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2017年6月28日水曜日

松聲館の技法レポート『謙譲の美徳』のお返し??

甲野先生が出してくる腕をこちらが横方向から払う形。
こちらの手が先生の腕に触れるや、1メートル後ろの壁まで吹っ飛ばされる。

「コンコンとノックする。」
「相手に触れる前に引っ込めようとするのが難しい。」

甲野先生の説明が技の説明になっていない。
これまでの過程が省略されている上に技も鋭く強力になってきるので、わけがわからなかった。

夜間飛行から発行している甲野先生のメルマガ『風の先 風の跡』に載せるため、松聲館へ動画撮影に行ってきた。

しばらくお会いしていなかったせいか、技が大きく変わっていて付いていけない。
と言っても2週間くらいしか空いていないはずだが。
ざっと以下の技の全てが変わっていた。

『払えない突き』
触れると跳ばされる。

『斬落し』
止めようとしても後ろに跳ばされる。

『浪之下』
何故か持っていられなくなる。

『柔道の組手』
十分に組んだところから相手を押し崩される。
こちらの体が一瞬浮かし崩される。

『真剣の速度』
これまでで一番速いのではないか。

『打剣の変化』
ソフト竹刀で検証。
変化するのかしたのかわからないまま打たれる。

『座り正面の対応』
触れた途端、後ろに跳ばされる。


「これは『謙譲の美徳』です。あなたに教えてもらったものをお返し出来ました。」
こうも言われたが私は先生にこんなすごい技を教えた覚えはない。
説明には省略されていたが、ここ最近先生の技を受けている小磯さんによる説明に助けられた。
きっかけはサッカーの競り合いで相手の中心(芯)に向かってぶつけていくと相手が反応しにくくなって止められない、というもの。
ここから相手にカンとぶつけるという感覚が出てきたようだ。
その後、別の形でも相手の芯にぶつけると技が効くことに気づいた。
これらを経て一度ぶつけるのではなく、二度ぶつけるノック「コンコン」の発見に繋がっている。


確かに受けて体ごと跳ばされる感覚は『謙譲の美徳』に近いが、発見の経緯からわかるように『謙譲の美徳』だけではない。
『飃拳(ひょうけん)』、『石火崩し』、『太刀奪り』、『佐那流立ち(さなるだち)』
ちょっと思い付くだけでもこれらの発見があっての今回の技だ。
『謙譲の美徳』を利息付きで返してもらった格好になったが、こちらが受け取れるようになるのはまだまだ先になりそうだ。
自分の動きとして取り入れるためには、今日受けた技の感触をもとに、自分の技としてあらためて発見し直さなければならない。
その時はきっと先生の技と同じものではなくなっているだろうが、それこそ甲野先生が望む形であり、甲野先生との稽古の成果と言える。


甲野先生の最新技が気になるかたは夜間飛行から発行中のメルマガか、各地の公開セミナーへ参加下さい!



2017年6月25日日曜日

柔道練習104回目『背負い投げ』&『空気転がし』

久しぶりの柔道練習。

打ち込みを中心に汗をかいた。
背負い投げで、「相手との距離が近すぎて回れなくなっている。」という指摘を受けて、
打ち込みを修正した。
すると回転したと思ったら相手が浮いている状態になる背負い投げに修正できた。
何度か言われている修正点だが練習で身につけるしかない。地道にやっていきたい。

練習後は、黒帯のパパさん達ら3人に『空気転がし』を受けてもらった。
気になる感想は、3人とも笑ってしまう感触だったようだ。
「わざと受けているみたいで悔しい、けど倒れちゃう。」
「腰がぐにゃってなる。」
柔道家が笑っちゃう『空気転がし』に興味を持たれた方、お気軽にお声がけください!

7月1日の武蔵一族向け『空気投げ』セミナーに向けてよい確認になった。

先日のつくば稽古会の様子から
0:20あたりから『空気転がし』やっています。

2017年6月22日木曜日

動作術に参加。『空気転がし』

いつ以来だったか覚えていないが、中島先生の動作術に参加できた。

この日のテーマは『2力の合成』。
久しぶりに稽古したがやはり面白い。

終わった後で参加者の方や中島先生に『空気転がし』を受けていただいた。
板の床で転ぶことに抵抗があるせいか、全員転がるという結果にはならなかったが、
それでもしゃがむところまで柔らかく入ることができた。
これは7月1日の武蔵一族向けの『空気投げ』セミナーが楽しみだ。

中島先生から動作術の稽古メニュー『抜き足差し足』の利用許可もいただいた。
セミナー当日はこちらも一緒に稽古したい。

先日つくば稽古会で撮影していただいた動画。
『空気転がし』は0:20から

2017年6月18日日曜日

第147回『つくば身体操法研究会』動画『空気転がし』

娘と一緒につくば稽古会へ行ってきた。

つくばに行くとよく遊ぶ年下のYちゃんも来ていて(これなら子供達が遊んでいる間に稽古できそう)と思っていたら甘かった。
なぜかお互いパパにべったりで離れない。
「父の日だからですかね」と誰かが言っていたがうれしい反面、稽古できないのは困ってしまった。
それでも後半、二人で遊んでくれて無事稽古することが出来た。

■空気転がし
武蔵一族でのセミナーを七月頭にひかえている。
参加されるかたは受け身を取れない初心者のかたもいるとのことで、ここつくばの稽古では投げない『空気投げ』である『空気転がし』の検証をしておきたかった。

