、こちらの抵抗を受け付けなくなる。』と表現できる。
もう一方は、名古屋の山口先生との稽古から始まった『撃たれて死ぬ』と言われる質の動き。
感触から先に言うと『甲野先生の動きに合わせるように、こちらの力が抜けて抵抗出来なくなる。』と表現できる。
甲野先生は後ろから突然『撃たれて死ぬ』動きを内観的にするのだが、タイミング的には、先生を貫通した同じ弾にこちらも撃たれたように何も出来なくなってしまう。

現在非公開の一つめの動きをわたしもやってみたところ、先日動きの質が大きく変わった『人間鞠』との関連を感じることが出来て、私も動きの質がさらに変わって来そうだった。
二つ目はちょっと真似のしょうがない。
私が真似することに意味は無いのかもしれない。
『死んだつもり』や『必死』と、『撃たれて死ぬ』は違うものだ。
受けていて両者が違うのはわかるが、わたしがやるときにこれらを区別するのは難しい。
想像してから動くのとは違う気がするが、想像してからでないと動けない。
体が変わって理解できる日が来るかもしれないくらいに思っておこう。

わたしがどのようにやられているか、夜間飛行から発行している甲野先生の動画付きメルマガで確認していただくか、各地で開催している甲野先生の講座で参加者の方々が受けているのを確認していただきたい。
そして、興味がわいたらぜひ一度実際に受けていただきたい。