小磯さんや林さん、Oさんに先日岡田さんとの稽古で出来るようになった隅落版の『空気転がし』を受けていただいた。
どれも説明のとおりにかかってよい感じだったが、やはり床が板の場合は尻餅をつく形になると危ないこともあるので、初心者の方は狭くても畳を使ってもらったほうが良さそうだ。
転がるのも怖いという方がいてもいいように、投げない、転がさない『空気崩し』も用意できている。

忍者向けに説明したかった『忍び足』の稽古メニューも明確になって、二時間のセミナーでやりたいことが整理出来てきた。
1つは動作術の中島先生に教わった『抜き足、差し足』の稽古だ。
忍者向けには『抜き足、差し足、忍び足』と説明したい。

しかしもう1つ整理しておかなくてはならない点がある。
空気投げの仕組みで『ちょっと崩れたところを真っ直ぐおろす』説明だ。
これを忘れていると相手が変わったときにスランプに陥る。実際、娘に『空気転がし』をかけようとしたらかからなくて、何故かと考えたらこの原理に反していた事がある。
技の仕組みがわかっていれば修正点もすぐに見つかる。
娘の場合は小学生で体も小さいので、大人にかけるように動くと、大きく動かしすぎて体幹部もつれてきてしまい、体勢も戻されてしまうのだ。
相手の状態から、技がかかるかどうかわかるように練習しておくと良い。

■タックル潰し、タックル返し
甲野先生のメルマガ動画撮影で体験した、至近距離から相手の両手でこちらの片足をタックルするように掴まれたところを潰したり、返したりする技。

小磯さんが、相手との釣り合いをどう利用するかで潰したり返したり止めたり出来るのだと気づいたと言うので、説明してもらった。
この説明は応用範囲が広く、練習もしやすいので感覚を掴むのにぴったりだと感じた。


この日も娘がたっぷりと遊んでいただいて、父娘ともに大満足の一日でした。
ありがとうございました!


この日の様子が動画でアップされていました。
0:20あたりで『空気転がし』やってます。

2017年6月14日水曜日

松聲館の技法レポート『佐那流立ち(さなるだち)』

甲野先生のメルマガ用動画撮影のため松聲館へ。

前回から一月弱お会いしていなかったが、その間の先生のツイートによれば稽古への意欲が突然失われて、
低空飛行状態にあるという。
このような状態の先生も貴重と思いながら撮影前の稽古を楽しみにしていた。

仕事が長引いて遅れて到着すると小磯さんが
『田島さんが受けるとどうなるのか見てみたい。』と、
普通でない技を受けた様子だった。

すぐに着替えて技を受けたが、サッカーの競り合いで先生を止める形では、
今までで一番不思議な感覚だった。
何も邪魔されていないのに抵抗できないのだ。


さらに驚かされたのが、『佐那流立ち(さなるだち)』だ。
片足をタックルしに行ったところ、足を両腕でしっかりつかんだ状態から後ろ向きにひっくり返された。
しかもその感触は、正面衝突で跳ね返された衝撃は全くなく、
足を掴んだ感触のままひっくり返されるのだ。
先生はこれを『佐那流立ち(さなるだち)』という特殊な立ち方をすることで実現しているという。

ぜひメルマガ動画で確認していただくか、お近くの講習会で実際に体験していただきたい。

2017年6月2日金曜日

恵比寿稽古『空気投げ』に進展あり!

KDS空手に取り組んでいる岡田さんの稽古会に参加した。

今回は『空気転がし』に進展があった。
これまでは、投げないで安全に『空気投げ』を練習するには斜め前に転がす『渦落』の形にする必要があった。
相手を『左横隅』あるいは『左後隅』に投げる『隅落』では相手が跳びやすく、受け身が取れない人をゆっくり転がすのは難しいと感じていた。
それがこの日、体捌きは『隅落』と同じまま、『後隅』に崩すことで相手に柔らかく座ってもらえる『空気転がし』の形が出来上がった。

きっかけは岡田さんから教わったKDS空手の『波返し』による歩法。
結果として重心移動をスムーズに発生させる『波返し』で相手を崩すと、ゆっくり仕掛けているにもかかわらず、相手が早く崩れるようになった。
ここから『隅落』の体捌きで作りまで行うと、これもスムーズに入れる。
これも岡田さんのアドバイスだが、体捌きの向きを相手がしゃがみやすい方向にすると、最後までゆっくり転がせるとわかった。

やりたかった『隅落』の形での『空気転がし』が出来るようになった。
これなら板張りの床でも安全に練習出来そうだ。
後ろに転がるので全くの初心者の方には安全に配慮して『渦落』の形にするか、まずしゃがんでから後ろに転がる練習をしてもらっておくと良さそうだ。


空手の突きと投げの関係
肩の前に手を伸ばす
体を捻らない

2017年6月1日木曜日

通算3回目『空気投げ』セミナーが忍者武蔵一族向けに開催決定!

通算3回目の『空気投げ』セミナーの開催が決まった。
江戸忍者の団体、武蔵一族の本陣移転を祝して、武蔵一族の方のみに向けて開催する。


道着を持っていない方や初心者の方も参加されるという事と、畳が敷けるのは一部のみということなので、今までと少しメニューを変える必要がある。

軸になるのは『投げない空気投げ』とも言える『空気転がし』。これなら畳でなくても練習できるのでこれを中心に紹介したい。

開催日まであれこれ考えて技を整理し直すのも良い研究になる。


※今回のセミナーは武蔵一族関係者の方のみ参加可能ですので予めご了承ください。